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March 23, 2017
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(つづき)

がん死と発表された患者の「8割」ががん治療による犠牲者だという数字の根拠は、私のもとに寄せられた内部告発による。

   岡山大学医学部付属病院では、やはり入院や通院しているがん患者が次々に亡くなっていく。こで1人のインターン医師がその死亡原因に疑問を抱いた。彼は1年間を区切って、死亡したがん患者のカルテを精査し、その死亡原因の統計をとってみた。すると、驚くべきことが明らかになった。大半の患者は、がん以外の死因で亡くなっていたのだ。

   その多くは感染症だったという。たとえば肺炎、インフルエンザ、院内感染、カンジダ菌感染症……などなど。なぜ、がん患者の大半が感染症で命を落とすのか? その理由は、かれらの免疫力がほとんどゼロになっているからだ。

   では、なせがん患者の免疫力が失われたのか? それは、がん患者に大量投与された抗がん剤や、大量照射された放射線、さらには手術による疲弊などによる副作用が原因である。

   このインターン医師は、がん治療の臨床現場における驚愕の現実を博士論文にまとめた。それを審査してもらうために学部長のもとを訪ねた。それからの出来事には血が凍る。なんと、学部長は論文を一読するなり、目の前でズタズタに引き裂いてゴミ箱に投げ込んだというのだ。

   「このようなショッキングな現実が、患者やその家族に知られたら大変なことになる」

   だからこそ学部長は、衝動的なまでに貴重なこの学術論文を破り捨ててしまったのだ。

   私は内部告発者からこの話を聞いて絶句した。「ぜひ、その博士論文を入手したい」と食い下がったが、彼いわく、「ところがコピーはないんです。インターンの医師も、まさか破り捨てられることを予想していなかったんでしょう」

   かくして、幻の博士論文は、ゴミ屑と化した。

   しかし、なぜ学部長が論文を廃棄したのか? この論文こそが、日本の、いや世界のがん治療の地獄を、ありありと告発する証拠だったからだ。そこにはこう記されてるいたという。

   「死亡したがん患者のうち、がん以外の死因で亡くなった者は、全体の80%であった」

   ここでいう“がん以外の死因”とは、まさに抗がん剤などの「重大副作用」である。

   日本全体では毎年28万人が、がん治療で虐殺されていることになる。つまり、公式発表の“がん患者”の80%。

 

   まるでピント外れの「抗がん剤の有効性論争」

 

   2011年から12年の初めにかけて、雑誌メディアでは「抗がん剤の有効性」をめぐって大論争が巻き起こった。論戦のきっかけとなったのは、『月刊文藝春秋』に載った「抗がん剤は効かない」という戦慄リポートだった。副題は「氾濫するがん特集では触れられないタブー」。筆者は近藤誠医師(慶応大学医学部講師)。彼はこう断言している。

   「専門家たちは(抗がん剤が無効だということに)当然気づいている。気づいていなければ専門家の資格・能力はない」

   メディアは蜂の巣をつついたような騒ぎになった。

   (中略)

 

   原発作業員と同じ! 抗がん剤を取り扱う厳重装備

 

   原発の狂気、抗がん剤の狂気、それはあまりにそっくりだ。まるでコインの表と裏。その理由は、どちらも何百万人、いや何千万人もの人々をむごい死に追いやるからだ。そして、巧妙な“洗脳”で、人々を騙している点も共通している。

   私は取材を進めて、まさに「放射能」と「抗がん剤」は瓜二つであることを確信した。

   その共通点は、いずれも戦慄の超猛毒物であることだ。

   私の手元に一冊の本がある。タイトルは『抗がん剤調整マニュアル』(じほう出版)。そこに驚愕の写真、イラストがあった。ゴーグルにマスク、防護頭巾、さらに袖口まで厳重な防護服に覆われ、両手には白いゴム手袋。なにやら作業を行なっている。よく見ると作業台と作業者は、ガラス戸で仕切られている。その仕切り下の10センチほどの隙間から両手を中に入れて、手作業を行なっている。

   私は、この写真を見た瞬間に、「これは原発と同じだ!」と直感した。まるで福島第一原発で放射能汚染と闘う原発作業員ではないか。

   しかし、かれらが取り扱っているのは放射性物質ではない。かれらは病院の薬剤師であり、抗がん剤の瓶やアンプルから薬剤を注射器に移し換える作業をしているのだ。

   たったそれだけの作業で、この厳重な警戒ぶり!

   まさに高レベルの放射性物質並みの危険物といえる。

 

  がん患者ではなく、病院関係者を守るための重装備

 

   あなたは、こんな光景を見るのは初めてのはずだ。

   「クスリを注射器に移す」。それは、病院であたりまえの手順である。何度も見たことがあるはずだ。薬瓶の蓋に注射針を刺す。アンプルを折って薬剤を注射器に吸い上げる。そんな単純作業なのに、なぜか抗がん剤にかぎっては、このような放射性物質並みの厳重管理で行なう。病院関係者はいったい、何を恐れているのだろうか?

   これが前出の『調整マニュアル』に掲載された「ガウンテクニック」である。羽織るのは抗がん剤防護服だ。薬液を注射器に移すときの「調整者へのばく露防止と汚染の拡散防止」のための“着付け”指導なのである。

   事前にまず、キャップとマスク、ゴム手袋を装着しておく。ガウンの外側に触れないようにして“着付け”を終えたら、さらに袖口を二重手袋で密閉し、オーバーマスクを重ねて装着して完成。

   こうなると原発作業員より、こちらの方がより厳重装備といえる。さらに、これら装備は全て1回きりの使い捨て!

   繰り返すが、抗がん剤を注射器に移すだけの単純作業である。ただそのために、これだけの厳重装備で立ち向かう。目的は「安全確保」のためである。

   断っておくが患者を守るためでは断じてない。これは、病院関係者である看護師の身の安全を守るための装備である。

 

  抗がん剤は地下鉄サリン並みの超猛毒物質

 

   この防護服で、あなたは過去の悪夢を思い出したはずだ。

   そう、地下鉄サリン事件だ。まさにこの厳重防護は、抗がん剤がサリン並みの超猛毒であることを、はからずも露呈している。

   『調整マニュアル』は、抗がん剤は飛沫どころか気体を吸っても超猛毒で危険……と、薬剤師や看護師に喚起しているのだ。

   (中略)

 

  がん死41倍! 毒ガス兵器が戦後、抗がん剤に化けた

 

  これらの毒性を一瞥すれば、抗がん剤の正体が、たんなる超猛毒物質にすぎないことがわかる。猛毒物には1円の金も払う人はいない。ところが、それが医薬品に認可され、「抗がん剤」のラベルを貼ったとたんに、超高額医薬品に変身する。

   これらは地球レベルでも最凶の発がん物質。それが現代医療のがん治療の主役の座におさまっているのだから、狂気もきわまれり。

   そもそも抗がん剤のルーツは、第1次、第2次世界大戦で濫用された毒ガス兵器である、この窒素マスタードガス剤は、たとえば乳がん治療で使われる抗がん剤(投与量換算)では8割を占める!

   これら毒ガス兵器(マスタードガス類)は、すでに1923年、ジュネーブ条約の化学兵器禁止条約で「サリン」「VXガス」と並んで「禁止指定」の「最も危険なランク」である「第一剤・化学兵器」として使用禁止とされている。

   それが、あろうことか戦後は、密かに医薬品の抗がん剤に化けた。

   これも大量破壊兵器の原爆が戦後、原発という“平和産業”に化けたのとそっくりだ。

   じつは、戦争中、日本軍部も化学兵器マスタードガス等を広島・大久野島の毒ガス工場で密かに生産していた。そして、敗戦……。1952年、衝撃事実が明らかになった。

   この毒ガス兵器工場、従業員の半数ががんで亡くなっていたのだ。これら工員たちのがん死亡率は通常の約41倍にも達していた。肺がん死に限ると50倍!

   そして、この仰天の発がん性が明らかになったのちに、この毒ガス兵器は「シクロホスファミド」などの名称で抗がん剤として正式“認可”され、大量に販売され、もっとも売り上げの多い、儲かる抗がん剤となったのである。

 

  「闇の力」による地球人口『削減計画』の一環?

 

   しかし、がんで苦しむ患者たちに、史上最凶の発がん物質(殺人ガス)を投与するとは……。

   あなたは、戦慄の現実に、めまいがして立っていられなくなるだろう。

   こうなるともはや、「効く」「効かない」のレベルの話ではない。

   それはまさに、がんマフィアたちによる悪魔のマッチポンプ商法だ。

   がんビジネスの儲けを爆発的に急増させるために、この猛発がん物質でがん患者数を“爆発”させる。

   そのためには、まず、「早期発見」「早期治療」のスローガンのもと、がん検診で本当はがんでない人たちにがんを“宣告”する。近藤医師(伯出)も「がん検診で見つかるがんは、すべて良性(がんもどき)です」と証言している。がん宣告により恐怖でうちひしがれた人々に、がんマフィアたちは史上最凶発がん物質の抗がん剤を投与して、本物のがん患者に仕立てる。

   こうしてがん患者の数を“爆発”させれば、かれらの抗がん剤による売り上げ利益も“爆発”する。

   (以下略)

  

以上。






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Last updated  March 23, 2017 10:18:32 AM
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