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オルタナテイブ通信より
2007年09月15日 ガソリン高騰の犯人は米国陸軍 米国において、水利権は全て米国陸軍工兵隊が握っている。水道を作りダムを建設し農業用の用水路を建設する仕事、あるいはその仕事の民間への委託、建設許可は、全て米国陸軍の権利下にある。 新規に農地を開拓し農産物を生産するには、農業用水が得られるかどうかが死活問題となる。水の利用の80%が農業用水である。 米国では、穀物商社を生かすも殺すも、その権限は米国陸軍工兵隊が把握している。穀物商社は米軍の下部組織となり、軍と一体化する事によって「のみ」巨大化が可能となる。 穀物商社とは米国陸軍の別名である。 ソ連=ロシアとの麻薬、核兵器、農産物密輸を担当した密輸専門企業=穀物商社=ウクライナ・マフィアの正体は、米国陸軍であった(前回までの記事を参照)。 水利権が陸軍に帰属する事は、米国の西部開拓が軍隊による軍事力を使った原住民=インディオからの土地の略奪、独立国テキサスの軍事力による強引な米国への併合=テキサス侵略、そして開拓と言う歴史に依っている。 食糧不足による食品の価格高騰は、穀物商社に莫大な利益をもたらす。2007年現在、既に食用油等の食品価格が高騰し、年末にかけてはさらに食品価格の高騰が懸念されている。 これは米国陸軍工兵隊=穀物商社により意図的に「作り出されている」。 原油からガソリン、軽油等を製造する原油精製工場の運営には、膨大な水が必要となる。米国陸軍工兵隊は過去30年間、米国内で一切の原油精製工場の建設を許可して来なかった。水の使用を許可しなかった。そのためサウジアラビア等から膨大な原油の輸入を行い、原油が過剰に備蓄されているにも関わらず精製が間に合わずガソリン不足が起こり、ガソリン価格が高騰する結果になる。 これは米国最大世界最大の穀物商社カーギル=米国陸軍を経営する石油王ロックフェラーのガソリン価格高騰戦略として行われて来た。 現在、米国で稼働している原油精製工場は、30年以上前に建設された恐ろしく老朽化した物である。 しかも原油価格は、小売段階の石油製品の価格から逆算して形成される特殊なメカニズムを持っている。つまり1バレルの原油から製造される軽油、ガソリン、灯油等の小売り価格の「総和」が70ドルであれば、油田開発・採掘からタンカーによる輸入までのコストが10ドルであった原油は、70ドル近くの価格で取引きされる結果になる。厳密には70ドルから精製工場の運営コスト、流通コストを差し引いた価格で、米国内で売買される結果になる。 このメカニズムは、ロックフェラー等石油業者に莫大な利益をもたらす。そしてこの原油価格が世界的な原油価格を決定する。それは産油国にとっても莫大な利益となるため、誰も苦情は言わない。消費者は、原油不足だからガソリン高騰は仕方ないと諦める。 しかし、ガソリン高騰=原油高騰は米国陸軍工兵隊により「作為的」に作り出されてきた。 原油高騰により、製造コストの高いエタノールも、ビジネス・ベースで採算の取れる事態が生み出される。エタノール生産で、穀物商社=米国陸軍工兵隊は、新しいエタノール・ビジネスという利益源を手に入れる。しかもエタノール生産で不足気味になった穀物の価格は高騰し、それは穀物商社にさらに莫大な利益をもたらす。米国陸軍工兵隊による自作自演のガソリン高騰=エタノール生産=穀物不足=価格高騰という、市民を欺くトリックである。原油は過剰にダブツイテいる。 ブッシュ大統領はロックフェラーの部下として、「原油高騰に対し国策としてエタノール生産を強く推進する」と演説した。ブッシュにこの演説を行わせた、「ブッシュにとって最も口うるさい圧力団体」と言われるADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド)は、世界最大手のエタノール生産企業であり穀物商社である。 元々、ウィスキー製造等の食品加工企業として、アルコール発酵技術を持っていたADMは、ソ連との穀物密輸の中核に居たウクライナ・マフィアである。ソ連末期、ソ連内部で食糧不足から暴動が起こると、ゴルバチョフ大統領に大量の穀物を与えたのがこのADMであり、ADMの経営陣はゴルバチョフの個人的親友、酒飲み友達として有名である。 ゴルバチョフは米国陸軍工兵隊=ADMと「無二の親友」であった。 穀物商社としては後発組であるADMが、80年代以降、世界のトップクラスの穀物商社に成長した理由は、米国内での穀物商社ドレフュスの製造流通網と一体化した事にあった。 ガソリン高騰=エタノール推進=米国陸軍工兵隊=ADMの正体は、死の商人ドレフュスであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 19, 2007 03:22:18 PM
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