2011/04/02(土)11:25
JR常磐線が、 土浦駅~(ひたちなか市内の)勝田駅で運転を再開しました。
東日本大震災(2011年3月11日)から今日(2011年3月31日)で、約3週間になります。
JR常磐線は、昨日までは、上野駅~土浦駅までの運行で、土浦駅以北は不通になっていましたが、本日、土浦駅~(ひたちなか市内の)勝田駅で運転を再開しました。
(ただ、まだ、勝田駅以北は不通状態ですし、特急列車も走っていなく、普通列車のみの特別ダイヤでの運行です。)
でも、これは「ひたちなか市」内での復興への確実な一歩の出来事であると思います。
朝日新聞(2011年4月1日)朝刊の報道によりますと、
<以下、朝日新聞(2011年4月1日)朝刊より引用>---------------
JR常磐線 土浦駅~(ひたちなか市内の)勝田駅 再開
そろり日常へ
徐行運転、普通列車のみ
JR常磐線の土浦~勝田間が31日、運転再開した。
普通列車のみの運行で、本数は通常ダイヤの半分ほど。
元に戻るのはまだ先になりそうだ。
午前4時半。震災後初めて営業を再開した水戸駅。
日の出前のホームには、都心への足を求めて始発電車を待つ会社員らの姿があった。
都内に通勤する水戸市の会社員男性(50)は、「特急がないので、始発に乗らないと仕事に間に合わない。でも、復旧したのはうれしい」。同じく都内に通勤する水戸市の公務員男性(63)は「まだまだ本数が少ないね。もう少し増えれば便利になる」。先に運行を再開した東京駅行きの高速バスをあげ、「まだあっちの方が便利かもしれない」と話した。
JR東日本水戸支社によると、当分の間は普通列車のみの運行。しかも、修復したばかりの線路などがある区間では徐行運転するため、水戸から上野まはで2時間半ほどかかってしまう。
徐行運転は、今後10日間ほど続け、安全を確認したうえで徐々に速度を上げていく。本数も増やしていく。特急の再開がいつになるか、現時点でははっきり言えないという。
常磐線の他区間の再開見込みも発表された。勝田~高萩間は9日ごろ、高萩~いわき間は今月下旬までに再開予定だ。JRの他の路線も、水戸線の友部~小山間が今月上旬、水郡線の水戸~常陸青柳間が今月下旬、常陸青柳間~安積永盛間と上菅谷~常陸大田間が今月中旬までの再開の見通しだ。
県庁所在地の玄関駅の再開にあわせ、水戸駅ビルでは、北口の商業施設「エクセル」が、短縮営業ながら1日から1階全店と2階の一部の店で営業を再開する。
南口で建設中だった駅ビルも、中断していた工事をすでに再開している。運営会社の水戸ステーション開発によると、20日予定のグランドオープンは完成が間に合わず取りやめだが、営業できる店から順次開業していくという。
運転再開のめどが立ち、新学期を間近に控えている学校も安堵している。水戸市の水城高校では全校生徒1700人のうち半数が登下校で電車を利用する。
6日の始業式はすでに延期を決め、7日の入学式は実施するものの、授業開始のめどは立っていない。
中山務教頭(60)は「とりあえず、延期がそれほど長引かずにすみそうで、ほっとしている。」。
<以上、朝日新聞(2011年4月1日)朝刊より引用>---------------
とのことです。
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