常葉菊川4強入り
春センバツ決勝のカード、常葉菊川ー大垣日大戦が準々決勝で再び対決となった。大垣日大の森田投手から取れる点は2・3点でかなり楽観的に見ても4点までと思っていた。よって先発田中が前の日南学園戦のような投球をするととてもじゃないが勝負にはならない。田中がどこまで調子を戻しているか?がカギに思えた。試合展開も打線が終盤型の常葉菊川なので、序盤~中盤は恐らく大垣日大が先行してリードしていくのだろうと思った。
試合は大垣日大が3回に1点先制。ただ田中は少し四球を出したものの前とは比較にならないほど良かったので何とかなると見ていた。常葉菊川は中盤5回に3塁打を含む3連打で2ー1と逆転。田中も中盤あたりの回からだいぶ乗ってきた感じで、5回からはよく頑張って抑えた。いい当たりの打球も野手の守備範囲に行く事が多く、流れもあったかなと。四球四球となるよりもやはり打たせてしまったほうが野手が捕ってくれる事もあるんだし、こういう投球して欲しかったんだけどね。
常葉菊川と大垣日大には実力的にも気持ちの面でもそんなに大差があったとは思えないが、仮に勝負を分けたものがあるとすれば大垣日大が前の試合で森田を温存できなかった事かなと。新潟明訓戦で途中森田はライトに回って2番手投手が投げたのだが、すぐに失点して森田が再度マウンドに、という内容。たらればを言っても仕方がないのだが、ここで温存できてたら中盤の2点もあったかどうかとちょっと感じたんですけどね。
静岡県勢の高校の夏4強入りは34年ぶり。おいらの生まれる前の年ということで、自分が生まれてからは初(苦笑) それより前は結構結果出てたんですけどね。