2105673 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【お気に入りブログ登録】 【ログイン】

今日も生涯の一日なり

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile


久恒啓一

Comments

http://buycialisky.com/@ Re:「アンビエント・ドライヴァー」(細野晴臣)--危機と曼荼羅(06/04) cialis 2005viagra vs cialis levitradiff…
http://buycialisky.com/@ Re:「二流の志士、最後の志士」の人生観--田中光顕(04/14) enter site natural cialisdoes viagra wo…
http://buycialisonli.com/@ Re:「アンビエント・ドライヴァー」(細野晴臣)--危機と曼荼羅(06/04) cialis jamfort med viagraovernight cial…

Freepage List

Category

Archives

2018/11
2018/10
2018/09
2018/08
2018/07
2006/02/06
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
日曜日、仙台市博物館で開催されている仙台留学百周年特別企画「魯迅展」を見た後、宮床に車を走らせる。
宮城県大和町宮床に生れたみちのくの抒情歌人、漂白の女流歌人、原阿佐緒記念館(1888-1969年)は雪景色の中にひっそりとたたずんでいた。二度目の訪問である。類希な美貌と短歌や絵画の才能が阿佐緒に数奇な運命を招きよせる。東北帝大教授石原純とのスキャンダルで世論の攻撃を浴びる阿佐緒は地元でも批難の的となる。
ちょうど阿佐緒の遺した二冊の日記をテーマとした「蝶の日記」という企画展が記念館の二階で行われていた。「生きながら針にぬかれし蝶のごと悶えつつなほ飛ばむとそする」という歌に心を打たれる。阿佐緒は「これにはことさらにかかぬ、心乱れゐたる故ただにとりとめもなく筆にまかせてかく」と日記を書く心境を記している。
記念館に掲げてある歌が実にいい。よき理解者であった与謝野晶子ばりの官能的で抒情豊かな歌が心に残る。以下、気に入った歌を記す。
(原阿佐緒については後日詳細を記す予定)
------------------------------------------------------------
この涙つひにわが身を沈むべき海とならむを思ひぬはじめ

遠き昔に笛吹く夕何となく人に待たるる心地してゐぬ

あきらめよ都のぼりをあきらめよとて降るごとしみちのくの雪

自らのはげしき性は火と水のなかほどにゆくことはかたかり

おおかたのそしりを聞きぬおとろへし家を保ちて女ばかりあれば

吾がために死なむと言いし男らのみなながらへぬおもしろきかな

生きながら針に貫かれしちょうのごと悶えつつなほ飛ばむとそする

家毎にすもも花咲くみちのくの春べをこもり病みてひさしも

くろかみもこの両乳もうつしみのひとにはもはやふれざるならむ






Last updated  2006/02/07 06:49:23 AM
コメント(0) | コメントを書く

Copyright (c) 1997-2018 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.