2014/07/22(火)08:37
破壊は一瞬 建設は死闘
今日の収穫。
偉大な人間だから偉大な仕事を成し遂げられるのではない。偉大な目的をめざすから人間は偉大になれる。
青年にとって根本の財産は信頼と誠実である。それらは、一朝一夕には築けない。今、自分がいる足下を大切にし、一日一日を丁寧に生ききっていくなかに、信頼・信用という人生の宝が自ずとついてくる。
自分と違うところをもつ人を尊敬できる心の大きさが友情の土壌である。大きい心があれば、その分、すばらしい友情ができる。小さい心には、小さな、やせ細った孤独しか育たないであろう。
まじめと努力に徹した人ほど強い者はいない。どこまでも地道な歩みを貫いた人に、人生最終の栄冠は輝く。
自分のなすべきことに情熱を燃やすことである。今やるべきことに全力をそそげない人に、未来を語る資格はない。足元を着実に固めてこそ、次の大きな飛躍があるのである。
尊敬は尊敬を生む。軽蔑は軽蔑を生む。
今が一番大事である。過去を振り向いてはいけない振り向く必要もない。未来への希望を大いに燃やして、今、この時に全力をそそいで生きる、その人が、人生の賢者である。
恩を知り、恩に感謝し、恩に報いようと生きるとき、人間は、自分自身を豊かに高めていくことができる。
「仲良くしていこう」と思える人は幸せである。「仲良くしていこう」と心を配り、行動していける人は立派である。心がきれいであり、豊かな人である。
人生の年輪を重ねるごとに、心がいよいよ若さを増していく。つねに「さあ、これからだ」と力強く前進する。これが真の健康である。本当の長寿である。
いっさいは、自分の心をどの方向に向けていくかに、かかっている。老いを、単に死に至るまでの衰えの時期と見るか、それとも、人生の完成に向けての総仕上げの時ととらえるのか。老いを人生の下り坂と見るのか、上り坂と見るのか---同じ時間を過ごしても。人生の豊かさは天と地の違いがあるのだ。
笑顔は、幸福の結果というよりも、むしろ幸福の原因だといえよう。
人間にとって、信用ほど大切なものはない。信用こそ最高の財産である。
聡明な人事は、組織を潤沢にし、人材を伸ばす。愚かな人事は、組織をこわし、人材を殺してしまうものである。
破壊は一瞬 建設は死闘
社会の場での戦いは、信用の積み重ねが大事である。それには、誠実、誠意、真心以外ない。
自分がいる、その場所で信頼を勝ち取ることだ。その部署で、第一人者になることである。
負けないという人生は、永久に勝ちである。勝つことよりも負けないことのほうが、偉大なのだ。
人の一生において最も大切なのは、誰を師とし、誰を模範とするかであるといってよい。人生の師を持てること以上に幸福なことはない。
リーダーが無私であればあるほど、その「無私の真空」に引き込まれるようにして、よき人材が集まり、衆知が集まり、民衆の信望が集まってくるものだ。
歴史観とは人間観である。歴史を学ぶことは人間を見る目も豊かにする。
(「池田大作 名言100選」より)。
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