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団塊の世代のノンフィクション作家・佐野眞一が書いた渾身のルポ。
面白かったので、新潮文庫上巻・下巻を数日で一気に読んだ。 プロローグ:本の悲鳴が聞こえる! 第1章:書店 「本屋」のあの魅力は、どこに消えたのか 第2章:流通 読みたい本ほど、なぜ手に入らない? 第3章:版元 売れる出版社、売られる出版社 第4章:地方出版 「地方」出版社が示す「いくつかの未来図」 第5章:編集者 「あの本」を編んでいたのは、だれか 第6章:図書館が「時代」と斬り結ぶ日 第7章:そして「書評」も、消費されていく 第8章:電子出版 グーテンベルク以来の「新たな波頭」 エピローグ 「本」の生死をわけるもの 検死編 蔵書の死 読者の死 書店の死と雑誌の死 「本」の復活を感じさせる小さな予兆 本を巡る状況を余すところなく調べ、それぞれのトップランナーにインタビューをして、全貌を浮かび上がらせた問題作だ。 この問題は、広く、そして深い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/11/29 06:57:37 AM
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