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2007.03.04
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カテゴリ:将棋棋譜
▲伊藤果ー△原田泰夫

 小学校の頃に「将棋つぎの一手入門」(学研まんが 早わかり入門シリーズ)という子ども向けの将棋本を買った。自分の場合、戦法も詰め将棋もいろいろと本を買って覚えた人間でして、今でもやはり本が中心になる。
将棋の場合(将棋以外でもそうだが)は本に載っている事は参考になるがやはり大事なのは実戦。本で戦法や囲い、手筋を色々覚えられて実戦ではそういったものを応用する。ところが部分的に本に載っているような手筋の一手でも全体的に見ると悪い一手なんていうのがよくある。
また定跡書の本も戦法(形)を覚えるためには参考になるが、実戦では役に立たない部分がかなり多い。なぜなら実戦では本に載っている通りに指してくる事が非常に稀だから。
実戦の対局は生き物みたいなものなので、本に載っているものが常に正しいとは限らないのだ。だから本だけで強くなるという事はありえない。
ただし野球でも素振りやキャッチボールなどの基礎練習が大事。将棋でそれに当てはまるのは詰め将棋や次の一手、手筋、格言といったもので、そういったものを本などで勉強したり解いたり覚えたりする事に損はない。
ちなみに棋譜並べは野球で言えばプロなどの野球の試合を見に行く、テレビで観戦する、といったようなものになる。こういった基礎練習をしながら実戦を多く指す事で実力は上がるような気がする(自分の指した将棋の反省も忘れずに)。

 さて将棋はその「つぎの一手入門」の中に出てくる伊藤果七段(当時五段で監修者)の実戦譜。先手の中飛車に後手急戦という形。最近は中飛車といえばゴキゲン中飛車だし、ゴキゲン中飛車ではないノーマル中飛車だと居飛車側が穴熊にする事が多いので、こういう形は珍しいかもしれない。
▲7八金は角交換に備えた一手だが△7二飛に▲7九金が中飛車らしい順。後手の狙いが7筋という事になったので、こちらも飛車を7筋に転換して捌く狙い。角交換から先手は馬を自陣に引きつけて好調のようだが、後手も一歩得で5~7筋が手厚いので結構難しい。
後手が5筋から左(先手から見て)でポイントを大きくポイントを稼いでいるが、▲1五歩が「三歩持ったら端攻め」の通りの攻め。▲1四歩に△1二歩は辛いが、一歩しかないので仕方がない。歩が何枚かあれば△1七歩や△1六歩のような手も考えられそうだが。
先手は1筋を詰めたので自玉が広くなって大きなポイントを稼いだ。途中左金を5八まで寄せたところも大きい。続けて▲7二歩が上ずった後手陣の裏をつく攻め。
▲3六馬に△4三玉も詰められた端から逃げつつ、自分(後手)の勢力範囲に逃げ出す手なので実戦的な受け方だろう。
 先手はと金で香を取りに行くが後手も厚みを生かしていよいよ攻めてくる。先手ペースにも思えるが後手も遊び駒がほとんどないのでかなり難解に思う。しかし▲2一角に△3二歩となった局面は後手が歩切れになり先手が良くなっていると思われる。少し後の▲5九香が歩切れを突いた手で飛車と合わせての二段ロケットは強烈。最後は豊富な駒を生かして後手玉を詰ました。遊んでいるように思えた▲8九桂も最後は生きている。





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最終更新日  2007.03.04 16:55:42
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