毎日は書かないダラダラブログ

2011/09/16(金)07:41

おひさま 戦友(の奥さん)からのはがき

おひさま(147)

 連続テレビ小説「おひさま」|NHKオンライン NHK 長野放送局 連続テレビ小説  「おひさま」 15日木曜の回  朝の百白花。 届いたはがきを読んで少し動揺気味の和成。陽子も少し心配そうに和成を見つめる。 杏子、片手に白い草花を持った徳子と日向子が「蝶々」を楽しそうに歌いながら奥のほうからやってくる。 日向子が白い草花を陽子に見せるが、陽子はチラッと見て少し微笑んだだけで、やはり和成の様子が気になる。 和成の表情は深刻そうで、徳子、杏子もその様子に気づく。 徳子は和成にどうしたのだ、と尋ねるが、和成はすぐには言葉が出てこない。 雰囲気を察した杏子は日向子にままごとをやろう、と声をかけ、陽子の方を見て頷いてテラス席のほうへ行く。 テラスでは杏子が子供役、日向子が母親役でままごとが始まる。  入り口近くの大きなテーブル席に座る陽子、和成、徳子、道夫。 和成ははがきをテーブルの上に置いて見せる。 はがきには 「このたびは 百白花さまご開店のお知らせ有難う存じました。 本来ならば主人がお祝いを申し上げるべきところを 代わりに私が筆を取ります失礼をお許し下さいませ。 実は主人は一年前から肺病を患っており、今年に入ってからは心身ともに随分と衰え、お医者様からも様態(容態の事だろう)急変も覚悟しておくようにと言い渡されております。 ご開店のお知らせが届いてから、夫は丸山様にお会いしたい、命あるうちにもう一度戦友と話がしたいと、日々そればかり申しております。こちらから出向いて行きたくても残念ながら主人にはもうその力が残っておりません。 勝手な申し出、失礼は承知の上でお願い申し上げます。 どうか一目会いに来てやっていただけませんでしょうか。 お返事をお待ち申し上げております。」 と書かれている。 和成は(このはがきは)戦友からだ、代わりに奥さんが書いてきた、と説明し、しばらく黙ってから(この戦友と戦地では)ずっと一緒に戦って一緒に生きて帰ってきた仲間なのだ、と話す。 優しい奴でどんなにつらい時でもにこにこしてみんなを励まし、笑わせてくれた人だ、と話し、その戦友の名前が茂森宏介(しげもり こうすけ)である事を家族に教える。 陽子、徳子、道夫も心配そうな様子で和成の話を聞いている。 宏介は岐阜の多治見の窯元の息子で代々美濃焼きを作っている、と話し、俺も茶碗とか好きなのでいろんな事を教えてもらったりしたのだ、と話す。 宏介は結婚して1年で嫁さんと息子を残して招集された事、宏介と和成の年齢が同じ、嫁さんの歳も同じ事、いつか宏介が窯を任されるようになったら和成のために器を焼いてくれると約束してくれた事、を話し、(はがきの内容から宏介が)肺病で長くはないらしい、と和成は家族に伝える。 話を聞いている陽子、徳子、道夫の様子は心配そうで悲しく深刻な様子。 和成はさらに話を続け、せっかく帰ってきたのに、と言って、(宏介が)息子が大人になったら一緒に酒を飲むんだ、自分で焼いたとっくりとちょこで酒を飲むんだ、と言っていた事を話す。 話を聞いて涙を流し拭う徳子。 生きているうちに俺(和成)に会いたい、会って話がしたい、とはがきに書かれていた事を話し、遠いけど会いに行ってもいいか、と涙をこらえながら家族に尋ねる和成。 徳子は行っといで、家の事は心配しなくてもいい、と微笑んで声をかけ、陽子も「もちろんです。」と返事をして、道夫も行ってこい、と声をかける。 和成が礼を言うと、徳子は少しくらい和成がいなくても何の問題もない、と話して4人は微笑む。 和成は陽子と顔を見合わせてお互い頷き合う。 道夫が明日の一番列車か、と尋ねると、和成は「だと思う」と返事して頷く。 徳子が多治見といったら遠い、と話すと、道夫はどれくらいかかるのか和成に尋ね、和成は半日はかかると思う、と返事をして陽子たちは驚く。 徳子が切符を取っておいた方がいい、と言って立ち上がると、駅まで行ってくる、と出かけようとする。 陽子も立ち上がって「それなら私が」と徳子に声をかけるが、徳子は陽子は和成の仕度をするように、と伝える。 陽子が和成に微笑みながら頷くと、和成も微笑みながら頷く。  テラスでままごとを続ける杏子と日向子。 陽子と和成がテラスまでやってくると、和成は「父さんも入れてくれや。」と声をかける。 杏子がままごとでもいいのか、と尋ねると、和成は遊びの内容が予想と違ったのか苦笑いしながら陽子の方を見て頷き、杏子と日向子の方を向いて「いいよ。もちろん。何すりゃいい?」と尋ねる。 杏子がお父さんはお仕事から帰ってきて、と伝えると、和成は返事をして「ただいま。」と言ってままごとに参加し始める。 楽しそうに見ていた陽子は和成に「頑張って下さいね。お父さん。」と笑顔で声をかけ、仕度をしてくると言って部屋へ向かう。 陽子が行ってしまうので和成はちょっと困った様子。 日向子が早く食べるように、と言うので和成と杏子は「いただきます」と言って食事の真似。 和成はご飯を食べる真似をするが、日向子は違う、と言って「これはおそばだよ」と話す。 和成が謝ると、杏子は思わず吹きだして笑いが止まらない様子。 和成が何を笑っているのだ、と杏子に声をかけると、杏子は立ち上がって笑いながら逃げ出そうとして、和成は追いかけようとする。 そんな2人に日向子が「真面目にやりなさい」と注意するので、和成と杏子は「すいません。」と頭を下げる。 2階の窓からその様子を見て笑う陽子。 日向子が笑っていると杏子はもう一度初めから、と和成に伝え、和成はまた最初からやり直す。  夜、百白花2階の部屋。 杏子と日向子は既に布団に入って眠っている。 陽子はカバンに和成の物を入れて仕度をしている。 横で家族写真を眺めていた和成は家族写真の入った写真立てを手に取り、これを持っていってもいいか、と陽子に尋ねる。 和成が(写真を)持って行って見せてやりたい、と話すと、陽子は「はい」と頷く。 和成が礼を言って写真立てを陽子に渡すと、陽子は写真立てを手拭いで包む。 和成がため息をついて下を向くので陽子がどうしたのかと尋ねると、和成は「どんな気持ちなんだろうなって」と言って「たまんねえよ」と寂しそうにやりきれないような様子で話す。 陽子はしばらく黙って和成の方を見た後、「つらいですね。奥様も。」と言って、和成に大丈夫かと声をかける。 和成は陽子の方を向き大丈夫だ、と返事すると、陽子は頷いて手拭いで包んだ写真立てをカバンに入れる。 和成は立ち上がると棚の段の所に腰掛けて杏子と日向子の寝顔を見つめる。 陽子は少し寂しそうな様子で和成の様子を見ている。  夜明け前。 徳子が起きて調理場へ向かおうとするが、調理場の方を見て足が止まる。 調理場には既に陽子がいて、かまどの中で薪が燃える「パチパチ」という音も聞こえる。 陽子は弁当箱を2つ用意していて、竹の皮の上に既に3つおにぎりが置かれていて(1つは弁当箱の中、2つは弁当箱の外側でたくあんと一緒に竹の皮の上に置かれている)、今4つ目を握っているところ。 徳子は陽子に気づかれないようにしばらく陽子の様子を見守っていたが、微笑むと静かに奥のほうへ向かおうとする。 道夫が起きてきてやってくるので、徳子は「シーッ」と口元に人差し指をあてて静かにするように言い、陽子が今お弁当を作っていると道夫に教える。 道夫はすぐに理解できたようで、2人は微笑みながら陽子の方を見た後、徳子がそっとしておいてやろう、と言って2人は静かに奥へ戻る。 2食分の弁当を作る陽子。 1つの弁当箱にはおにぎり2つににんじんなどの煮物や揚げ物(あるいは焼き物?)が入る。もう一方の弁当箱にはおにぎり2つ、たくあん、卵焼き。  2階の部屋では仕度を終えた和成がカバンを持ち、杏子と日向子の寝顔を見ている。 和成はぐっすりと眠る杏子と日向子を起こさないように、小さな声で「行ってくるよ」と声をかける。  1階の店。 調理場で弁当を弁当風呂敷に包んだ陽子は和成に弁当を手渡す。 徳子、道夫も見送りに出てきている。 和成が弁当を受け取るとズシリと重いので、和成は「重い。」と言い、4人は笑う。 陽子が朝昼2食分ある、と伝えると、和成は陽子に礼を言う。 徳子が気をつけて、と、道夫が行っといで、と、それぞれ和成に声をかけると、和成は頷き、「いってまいります。留守をお願いします。」と家族に伝える。 陽子も和成に「どうか、お気をつけて」と声をかけ、皆様に宜しくお伝え下さい、と和成に声をかける。 和成は再度「行ってまいります」と言って百白花を出て行く。 徳子と道夫は微笑みながら見送るが、陽子は何か不安、寂しさのある様子で見送る。 しかし陽子はこらえきれなくなり、やっぱり駅までお見送りしてきてもいいか、と徳子と道夫に尋ねると、徳子と道夫が返事をする前に「行ってきます」と言って駆け出す。 徳子と道夫は顔を見合わせて笑う。 和成が店の中から外に出たところで陽子が追いつき、陽子が「あの、駅まで。」と話すと和成は礼を言う。 2人は一緒に駅まで向かう。  陽子は何だか和成が遠くへ行ってしまうようで怖かったそうだ。  さて和成が戦友のところへ行く事に決まりました。 が、陽子は何やら不安な様子です。 今後どうなるんでしょうかねえ。  ちなみにヤフーなどの番組表では戦友は「重森」になっているところもありますが、ノベライズ版、および字幕では「茂森」です。

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