のんびりきばらし闘病記

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• HMV

  今日はＨＭＶに二日前に注文していたＤＶＤとＣＤが届いた。ほしかった物ばかりで手に入ってよかった。外泊お預けにしたんだからこのぐらいはいいよね。ＤＶＤとＣＤを見たり聞いたりしながら個室一日目は終わり、もう夜中になった。日中の景色も良いけど夜景もかなりきれいでとてもがんセンターの個室からの夜景には思えない。センスのいいＢＧＭといすとテーブルがあってうまい酒ががあれば、チャージで５０００円とれる個室のあるバーになってしまうようだ。（笑）ただこの景色はいつ見ても味気ない。入院しながら見てるから味気ないのもあるが、一番はなんか景色がすごく冷たいような人がまったくいないような、ぬくもり的なものがまったく感じられない。なんか不自然だからいまいち好きになれない。地元で彼女と夜空の星を見あげていたほうが好きだ。

  2005年04月22日

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• 移動完了

  昼前にバタバタと部屋の移動が始まった。ドデカイパズルを組み立てていくようにあっちで出てこっちで入ってで、掃除のおばさんも看護師さんもいつもより忙しそうだった。何の因果かわからないが前回移植した部屋と同じ六号に入った。荷物を広げながら前回の移植の記憶が少しよみがえって、少し複雑な気持ちになった。これからは完全に治すためにきていることを忘れずに常にベストを尽くそう。この個室眺めは最高に良いけど、いつまでそう思えるほど余裕あるかなー。

  2005年04月22日

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• いよいよ

  いよいよ明日から個室に移動することになった。人それぞれだけど、けっこう俺は個室好きだよ。マイペースですごせるしほかの人の事も気にならないしね。特に治療できついときはなんでもありの個室がいい。細かく薬が始まるのがあさってからだからその前に個室を自分の過ごしやすい空間にしないとね。早く身の回りの環境を整えて移植にとりくまないと。

  2005年04月21日

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• 移植日程決定！！

  今日は輸血三昧だった。移殖に日が決まったのでなんか安心した。変に移植の時期の選択が俺にあったために、かなり迷ってしまっていた。これから五ヶ月ぐらいは外に出れないし、食べる物も長い間かなり制限される。二度目の移植というのもかなりリスクがあり、　覚悟が必要だよ。そのあたりでこのまま移植にはいって良い物ものか？少し自由な時間のもらい気持ちの整理をしてから移植するか？かなり迷い悩んでいた。でも今ベスト尽くさずにいつやるのか？ベストを尽くさなければなければ、この半年やってきたことが水の泡になってしまう。今をしっかり乗り越えればやりたいことなんていくらでもできる時間を勝ち取れると信じて主治医の言うとおりの日程で移殖を進めることにしました。五月二日に私の第三の誕生日（輸注）をむかえることになりました。ある程度きつくなったりしんどくなっても良いから病気が治ればいいなと思う。しばらく外出られないからうまくストレスたまんない様にしないとね。これからが本番だから集中してしっかりすごしていかないとね。これまで以上に看護師さんにはお世話になります！！。よろしく。

  2005年04月20日

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• 緊張

  移植までもうすぐ。ヤベーナ、緊張してきたよ。何事もなくさらっと進めば良いなー。あんまり考えても仕方ない。寝ましょ。早く日程きめちまいてーなー。ＺＺＺ

  2005年04月19日

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• 病気との最後の闘い

  やっと二度目の移植ができるとこまできた。絶対に今回の移植で白血病を治す。このやろうーばかやろーしつけんだよ！いい加減にしろよ！ふざけんじゃねーよ！いつまでもこんなことばかりやってられねんだよ！！と病気に言いたい。かならず急性骨髄性白血病とはおさらばしてやる！！。自分の中にできた病気なんだから、自分が治せないわけないんだから今回の入院でかならずなおしてやる。とことん移植で病気を追い詰めてこれで最後にしてやる。これは戦いだ！！絶対に負けない！！

  2005年04月18日

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• 気持ち

  外泊がなくなってしまった上に移植がかなり早まった。気持ちがかなり動揺している。ＧＷをゆっくり過ごしてから気持ち入れなおして移植に取り組もうとしていたのに、突然の変更に驚き結構ストレスがたまってきてる。自分でストレスたまってるなんて言うのは久しぶりだあ。体のことだから予定がうまく進まないのは、当たり前だからうまく納得したい。はやく気持ちを切り替えて移植までの数日を有意義に過ごしたい。何かと準備しないとね。

  2005年04月17日

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• 俺と彼女

  のろけるつもりはないけど今の彼女のことをかこうかな。彼女Ｍちゃんとの付き合いは六年になる。今の二人になるまで本当にいろんなことがあった。お互い意見がぶつかり合い何度も別れてはやりなおしを繰り返していた。そのときは俺としては「何度でもぶつかってわかりあっていけばいい」とおもってあきらめずにいた。そんな事を考えていたら今の病気が発病してしまい、緊急入院してしまった。そのとき二人は別れていてしばらく連絡をとっていなかった。悩んだ白血病になったことを知らせるべきか？知らせてしまえば彼女をとんでもないことに巻き込んでしまう。このまま連絡をとらずに自然消滅させて、俺とは別の生き方をしたほうが彼女のためにいいのではないか？そんなことをかんがえて病気になった事実よりも、知らせるべきかどうか？で悩んでいた。病院にいると誰かにそばにいてほしくなる。治療が進むにつれ孤独と恐怖に押しつぶされそうになり、携帯のメモリーにはいっている友達みんなに電話しまくって気をまぎらわせていたがそんなの一時しのぎに過ぎなかった。「彼女に会いたい」俺は弱い人間だなと思った。偶然彼女から何かに感ずいたように電話がきてしまい、もう隠すことなんかできなかった。夜中に病院のトイレに入り声をつぶして事実をつたえた。すぐつけたして巻き込みたくないことを告げた。俺も彼女も泣いていた、今でもあのシーンは頭に焼きついてるよ。数日して彼女は病院にきはじめて、仕事帰りにいつもきてくれた。彼女はくるたびに白血病のことを少しでも理解しようといろんなことを俺にきいてきた。答えるのは大変だった、質問の答えにはやさしい答えなんてなく残酷なつめたいものしかなく、彼女は今にも泣きそうな目をしながらも必死に大変な病気だということを受け止めようとしていた。　　本当にありがとう。そんなときからもう四年たとうとしてる今まで、彼女は弱気なことは決していわずにうまく俺を励ましてきてくれた。「病気には絶対に負けない」そんなことを心からいえるようになったのは彼女のおかげである。　彼女は俺のモチベーションそのものだ。長い長い入院中俺の知らないところで彼女は何度も泣いていたに違いない、そんな彼女に俺はそばにいてあげることすらできずにいた。本当に申し訳ないと思っていたがしてあげれることはすくなかった。彼女のために別れようとしたときもあった。でも今は今まで支えてくれた彼女のために、必ず病気を治して彼女をしあわせにしてあげたいそうかんがえてる。本当に幸せにしてあげたい。だから病気に負けるわけには行かない。　　　　このまま書いてると四年分書いてしまいそうなんでこのへんにしときます。

  2005年04月16日

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• 外泊予定取り消し？！？

  ＧＷの外泊のための新幹線予約しなければと、めんどくささよりもわくわく感たっぷりで医者に何泊していいか？聞いてみたら思いもしない答えがかえってきた。『面談室でお話します」きたーこんな流れは間違いなくいい話なわけなくて、移植を予定よりも早めたいという話だった。つまり楽しみにしていたＧＷ外泊がなくなるという現実をつきつけられた。「いいタイミングでやるためにはやめましょう。」なんて言われたらいやですなんていえないし自分を納得させるしかない。きつい移植のまえに地元で楽しんで気分一新で次に行きたかったのに俺にっては大誤算。友人の結婚式にも出たかったし、実家にも帰りたかった。何より彼女にあいたかったのにすごく残念だ。彼女も一月ぶりに会えると思いたのしみにしてたのに、なんたいったらいいものか。ひどいよーーー！！しかしここでしっかり主治医の言うようにしないと二度と岩手の地を踏めなくなってしまう。言うこと聞くしかないかー。あーーーでも顔面が無意識にピクピクするほどストレスはたまってるよ。気晴らしさせてよーー。

  2005年04月16日

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• ＮさんＦさん

  今日はやたら知人とあえました。入院してると知り合いに逢うことがなかなかないので、うれしいものです。思いがけない二人とあいました。一人は今の主治医を紹介してもらい、入院したて頃なにかと面倒を見てくれたＮさん。Ｎさんにはいつもいろんな相談をきいてもらい、いきなりの東京入院で不安な俺をまるで親のようにささえてくれた人です。そんなＮさんと久しぶりに会いお茶しながら、お互いの近況報告をしました。なんか話したいことはなしていたら結局「よしよしそれでいいんだよ。」となだめられた感じになり、Ｎさんの器の大きさを再確認させられました。午前中はそんな感じで終わり昼ごはんをたべて、夕方までまったりして過ごして売店にふらふら用事もなくいくと、Ｆさんにあいました。Ｆさんとは一度目の移植の時に知り合った患者仲間でしんどい時にいろんな話をしてたすけあった仲です。病院で会うとは思ってはいなかったので「なに？どしたの？」と聞いたら俺とおなじく病気が再発してしまって、ひとつ下の階に入院していたそうです。そこで二人でお互いのいきさつをしばらく話し合い、お互い大変だけど前向きに行こうときめて病室に戻りました。なんかいろんな話した日だったけど、改めて絶対に病気なんかに負けねーぞと心の中で叫ぶ日でした。

  2005年04月15日

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• スーツにスキンヘッドどうなの！？

  今移植前の最後の抗がん剤治療をしてる途中なんだけど、今月の２９日に岩手の高校からの親友が結婚をする。招待状もらってるから何とか間に合わせたいんだが、間に合うかな？病気になったときから何かと応援してくれてた二人の式だからとにかく出たい。そのことを主治医を相談したら苦笑いしながら「木村さんの体次第ですね。とにかくぎりぎりなのは確かです」だってさ（笑）今のとこ感染症もなく順調に進んでるから自分の体を信じて待とう。しかし頭の毛も眉毛もない俺が黒いスーツ着てスキンヘッドでめでたい席に出ていいものなのか？やくざとカッコいいの紙一重だ！！田舎だから受け入れてくんないだろーなー。　こんな時どうしたら良いかな？何かかぶるべき？かぶるならなにがいいかな？誰か教えてほしいよー。助言ください。２９日の為にスーツ新しくしたんだけどやややりすぎたかな？スーツってむずかしよね。あと眉毛どうしよう？

  2005年04月14日

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• 今日も雨

  最近天気悪いね。せっかく桜が咲いてるのにこれじゃ桜がかわいそうだよ。東京の花見ってなんかバタバタして花もあまり見ないうちすごい勢いで酒飲んでつぶれて解散というようなイメージがある。田舎みたいにたっぷり時間使ってゆっくり花を楽しんで夜桜を楽しんですごす、そんな花見が理想だね。もう春なんだねー病室の外に生えてる植物が最近の雨を浴びてすごく気持ちよさそうにしてる。その植物は半年前に、入院してきたときから毎日見てるがその時からすると葉も茎もかなり伸びている。パソコン打ちながら眺めてると「あーもうそんななるほどいるんだなー」と実感させられる。話は変わるがリハビリ用の新しいエアロバイク今日設置されて、早速乗ってみたらかなり乗り心地がよく、毎日リハビリする気になった。白血球が１００まで下がったし、天気悪いし変なのもらわないように、少しおとなしくうろうろしないようにしまっす。　　

  2005年04月13日

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• よっしゃー！！

  抗がん剤入れおわって、水分や抗生剤とかで点滴つずきだったのが、外れて楽になったよ。元気で調子も良いし、食い物の話ばかり連日してる。病院のなかもきがるにあるけるし、いちいち点滴をつれて歩かなくて良い。夜中にトイレ行くにも邪魔だし、寝るにも邪魔な奴なんだよ。長い間点滴ばかりしてるとおかしなことに点滴台が体の一部になっつてしまう。実際にそうなるわけではなく、感覚がそうなってしまい夜なかや朝方に点滴をつけてないのに点滴台をねぼけながら意味なく押して歩くひとまででてくる。（笑）慣れすぎて点滴台がないと歩くのがいまいちしっくりこない人もでる。なれって怖いねー。早く病院に慣れてしまう前に出て行かないとね。そんなこと良いつつ、もう半年もいる俺は病棟で一番長いよ。いい加減にしないとね。

  2005年04月12日

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• 骨髄検査

  今日は骨髄検査（マルク）について話します。血液疾患の人はつき１度ぐらいでやってる検査で治療の節目でもあり、学校でいう通信簿みたいなものだけどこれがかなり痛い。「木村さん明日マルクですよ」なんて看護師にあっさりよく言われるが、「はーい」なんて返事絶対にしたくない気持ちになる。簡単に何をするか説明するとむねの真ん中の胸骨に太目のを刺して骨の中のゼリー状の骨髄を抜く。これが麻酔はするがまったく効いてないと思うぐらいにいたくて、初めてする人はみんな口をそろえて「魂抜かれたと思うぐらい痛い」と言う。その言葉に対して何度も検査してるベテラン患者はみんな「だろー！？なんか他に良い方法ねーのかな？」と言う。こんな会話が誰かがマルクに行くたびに繰り返し、ささやかれる。何回やってもなれないもんでマルクの前日に予告されると患者はあおざめてため息をつく。それがマルクである。マルクをすることを前日に告げに来るナースの顔が鬼に見えてしまうのは俺だけかな？マルクに連れて行かれる患者のうしろ姿は首根っこ捕まれた猫のようで、終わって戻ってくると大仕事をなしとげた、達成感あふれた男の顔になって戻ってくる。（痛すぎてなぜかニヤニヤしてる）そのギャプは見てる側からすれば面白い。時にいつもやさしいナースが閻魔大王の手下の鬼に見える（笑）。これみたお医者さんはマルクにかわる痛くない検査方法をいつかあみ出してほしいもんだ。

  2005年04月11日

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• 今やってる抗がん剤の話

  少し前に大量キロサイド療法という抗がん剤治療を、朝晩の四日間で薬をいれた。入れてる間はなんとも気持ち悪いし、食欲もかなり落ちる。入れ終わればその後は感染症にかかったりしない限り、わりと楽なもんで食欲も戻るし点滴はずれると普通の状態に近いほどになる。もう少しすると薬の効果が出てきて血液のレベルがほぼゼロになりなんかからだがホワホワした感じになる。そしてさらに輸血を繰り返してるうちに自分で血液をつくるようになり白血球が７００あたりまでふえると骨髄検査をして治療がおわる。この一度の治療が約一ヶ月かかる。長いよなーとにかく時間ばかりかかるから病院の中ですむような趣味をもってて、その趣味を伸ばしたい人にはいい時間かもしれないよ。おれの場合は今頃になってパソコンかっててよかったなと思ってる。彼女に会えるのも東京と岩手で離れてるからやっぱり会えるのは一カ月おきになる。寂しい思いを四年ぐらいさせてるから早く病気治して帰りたいもんだ。抗がん剤治療には時間と体力がかなり必要、そしてもちろん気合もね。三泊の外泊で心身ともに充電して一ヶ月の治療を乗り越える、そしてまた三泊の外泊。このサイクルで治療は進む。治療終われば彼女にあえる！！それが今一番の楽しみだし支えだよ。　

  2005年04月10日

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• 骨髄バンクさい帯血バンク登録のお願い！！

  移植をＧＷ明けに控えてる今、これを見てくれてる人みんなにお願いしたいことがあります。それは元気な人には骨髄バンク、妊娠してる人にはさい帯血バンクに登録してほしいという事です。なぜなら年間約3000人ほどの患者が骨髄移植かさい帯血移植をすることが必要な状況なのに型があう人がいないために移植できずになくなっているひとがたくさんいるからです。助かるかもしれない、生き延びれるかもしれないという希望やチャンスすらもらえず亡くなってる人が現実にたくさんいるんです。わたしは運良く二度目の移植を受けることができますが、移植をできる状態にもっていく為の治療だけでもかなりのリスクがあり、患者の精神的肉体的負担はかなりのものです。すごく苦しくて大変なんです。そこまだいけずに亡くなる人もいるんです。すべての血液患者、すべての移植が必要な患者が生きるチャンスを平等に受けることができるようになるためにも健康な人はぜひ善意ある登録をよろしくお願いします。一度自分の身に置き換えて考えてみてもらえませんか？おねがいします。

  2005年04月08日

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• コーヒータイム

  長い四日間の治療も今日でおわりだよ。やや吐き気もあり食欲も落ちて結構大変だけどそれも今日でおさらばだよ。しばらくお休みにしてたおやつタイムもコーヒータイムも明日からまた毎日たのしまさせてもらいます。あのコーヒーの香りがまたいやされるんだよなーどうせ病院から出れないなら思い切り好きなことしてくつろがせてもらいますよ。アー旨いコーヒーのみたいなー。むずかしことはあまり考えずに、とりあえずコーヒーの香りお楽しんですごしますよ。ほんとはどこか感じのいいカフェでゆっくり飲みたいもんだなーー。

  2005年04月08日

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• 治療中なもんで

  ようやく治療前半が終わり、あと二日間で薬入れるのはおわる。何回やっても抗がん剤はなれないもんだね。たった四日間だけなのにやたら長い時間に感じてしまうよ。とにかく今は白血病細胞が少なくなればいいなと思ってる。薬いれ終わればかなり楽になるんだけどねー。いまはむくんだり吐き気胸の圧迫感などの症状がある。さらにポータブルの心電図もじゃまなことについてる。はやくこの圧迫感から開放されたいもんだよ。あまり内容がなくてごめんなさい。調子もどったらまじめにかきますね。

  2005年04月07日

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• 骨髄検査

  外泊中にも気になって仕方がなかった骨髄検査の結果が，今日主治医から聞けた。結果は前回よりもよくて安心した。また同じ内容の治療を今日からはじめた。健康な人とあまり変わりないくらいまで、悪い細胞が少なくなっていたので今日からの治療でも何もおきないよう管理していきたい。彼女もかなり検査結果をきにしていたみたいでいい報告ができるよ。骨髄検査は30回以上してきたけど、今の主治医がすると今までの激しい痛みが嘘のようになくて驚いた。うわさには聞いてたけどあんなに痛くなく早く上手くできるもんなんだなーとすごく感心してしまった。Ｔ先生ありがとう。体も調子いいしこの調子で移植にいきたい。今抗がん剤入れてるんでやや気持ち悪いんでこの辺にしておきます。またあした。

  2005年04月05日

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• 4日の日記

  今日は病院にさっきかえってきたので真っ暗だよ。ぎりぎりまで外にいたくて新幹線おそいやつでもどりました。彼女とホームでわかれるのは何度もやってるけどほんとつらかったよー。悲しませたくないがしかたがないよね明日からまた勝負だよ かならず乗り越えてみせるよそしてGWは花見してやる。(終)

  2005年04月04日

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• 明日戻る

  明日は外泊最後の日で、明日中に病院に入らなければならないよ。色々食べたし買い物のしたし、彼女や家族ともゆっくりできた。もっと時間ほしいけど、そんなこというときりがないから次の治療にむけて病院にはいる。移植前の最後の治療だから万全の状態で経過みて、できればなんも感染症なく進めばいいなーーつぎの外泊は岩手は桜が咲いてんだろうなー。アー花見したい！！明日からまた長い入院なんで見たくれてる人はなんかコメントあったらなんでもいいからおがいねー。　おやすみ。

  2005年04月03日

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• 今日は実家

  今日は朝から天気が凄くよくて、岩手山がくっつきりととおくからでもみえた。朝飯をゆっくりおいしくたべて、お茶を飲んでほのぼの過ごした後に実家に彼女とドライブをしながら帰った。ひさびさの実家があまりになつかしくて長居してしまった。来月の親友の結婚式にタイミングが間に合いそうな感じになってきてすごくうれしい。俺の闘病を初めのころから応援してくれていた親友の結婚式だからなんとしても出席しくて主治医に相談していた。今日招待状を手渡しでもらってやたらうれしくて、次の治療もなにも感染がないようにうまくいかせよう！！と誓った。ただでさえ親友の式でうれしいのに結婚式自体が少ないことに二回目なもので友達を祝えてほんとにうれしいよ。つかれたんでねますわ。

  2005年04月02日

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• 今日から外泊！！

  うれしなー三泊四日で地元岩手県に帰って心身ともにリフレッシュしてきます。夕方についたんだけどかなりさみくておどろいたよ。桜の気配などまだまだ感じるような気温ではないよ。でもその寒さでさえなつかしくかんじてあーー帰ってきたんだなーとしみじみかんじた。彼女にも久しぶりにあえたし実家にも帰れるし、何より旨い物がしこたま食える！！くいたいものリストに作ったのでそれにそってたべまくります。今日は鉄火丼作ってくったよ。うまかったっす！次の治療にむけて英気をやしなって移植に向けて準備できればいいなー。やりたいこと食いたい物ほしいものがたくさんあるので今日はこのへんにしときます。のんびりのほほーんするつもりだよ。

  2005年04月01日

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• 30年ぶりの東京！？

  今日はおやじが初めて東京の病院の方に、見舞いにきたよ。主治医から話しきいてとりあえず納得したみたい。俺も先の動きが見えてきた感じで、やる気が上がってきて少し気持ちが楽になった。おやじも少し安心したのか？、30年ぶりの東京でハイになってるのか？鮨食いながらかなり酒がすすんでいた。普段ではなかなか話さないようなことを親子ではなく男同士で話ができてすがすがしくうれしかった。うちのおやじは働いてばかりで休もうとしないからなかなかあそびにでない。だから明日には岩手にかえるけど、家につくまでは仕事のことは忘れて羽を休めてもらいたいと思った。だいたい親父と県外に二人でいることが生まれて初めてなんだからまったくそのとりなわけで、ゆっくり休んでもらいたい。家にいる以外の親父を見れてよかった。30年前の古い知り合いに明日会えるようで、わくわくして旧友に電話してる姿はもはや俺のおやじではなくただの独身の男に見えて、会話の邪魔をしたくなくその場から少し離れた。なんかそれがうれしかった。親父は独身時代が懐かしくなってるようで楽しそうだった。　なんだかそんな普段見せない親父の姿を見てるうちに家族の為にも自分の為にも病気治して地元に帰りたい、普通の生活に戻りたい、その気持ちがふつふつとさらに強くなった日だった。

  2005年03月31日

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• 誕生日

  入院中に誕生日むかえるのは、なんだかむなしい。でもとりあえず28歳になりました。二十歳のころは八年も先のことなんて想像もできず、まだまだ先だなとかんがえてた。時間というのは長いような短いような不思議な物で、その時その時の生き方次第で変わってくるんだなと最近思うようになった。人生も量より質ときめて一日一日大事にすごしたい。今日うれしい事があったそれはいきなり看護師さんたちが、ベットのまわりに10人ぐらいあつまりハッピーバースデイを歌ってくれて、寄せ書きまでくれた。恥ずかしかったけどすごくうれしかったよ。渋い味のある大人にならなければ！！彼女と妹からもプレゼントがおくられてきて嬉しかった。明日は親来るしあさってからは外泊できるし、なんかすべてがいい流れになってきたかもしれないねー。この調子で移植までいきたい。日本サッカー微妙な勝ち方だねー高原もつめが甘い感じで全体的にも先がおみやられそうだねえー。

  2005年03月30日

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• ありがとう看護師さん

  春になると出会いや別れが身の回りで頻繁におきる。長い間入院してると気の知れた看護士や医者が多くなり、入院生活で頼もしく信頼できる存在になる。具合がわるい　痛い　眠れない　不安　食欲ない　吐きそうなど患者の困っていることにいろんな形で答えてくれる。イライラしてるときでも普通に接して笑わせてくれる。時には病気にあまり関係ないことでも話し聞いてくれたりして不安をなごませてくれる。とくに身内があまり見舞いにこれない離れた病院に入院してると、そのありがたさはかなりのものだよ。命の恩人なんて思う人がいるけど、実際退院するときはほとんどの人がそう実感してるはず。今日長くお世話になってる看護師さんから移動すると聞いた。正直ショックで寂しくなるなとおもった。照れくさくて気の利いた言葉も伝えれそうにない。だからＨＰで言っとこうかな。「本当にお世話になりましたいつも励ましてくれて前向きな気持ちにしてもらいました。ナースステーションから元気な声が聞こえてくるといつもなんか安心したもんです。移動はさみしくなるけど新しいところでも今のままのやさしい看護師さんでいてください。いつもいそがし日々でしょうけど仕事ほどほどに体に気おつけてくださいねー。」　いざ書くとはずかしなー。元気になったら飯でも食いにいきたいですね。看護師さんのおごりで！？　もちろん現在担当してくれてる看護師さんたちにも日々感謝してますよー。ありがとう。　

  2005年03月29日

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• 底知れぬ食欲！！

  入院生活のなかでいろんな欲が制限される。その中でも食欲はかなり大事なわけで楽しくおいしく食べたい！！　うまいものたべたい！！たくさん食べたい！！食事制限されてるとよけいに大好きな物をたべたくなる。制限されてる中で自分の好きな物をめいいっぱい探しまくって食べる！食べる！食べる！どんな治療も体力がないと勝負にならないから病院の薄味メニューでもできるだけたべる。俺のベットの影には何日かけて食べるのかわからないほどの食料の山がある。いつも何お買いに行くわけでもないのに下の売店に行き、半分無意識に手当たりしだい食べたい物をかごの中に入れてレジまで運ぶ。こんなことを二日に一度のペースでやるんだから食料の山はいつまでたってもなくならない。俺という人間を知らない人が見たら間違いなく普通には見えない。買い物するのが快感なのか？食べることが快感なのか？最近わからなくなってきたよ。ともかく入院中に料理番組みて心の中で叫んでるのは俺だけじゃないはずだ！？

  2005年03月28日

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• 献血はありがたい。

  今抗がん剤治療してるため、血液の値がどん底にひくい。週三度も輸血するほど低い。空気がきれいな病棟にいるからこうしてパソコンいじっていられるけど外に出たとたんに何か解からない感染症にかかりやられてしまう。輸血しないと頭痛かったり，口やけつもいたくなりねつにうなされてしまいかなりしんどい。輸血なしではいられない。だから献血してくれてる見ず知らずの人たちに感謝したい。本当にありがとう！！おかげで強い治療をなんどもできるし、値が低くなっても安全にすごしていられる。血小板を輸血しながらそんなことをかんがえてたよ。みんな献血頼むねーいつか自分が輸血を必要になるときがくるかもしれないし、家族や大切な人が輸血で命が助かる時がくるかもしれない。その日のためにお願いします。話をがらりとかえていいかな？俺ね何でだか知らないがやたら血小板の輸血が体に合わないのか毎回皮膚がボコボコになったりやたらかゆくなったする。これが結構しんどくて。前々回なんか体中にでてしまいついに気管の辺りに出たのか喘息みたいになりくるしくてさわぎになってしまったよ。アレルギーなんだそうだがある意味俺は抗がん剤よりも怖くなっつたよ。　　とにかく献血してくれるみんなにありがとう。おかげでこれからも病気とたたかえるよ！！

  2005年03月27日

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• やや寝不足気味

  今日も天気いいなーと病院の窓越しに築地眺めてる．しかし昨晩の日本負けたねー高原はまったく機能してないしイランには個人技やられ放題で見ててイライラする試合だった。おかげで今朝は気分の悪い寝不足だよ。次の試合に期待したいな。今日も体調は特に問題なし、熱もないしけつもくちもいたくない。血液はまだ上がってこない、上がれば外出外泊できるからまちどおしよ。暇だなー外が天気いいとなおさら退屈で、何かやること探すけど病院の中ではやれることなんてたかが知れてる。今洗濯機回してる。七歳の女の子とするウノがなかなか楽しくて時間を忘れさせてくれる。この七歳の子には毎回感動させられっぱなしで、まだ小さいのに前治療しても骨髄移植してもほんとに元気でおどろくよ。大人でさえ根をあげてしまう治療でもケロッとしてる。子供の生命力はすごいねー。俺もまけずに見習ってすこしのことで根をあげないようにしよう。ふと思い出した。一昨日の夜中のカミナリには驚いた、岩手では雷の音が反響するものが山ぐらいなもんだから、たいしたことないが、東京の雷はビルに反響しまくってものすごい音になる。素朴な発見でした。　もっと病気の事話したほうがいいかな？これでも白血病になって四年になるから、白血病に関しては詳しいつもり。病気のことで聞きたいことある人いたらなんでもきいてね。

  2005年03月26日

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• なかなか難しい

  パソコン初心者なもんでＨＰつくんのむずかしかったよーいつか作ろうと思ってたから良かったーすっきりしたよ。これからがんばってかきます。今日は治療で血液が一番低くてやや体がふわふわしてるよ。最近輸血ばかりやってるよ　内心輸血高いんだよなーなんてどしようもないこと考えてる。ちなみに入院先は築地の国立がんセンターです。消灯はえーなーもう消されたよ。今日は疲れたからまた明日。

  2005年03月25日

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