るりりん草子　ひとひらの雲

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  インフルエンザ（かも）＆江戸情緒本

  風邪を引いてしまった。熱が下がらないので、仕方ないなぁ～、病院に行った。先生、熱が高いから、インフルエンザかも・・と吸入するお薬をくれた。へぇ～、これが話題のインフルエンザ特効薬ってやつね☆お薬のセット方法と、吸入の仕方を教えてくれて、はい、やってみて☆と言われたので・・・粉の入ったカプセルを入れて、穴を開けて、息を吐いて吸って、一回二回三回・・なぁるほど☆面白いわ～♪ただ、４８時間以内じゃないと効かないらしい。私の場合、ぎりぎりってとこかな（＾＾；）帰り、行きにわぁ～、きれいとみて通った梅を携帯カメラでパチッ☆（といわないな・・ピロピロ～～～ン）オオイヌノフグリの群生も、タンポポも、春によく見る花（名前がわからん）もピロピロ～～～ン。 お布団の中では他にすることもないから、本ばかり読んでいる。一昨日から、３冊読み終えた。その中の二冊が山本一力の本、「梅咲きぬ」と「だいこん」だいこんは浅草を、梅咲きぬは深川を舞台にしている。どちらも下町の女性の半生を描いたものなのだが、ストーリー自体は面白い。ただ、この主人公たち、よくできすぎていて、苦境も逆手にとって生き抜くすごいパワフルな女性なのだ。小さいころからのしっかり者、自分の立場をよくわきまえていて、目先もきちんと利いて・・これで上手くいかなきゃウソだよな。下町人情もきっぷのよさも江戸の大火も富岡八幡宮の大祭も大川の風情も・・江戸物に求めるいろいろがちりばめられていて飽きない。私の好きな周五郎、周平とはだいぶ違うんだけど、この作家はこの作家で次回作を読んでみたいなと思う。ところで、江戸物を読むたびに、深川と浅草の位置関係は？、新吉原って何処？本所、向島って？大川って・・？と気になっていた疑問を解決してくれる本を見つけた。江戸散歩　東京散歩 現在の東京と江戸の地図を並べて対比させてある。その上、江戸時代のトレンドスポット、食べ物屋さん、歌舞伎に相撲、職人たちの下町の暮らし、火事場の華火消しなどなど・・江戸好きにはよだれの出そうな話題満載。うん、これは私の最近の一番のお気に入り本～♪

  2005/03/10

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• お水取りと東大寺学園とＫ君

  今、奈良の東大寺二月堂で行われている修二会（お水取り）友達とその話題になった。う～ん・・もう２０年位前に行ったことあるんだけどな・・と私。数年前にクライマックスの１２日に行ったという友達は、ぜんぜん人が前に進まなくて、早めに行ったのに結局、遠くの方からしか見られなかったのだという。昔と違ってすごい人なんだろうな・・夏のＰＬの花火大会にこれも２０年ぶりくらいに行ってみると・・・それはそれは言葉にいえないくらいの人出で、連れて行ったＲが小さくて押しつぶされそうで怖かった・・そんなことを思い出した。でも、行ってみたいな、お水取り☆とお水取りを検索。東大寺のＨＰでこんなのを見つけた。東大寺二月堂お水取りうわぁ、これは厳しそうだ☆でも、闇を走る籠松明の荘厳さ、あの迫力・・見たくなってしまった☆でもでも、ただ今私は風邪ひきさん。解熱剤が効いているから、今は大丈夫だけど、切れるとまた熱が上がってくる。お水取りの終わる１４日までに体調は戻るかな・・東大寺のＨＰで東大寺学園を発見。え～、あの東大寺学園って東大寺関係の学校だったのか・・へぇ～ってことで、先日のＲとの会話を思い出した。Ｒの小学校のときの仲良し君，Ｋ君は中学受験をして東大寺学園に通っている。頭脳明晰、眉目秀麗のＫ君は,とっても礼儀正しい。世の中には天に二物も三物も与えられ、その上、環境まで整っている子もいるんだなぁと遊びに来るＫ君を見るたびに思っていた。高校に進学し、電車通学することになったＲは、そのＫ君と時折駅で出会うらしい。そしてある日。「お母さん、Ｋってさ、一日に家で３時間勉強してるんだってさ、すごいなぁ、東大寺って」あのねぇ、Ｒ・・それってそんなに驚くことでもないと思うんだけど・・（＾＾；）Ｋ君はね、予備校通って、その上、家で３時間やってるんだよ。すごいなぁと言ってないで、ちょっとは見習おうと思って欲しいよ（ブツブツ・・）←心の中の声二人とも来年、受験するんだからね。

  2005/03/09

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• 「赤い長靴」　江國香織

  育ってきた環境が違うから～(>_

  2005/03/09

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• ホリエモン

  朝８時、いつものようについているテレビが小倉さんの番組じゃない。とくダネは？とだんなに聞くと、フジテレビは自分のとこだから、やってないから・・という返事が帰ってきた。あ、そうか・・日本放送の公開株買い付けの発表今日だったんだ☆株なんていつもはまったく興味がない（＾＾；）だからさっぱりわからない（＾＾；）そんな私にさえ、どうなってるの？？？と関心を持たせたホリエモン。前回の近鉄の買収の時だって、凝り固まってるプロ野球界に一石を投じたホリエモン。なんだか目の離せない人だなぁ～♪きっと、凝り固まってる私だから、こんな人が自分のそばにいて、次から次へと新しいことにチャレンジしていくと、あ～、しんどい(>_

  2005/03/08

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• 桜咲け☆

  図書館に行った帰り、遠回りをして帰った。その帰り道の途中、２年前までＲが通っていた塾がある。ビルの４階、見上げると部屋の電気がついていた。ブラインド越しに人影が見えた。あの窓際の席は、校長のＴ先生、Ｒがお世話になった先生だ。朝の１１時、先生もう出勤してらっしゃるんだな。Ｒの通った塾は塾生の４分の１が公立トップ校へ進学する。あと１０日に迫った公立高校の入試を控え、先生は一番お忙しい時期を迎えていらっしゃるのだろう。Ｒの入試数週間前の保護者会で、今が一番大事な時だから、何か変わったこと、困ったことがあったら、夜中でもいいからすぐに電話してください、塾の電話は私の携帯に転送されますからとおっしゃった言葉を思い出す。それまでもけっこう先生に頼りがちだったけど、その言葉も一つの心強いお守りになった。夜中１時くらいまで残る生徒たちを送り出して、家まで車で４０分ほど。先生、何時間寝てらっしゃるのかな・・お身体に気をつけて、１０日間を乗り切ってほしいと願う。きっとあのころの私のように、何十人もの生徒たち、保護者たちが先生を頼りにしていることだろう。Ｔ先生の生徒さんたちに、桜が全部咲きますように☆

  2005/03/03

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• 私の前世チェック

  楽天お散歩していたら、面白そうな占いを見つけたのでやってみた（＾＾私の前世チェック前世はリスだったはずなんだけど（ダンナがそう言う（＾＾；））、他にどんなものがあるのかな・・と、こんなん出ました～～～～♪ あなたの前世はこんな感じ！ あなたの前世は【平安の世に蝶よ花よと面白おかしく遊び暮らした貴族】のようです。あなたの前世は平安貴族。裕福な家庭に生まれ育ち、あまり苦労しないで宮廷で出世した運の良さの持ち主だったようです。特に和歌を得意として、帝から篤い信任を受けていました。生涯のうち、ほとんど苦労をすることを知らず、その一生をまっとうしたのです。数百年のときを経て、現代世界に転生したあなたですが、前世の生き様のためか、あまりこだわりのない性格のようです。友達や遊びを愛して、毎日面白く暮らせればいいや、という思いが心のどこかにあるでしょう。頭脳労働をしているときに、あなたの心に眠る貴族の血が騒ぐことがありそうです。 強者の魂　 45% 道楽の魂　 100% 苦境の魂　 69% 妖魔の魂　 2% ふ～む、なぁるほどぉ～☆その昔、栄花物語や大鏡、読みふけっていたころ、平安貴族の姫～♪を夢見たことがあったけど、髪は数週間洗わない、パタパタ歩くのもダメ、やってくる男を待ってるだけ・・なんてそんな姫はごめんだなぁ～。

  2005/03/02

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• 私のＰＣ事情

  最近、ダンナが私のＰＣを使います(>__

  2005/03/02

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  『大阪城梅林にて』

  大阪城に梅を見に行ってきた。いつもは環状線の大阪城公園前で下りるのだが、ちょっと寄り道をしたので森之宮で下りて、大阪城の玉造口から入った。おなじみの梅林だが、アプローチが違うと、なんだかちょっと変。あれ？こっちでよかったのかなと大阪城の面積の大きさを改めて再確認。石山本願寺址の碑を右手に大阪城天守閣を左に見ながら坂道を下る。観光客を乗せたバスがブレーキの音を軋ませながら、同じ坂を下りていく。目の前にクリスタルタワー、飛行機が伊丹に向かって飛んでいくのが見える。 目を右に転じれば、色とりどりの梅林の上にＯＢＰ（大阪ビジネスパーク）の建物群が浮かぶ。花園と高層ビル・・都会のギャップが面白い。 なんだか梅の花園の上に浮かんでいるかのよう･･で夢心地～♪白梅、紅梅が濃淡に咲き乱れていた。

  2005/02/28

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• 「批判ばかりされた子どもは・・・」

  私は毎日テレビを付けっぱなしにして、出かける用意をしているのだが・・・昨日の朝、いつものように８時過ぎ、とくダネを聞きながら、バタバタしていると・・・皇太子さまの誕生日の記者会見での言葉が耳に入った。「批判ばかりされた子供は非難することを覚える殴られて大きくなった子供は力にたよることを覚える・・」あぁ、いいことを言っているなぁ～そのとおりだ☆何処からの引用なのだろう？と思いながら、時間がなくてバタバタバタ・・・出掛けた。そして今日、朝日新聞を読んでいると、この言葉が載っているのに気がついた。その記事は、皇太子様が読み上げた一遍の詩が納められている本が２３日、各地の書店で売り切れ状態との話だった。その本とは「あなた自身の社会　スウェーデンの中学教科書」（出版社　新評論）さっき見たアマゾンのランキングでも一位になっていた。あぁ、いい言葉だなぁ、何処からの引用なのだろう・・続きを読みたい☆と思った人がたくさんいたのだろう。ほんの少し読まれたこの詩に共感した人がたくさんいたのだろう。そして、その人たちはきっと、昨今の子供たちをめぐる様々な事件に困惑し、危惧感を抱き、何とかならないものかと心を痛めているのだろう。子供たちの回りにいる人たちすべてがこの詩を心のどこかに留めて接してあげることができたらと・・そう思ってやまない。『子ども』批判ばかりされた子どもは非難することをおぼえる殴られて大きくなった子どもは力にたよることをおぼえる笑いものにされた子どもはものを言わずにいることをおぼえる皮肉にさらされた子どもは鈍い良心のもちぬしとなるしかし、激励をうけた子どもは自信をおぼえる寛容にであった子どもは忍耐をおぼえる賞賛を受けた子どもは評価することをおぼえるフェアプレーを経験した子どもは公正をおぼえる友情を知る子どもは親切をおぼえる安心を経験した子どもは信頼をおぼえる可愛がられ抱きしめられた子どもは世界中の愛情を感じとることをおぼえる『あなた自身の社会　スウェーデンの中学教科書』（川上邦夫訳　新評論）から

  2005/02/24

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  「ドンベア」

  フラワーセンターに花を見に出かけた。新聞でその花が咲いているという記事を見て、すぐにボックリ博士のＨＰで見た花だと気がついた。華やかでそれでいてどこかはかなげな印象のピンクの花、ドンベア。新聞に載った写真が最盛期だったのだろう・・少しうなだれたドンベアは、ボックリ博士のＨＰで見たのとは,ちょっと雰囲気が違って見えたけど、それでもシフォンの生地のような柔らかさを漂わせた美しい花だった。 その隣にあった白いドンベア、こっちは今が盛り。ただ、好みはあるだろうけど、私はピンクの方が好きだな。 フラワーセンターを出て、公園を歩いた。春秋の休日にはたくさんの人が集まる公園も冬の平日には、遊具で遊ぶ母子二組、ジョギングの男性一人。なかなか予約の取れないテニスコートにもプレーヤーの姿はなかった。葉っぱを全部落としたコート横の並木のシルエットが美しい。 公園を一回りして帰ろうと遊歩道を歩き出すと・・・どこからかかすかに聞こえる笛の音。こんな場所で、和楽器の音を聴くなんて・・・いったい何の音なんだろう・・と音の元が気になって笛の音が聞こえてくる方へ足を向けた。すると公園の一番端、野球場のグラウンドのフェンスの向こう側、誰かが笛を吹いている。あれは多分、篳篥。曲は越天楽。うわぁ～、こんなところでこんな音色に出会えるなんて・・もう少し楽しませてもらっちゃおう～♪と、越天楽から代わった知らない曲を聴きながら、また歩き出した。すると・・・またまた出会ってしまった、フウの実。落ち葉の重なる上に落ちていた。これは、先日ボックリ博士に教えていただいたモミジバフウの実とはまた違う。でも、トゲトゲしているところが一緒。 二つの嬉しい出会いにご機嫌な一日～♪

  2005/02/22

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• 15冊の図書館本

  この時期、どこの図書館も蔵書の整理期間に入る。そこで、本の貸し出し期間がいつもの２週間から一ヶ月ほどに延びる。やった☆ゆっくり読める～♪と思うのだが、貸し出し冊数も増えて、５冊から１０冊に・・よくばりな私だから、結局、あれもこれもと増えて・・２つの図書館から合計１５冊も貸し出してしまった・・・(^^;一ヶ月で１５冊ということは・・・単純計算で２日に一冊。あはは・・無理！！(^^;・わが道は京都岡崎から・ダリア・ぐるりのこと・祇園の課外授業・国語辞書事件簿・梅咲きぬ・人間は考えるＦになる・万葉人の遺言・本当は恐ろしい万葉集・悪の梯子・雪の華・義経・赤い長靴・なぜベストを尽くさないのか・ＴＥＥＮ　ＡＧＥさぁて、どこまで読めるかな・・・幸せで不幸せな気分～♪

  2005/02/19

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• さよならまで・・・あと一ヵ月☆

  今日の晩御飯は何にするの？今晩は鮭のホイル焼き。更衣室で着替えながら、友達に尋ねた。返ってきた答えに思わず噴出した。まったくぅ☆、想像力ってものがないんだからね。私も一緒だよ。今日の社食のランチメニューは鮭のホイル焼きだった。お弁当を食べながら、おいしそうだなって隣の同僚のランチを見ていた。あ、同じこと考えたんだね・・と友達は言って、味は何かな？と聞いた。鮭に塩コショウ、それからマヨネーズかな。そうそう、きのこのほかに玉ねぎの薄切りを入れるとおいしいよ☆普段通りの何気ない会話を交わしながら、ふとこみ上げるものがある。こんなあまりに普通な日常もあと一ヶ月あまり。一ヶ月ほど前、会社が移転するため、パート契約の社員の契約更新はしないという話があった。３～４年ほど前から、私の周りでは社内の統廃合による転勤、転居がけっこうある。事務部門がすべて東京に移ったため、東京に単身赴任とか、研究所が統合されたため、地方転勤とか・・生き残りをかけて、少しでも経費を削減しようということなのだろう。とうとう私にもこんな日が・・パート契約社員は転勤がない代わり、仕事そのものを失くしてしまう・・・８年ほど前、仕事をさがしはじめたころ、Ｒは小学校４年生だった。仕事をさがす上での条件は，Ｒが帰宅する前に帰宅できること。それが第一条件だった。仕事内容よりもその条件を優先させて、就職が決まった。いつも頭の片隅に転職を思いながら、でも実際に行動に移せなかったのは、気心の知れた同僚たちがいたから。図書館本の期限が近づくと、私はランチの後の時間を読書に当てる。同僚たちの談笑から離れて一人本を読む私を、また返却日が迫ってるのねと笑ってくれる。皮肉も嫌味もない彼女たちの寛容を、私はとても感謝している。そんな居心地のいい人間関係が出来上がっていたのに・・その彼女たちとももうすぐお別れ・・みんな離れ離れになるのだと思うととても寂しい。寂しいけど・・でもまた履歴書書かなくっちゃ☆

  2005/02/17

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• 「バカ日本地図」

  まったくもう・・電話を切った同僚が何かぶつぶつ言っている。どうしたの？送って欲しいものがあって、ある会社に電話したのだそうだ。すると、その会社の人が、○○（私の会社のある都市名）ってどこですかって聞いたのだそうだ。東京の人ってばっかじゃなぁい☆関西だったらそんなこと聞かなくってもみんな知ってるわ☆と彼女は言う。そうだなぁ～、関西だったら、この地名聞いたら、どこかくらいはすぐわかりそう・・なにで有名かまでみんな答えられそう・・と思いながら、先日読んだ本を思い出した。『バカ日本地図』日本地図を元に、ネットでそれぞれ自分がが思っている日本の県名や県について投稿して、県名をその投稿通りに変えていくと・・・出来上がった日本地図にはほとんど元の県名は残っていない。四国全部が高知になったり・・ディズニー県が登場したり・・北海道にムツゴロウ王国ができたり・・福岡・福井・福島の区別がついてないため、福岡は福井になったり・・佐賀が佐渡島の場所になったり・・読み始め、そんなバカなぁ,～、ありえへん☆と思ってげらげら笑いながら読んでいた。だって、滋賀県は琵琶湖の真ん中にある島だとか、愛媛県の位置は愛知県の場所だとか・・・いくらなんでも小学校でも中学でもちゃんと地理習ったはず☆信じられへん・・と思いながら読んでいたのだが・・・そういえば私、栃木と群馬どっちが東でどっちが西か、よく覚えていないな・・とか日本海側の北から順に、県名言うと、秋田と山形、どっちが北だったかな・・とかバカ日本地図をそのまま行く自分に気が付いてしまった（＾＾；）自分の住んでいる周りくらいはちゃんとわかっていても、狭いようで縦に長い日本列島、なかなか全部は把握できていない。人のこと言えないなぁと気がつかされた出来事だった。

  2005/02/16

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• ２９個のバレンタインチョコ

  お帰り、はいこれ☆昨日バレンタインのチョコをあげようと、帰宅したＲの部屋に入ると、ふくらんだ大きなビニール袋が目に入った。なぁに、それ？と聞くと、貰ったという答えが返ってきた。チラッと覗くと・・・ラッピングしたいくつかの包みが見えた。ははぁ～☆、バレンタインチョコだな。それにしてもすごい数☆Ｒが部屋を出た隙に（＾＾；）そっと数えると・・・なんと２９個もあった・・決してＲが人気者ってことじゃない。去年もそうだった。クラブの女の子たちからの手作りチョコ。男の子全員に、一人一人が作ってくれたものらしい。トリュフあり、トッピングしたチョコあり、チョコマフィン,チョコクッキー、チョコレートブラウニー・・・ラッピングもそれぞれに、一つ一つ個性豊かな作品が勢ぞろいしていた。前日は日曜日、これだけの量作ろうと思ったら、女の子たちは一日かけて用意してくれたんだろうな。作るの楽しみ☆って子もいれば、大変だぁ(>_

  2005/02/15

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• 「受験」

  おはよう、どうだった？うん、ありがと☆合格したよ。職場の友達はＲより二つ年下の子供がいる。先日はその子の高校受験の発表の日だった。一人目の受験だから、何もわからず心配という彼女に２年前の情報だけど・・といいながらいろんな話をした。彼女の子は，Ｒが通った塾でＲが受け持ってもらった先生に教えてもらっている。塾も先生も精一杯のサポートしてくれるから、後は本人と親次第よ、でもその前に滑り止めだけはしっかり確保しておかなくっちゃねと話したのは１２月、私立の受験校を決めるときだった。１月の末、願書出した？と聞いたら、うん・・・、でも、心配・・という答えが返ってきた。塾のＴ先生、いけるって言ったんでしょ？と言うと、上のクラスは勝負だけど回しがあるから大丈夫って言われたとのこと。それなら心配ないよ☆と言いながら，Ｒの受験のときのことを思い出した。Ｒの受けた高校は面接があった。その高校の生徒たちは○○カットという髪型をしている。塾の先生に大丈夫と太鼓判を押された学校だったが、私にはとても心配なことが一つあった。今考えればバカらしい心配なのだが、そのときは、受験の合否しか頭にないから、いろんなつまらないことまで考える。Ｒの髪は天然パーマ。高校生になってすぐ憧れのさらさらヘア～♪にしたいと美容院に行ったのだが、帰ってきたＲは何も変わっていない。え？縮毛矯正したんじゃないの？うん、したんだけど・・・これ以上は髪を傷めるからできないって言われた（涙というくらいの天然パーマなのだ。そして、Ｒの髪質ではどうがんばってもあの「○○カット」はできそうにない。だから、お母さんは心配しました。パンチパーマだから、点数取れても不合格になるんじゃないかって・・中学の内申書に、天然パーマですって書いてもらおうかなって・・今思えば笑える話だけど、そのときは受験の合否しかみえてないから、まったく真剣。発表の日は速達が届くまで、どきどきハラハラ・・・。合格の文字を見て、ホッとしたのだった。友達の話を聞いていると、あのころの私がよみがえってくる。でも、また今年は高校３年生。大学受験には親は係わらなくてもいいよねと言いながら、やっぱりハラハラどきどきしてしまうのだろうな。Ｎちゃん、次は本命の公立だね。Ｒと同じ高校に入れるように、がんばってもらってね☆

  2005/02/14

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• 「日暮らし」宮部みゆき

  背景は江戸時代、でも描く世界は同じ宮部ワールド。短編かしらと読み進めていくうちに、点と点だった話が、いつしか絡まりあって一つになりながら、終章へと向かっていく。宮部ミステリーも江戸時代を舞台にすると、想像と創造を自由にない混ぜにして創作できるから、現代を舞台にしたものとはまた違った楽しさがある。今を舞台をすると嘘くさい話も、時代劇の中では違和感なくすんなりと溶け込む。宮部さんお得意の妖し。今でいうと大掛かりなマジックショーも謎の解明におおっぴらに一役かっていたり・・そんなこともやって見せてくれる。ひときわ変わった個性の持ち主たちが作り出す日々の世界。郊外のお化けが出るというお屋敷に住む謎に満ちた女性。次は何が出てくるのかとわくわくどきどきしながら、次のページをめくる。そして、宮部作品を読むといつも同様のことを感じるのだが・・・天は自ら助くるものを助く・・決して甘やかしてはくれないが、自分で生きる道を切り開こうとするものへ、注ぐ眼差しが温かい

  2005/02/12

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• ある日の会話より・・

  ダンナの友人に合唱団を主宰している人がいる。先日、一緒にカラオケに行ったらしい・・彼が歌うのを聞いているととても楽しいのだそうだ。合唱団を主宰しているくらいだから、きっとすごく上手いんだろう・・歌で遊んでるってのが、聴いててわかるんだよな・・とダンナは言う。音を何度かを上げると、音をとらなくてもその次の音からすぐちゃんと合わせて歌えるんだそうだ。ふ～ん、すごいねぇ～！と感心する私。その横でＲ、お父さんにしてみればそれはすごいことだよな☆って。ん？という顔をする私に、お父さんの六甲おろし！・・・とＲは言った。ダンナは歌は好きなんだけど、音程に関しては時々、？？という音になる。そのもっともすごい☆のが阪神の応援歌「六甲おろし」出だしの「ろっ～こぁおろ～しにぃ～♪」の「にぃ～♪」の音程が何度歌ってもこの部分だけおかしい(^^;Ｒが変だよと直すと普通になるんだけど、次に歌うとまた元に戻ってしまっている。きっと、ダンナの中では間違った音がインプットされてしまっているんだろう・・晩御飯を食べながら、縄跳びの話になった。俺、縄跳び嫌いだったなぁ～とテレビを見ながらダンナが言った。へぇ～、運動神経いいのにね・・と私。その横で，Ｒがニヤニヤしながら、縄跳びはリズム感かなって・・そして、その後に、だってあの六甲おろしだもんな・・てぼそっと言った。

  2005/02/11

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• 『ネバーランド』　恩田陸

  匹田絞りという着物の技巧の話を読んだことがあった。遠くから見ると、柄がはっきりと浮かんで見える。そして、近づいてみると、その柄は細かな絞りの技巧を重ねて出来上がっていることがわかる。恩田陸のネバーランドを読んで、その話を思い出した。有名進学校の寮に居残った男子４人のお話。年末年始、自宅に帰省せず寮に残る子たちはそれぞれにそれぞれの複雑な事情を抱える。恩田陸という小説家がいることは知っていたが、読んだことはなかった。そして・・恩田陸は男性だとずっと思いこんできた。その思い込みが溶けたのは、つい、一ヶ月ほど前、何かで写真を見たからだった。あれ！女の人だったのか・・もし、それを知らずにこの小説を読んでいたら、何らかの違和感を感じたことだろう。寮生活の男子学生の描き方が女性だと思った。こんな男の子たちがいたらいいなぁと私も思った。それぞれの苦悩を抱きながら、男の子たちも彼らの友情も、この時代にあった美しさで描かれている。きっとそれは、女性の目から見た願望。思春期の男の子を描いた漫画を思い出した。それはそれとして、ミステリアスな場面も、アットホームな場面も、あぁ青春って場面もいろんな柄がはっきり見えてこの物語は面白い。そして、その場面を支える言葉の一つ一つ、その選び方、組み合わせ方が読んできて心地よい。恩田陸のフレーズの作り方、私好みだな。

  2005/02/10

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• 眼科に行った。

  空を見たり、本を読んだりすると、小さな黒い点がぼんやり浮かぶ。ここ数週間、気になっていた。なんだろう・・と思っていたけど、気持ち悪いので、今日眼科へ行ってみた。目の表面はきれいですけど・・と瞳を映した隣のモニターの拡大画面を見せながら医者は言った。黒い点っていうのは、目の奥ですから、眼底検査をしなくてはわかりませんね。え～～～、眼底検査・・・なんか怖そう（＾＾；）どうしますかって聞かれたけど、どうしますもこうしますも、やらなきゃわかんないんでしょ？ということで、目薬をさして，瞳孔が開くのを数十分待つ。そして、数十分後、上向いて右上向いて右向いて・・・と医師の指示の元、あっちこっち見た後で・・またまたモニター画面見せながら、異常ありませんね・・・と。あ～、よかった☆でも先生、この黒いの取れるんですか？と聞いたところ、ショックな言葉が返ってきた。問題はありませんけど、それは取れないんですよ。取る方法はありません。『加齢によるものだから』出た☆『加齢』この前も何かで言われたばかりだ。自分では何も変わっていないつもりでも、正直に身体は歳を取って行くんだなと最近思う。この前同年代の歌手が更年期障害で倒れたという話をテレビでやっていた。更年期、何だよぉ、それってもっと年上の人のなるものじゃないの・・・いつまでも若いつもりの精神と、そんな気持ちとは無関係に確実に衰えていく肉体と・・そのギャップが一番大きい時が更年期だとしたら、私、更年期一年生かな・・あぁ、自覚したくない(>_

  2005/02/09

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• 「大穴」　団鬼六

  ＳＭ小説の団さん、新しい境地かしら・・・と手に取ってみたのだが・・なんと４０数年前のデビュー２作目の作品であった。大学生で相場師の恭太郎が主人公。大阪北浜を舞台に、株の売り買いに息を呑む人間模様が描かれていた。相場なんてさっぱりわからないけど、すごい単位のお金が（昭和３０年ごろだから、ちょっと今とは違うけど）あっという間に生まれたりなくなったり、どうなるの・・って思いながら読んでいたら、あっという間に読み終わってしまった。舞台が大阪だけあって、主人公もその周りに集まる人々も、難波ど根性って感じで腹すわっててすごい。昔の小説によく小豆相場に手を出して没落した・・なんて話がでてくるけど、小豆相場ってこういうもんなんだって納得。しっかり計算して、肝も据わって、相場の感があっても失敗してしまうのなら、田舎の地主、山持ちが手を出しても上手くいかないのは当たり前って思った。小豆相場なんて今もあるのかな？？株なんて遠い世界だけど、自社の株を守ろうとする会社、その株を買い占めようとする大手の会社、その株を大量に買って、株主の会社と大手の会社に裏取引を持ちかける恭太郎・・と三つ巴の攻防戦にこんなことって本当にあるの？？知らない世界ってほんとに面白い～♪感と肝っ玉とど根性で突き進む恭太郎だけど、憎めないのは難波っ子人情みたいなものを感じさせてくれるからかな。書店の文庫本の棚に団さんの「花と蛇」見つけて、え～、こんな本も文庫本になるの？と驚いたことがあったが、この本も、え～、団さん、こんな本も書いてたの☆とびっくりだった。

  2005/02/07

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  木の実いろいろ＆名前がわかった☆

  年に何度か訪れるお気に入りの場所がある。厄除けのお寺から、丁石をたどって山の麓まで歩く。その参道の山道の雰囲気が好きだ。太い杉の木立から、明るい雑木林を経て、山道は急な坂を下る。昔、善男善女がたどったころは、下に見る風景は山野、田畑だったのだろうが、開発の波に押されて立ち並ぶ家々が小さく見える。下りきったところにこの並木がある。残念ながら、紅葉しているときに来たことはないのだが、フウの木、秋にはきっと葉っぱを真っ赤に紅葉させているはずだ。この時期のお楽しみは、フウの実を拾うこと。金のラッカーを吹き付けて、クリスマスリースの飾りにしたこともあった。この実を見ていると、自然の造形美にうっとりしてしまう。 もう一つは、オオバヤシャブシ。昔よく使っていたテニスコートの裏がすぐ山で、秋になるとそのテニスコート横の木がかわいい実を落とす。これも金ラッカーでリースの飾りになっているのを見たことがある。何の木だろうと図鑑で調べてみると・・「ヤシャブシ」と書いてあった。そのヤシャブシのでっかいバージョンを写真美術館の庭で見つけた。ヤシャブシの仲間だろうけど、それにしてもでっかい☆でも、こっちは図鑑に載っていなかった。 で、先日から、なんだろう？と気になって気になっていた木。「この木何の木」に鑑定依頼しようかな・・でもその前に自分で調べてからにしなくっちゃ☆と思っていたのだが・・やっぱり自分では調べることができず、またまた他力本願で、教えていただいちゃいました。「ベニチョウジ」冬枯れの中で、赤い花がとても目を引きました。

  2005/02/04

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• 木曜日は忙しい。。

  今日は木曜日。朝の家事を終わると、テニスコートに確認の電話。「もしもし、今朝はコート使えますか？」川崎にいたときは、コートは全部ハードだったから、こんなことはなかったのだが、こっちに引っ越してみると、なんとコートのほとんどがクレイ。足には優しいコートなんだけど、冬には一つ仕事が増える。それは、コートの状態を確かめること。雨の降った次の日はまだコートが乾いていなくて使えない。寒い朝は霜柱が立っていたりして、その後、お日様が直ぐ照ってくると、コートはどろどろになって使えない。でも、今朝は・・・「大丈夫、使えますよ」管理事務所のお兄さんの声が返ってきた。スキー大好きなコーチは冬の間はスキーに忙しくってお休み。自主練習とは名ばかりの気の抜けたテニスもそれはそれで楽しいもの。向こうのコートで若い男性コーチにおばさんたちがしぼられているのを横目で見ながら、こっちはキャァキャア叫びすぎ☆（コーチがいると真面目になるんだけどね）今日はサーブはばっちり決まるし、お得意のバックボレーもセンターに面白いように決まるし・・でるんるん～♪でもでも、今日は午後から仕事(>_

  2005/02/03

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• 「俯いていたつもりはない」/「幸福な食卓」

  「俯いていたつもりはない」　　永井するみ　光文社恋愛ミステリーってところかしら・・主人公緋沙子の周りで起こる殺人事件。関係ないようで微妙に関連性があって・・ストーリーは進んでいく。大好きだった男性が、結婚していて、それを理由に別れたのに・・・ずっと心に思っていた人が、次に出会った時には再婚していて・・ってことは、こっちはずっと思っていたのに、男の方はそんな気はなくなっちゃっていたってこと。キンダースクールの園長先生のせつない再会もなんだかそう思うとバカらしい・・園児の父が昔の恋人で、その園児の母が殺されて、車椅子の行動派おばあちゃんの登場～元恋人の妻＝園児の母がネイルアートのサロンを経営。白金台の洋館の自由保育で有名なキンダースクール。主人公は大会社の社長の父に認知されている娘。事件が起こると同時にマスコミの餌食になりそうな舞台設定だね。それをまた裏の力で抑えちゃうなんてところまで、用意周到だけど。大人の世界のいろいろと裏腹に、友達の危機を救おうとする男の子が逞しい☆この本の中で、一番光ってるで賞は、この子にあげよう～♪タイトルだけで手に取ってみたけど、なんだか思っていたのとはまったく違った本だった。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊「幸福な食卓」　　瀬尾まいこ幸福な食卓ってタイトルはどこから来たんだろう？どうしてもこの状態、「幸福」とは程遠いんだけど・・父さんを止めるといいながら、仕事を辞めて受験勉強する父優等生だったけど、大学へ行かずに自然農法の仕事に従事する兄別居中の母そして・・・私。毎朝同じ時間に朝食を一緒に食べる。忙しい時間を生きる今の人たちにとって朝食を一緒に食べるというのはたしかに幸せなひとときだとは思うけれど・・心にわだかまっているものがあるのに、その時間だけを大切にするっていうのもねぇ・・兄の恋人の神経の太さがいいなぁ繊細な感じのこの家族だけだと、物語がつまらない。塾友（又はライバル）から大切な存在になるボーイフレンドもいい感じだったのに・・・殺しちゃうかなぁ～、瀬尾さん。瀬尾さんファンだったら、ここで泣いちゃうんだろうけど、私は泣けないし・・そうそう、兄が会わせたい人がいるんだとつれてきたクリスティーヌ。その後登場しないと思ったら、食べられちゃってたんだ☆とわかったときの方がしみじみしちゃった。

  2005/02/02

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  新しい携帯～♪

  携帯を買い換えた。デジカメ代わりに気軽に使える２００万画素の携帯～♪フォーマ（何がいいのかわからんが，Ｒがフォーマっていうから）で２００万画素のデジカメ、１００円以下になったら教えてね☆って携帯屋さんに勤める友達に頼んでおいたら、やっと連絡が・・・（＾＾るりりん～、今なら一円だよって☆なんてせこい私（＾＾；）でもでも携帯買うのに何千円も何万円も払う気はさらっさらないし・・本代だったら別だけど～～～♪ブルーのきれいな携帯電話。しばらくは私のお供で、いっぱい写真を撮りまくろう～相変わらず、あなたの携帯はレス帰ってこないねって言われながら・・・。そうそう、最近の椿の写真も、新しい携帯で撮ったもの（＾＾意外ときれいで、満足満足☆

  2005/01/31

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  「散る。アウト」　　盛田隆二

  ホームレス、偽装結婚、カード詐欺、マンホールの孤児、殺人事件、フィリピンのスラム・・ありとあらゆる社会問題が満載されたような小説だった。刹那的な今を逞しく生きる主人公が偽装結婚で結ばれた薄幸な境遇の娘に寄せる思いが温かく悲しい。まるで動画を見ているような場面転換、この小説の題材となっている現在の社会問題、直ぐにハードな映画にでもできそうなそんな小説だった。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊お弁当のおかず、ちょっと作った量が多かったみたい。お弁当二つ入れてもまだ余ってしまった。だから・・・もう一つお弁当を入れて仕事へ。おはよ～♪最初に挨拶した同僚に声をかける。ねぇ～、今日お弁当持ってきた？ううん、今日は娘の分入れたら、ご飯が終わっちゃったから、社食でランチ。じゃ、食べてくれないかな？おべんと、二つ持ってきたんだ。お魚嫌いじゃないよね？ということで、契約成立☆今日のお弁当は、鯖の竜田揚げ、きんぴらごぼう、ホウレンソウとエリンギのソテー、きゅうりのベーコン巻きごちそうさま～♪ときれいに食べてくれました。ありがとう～♪ 千代姫

  2005/01/25

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  『最強最後の学習法』

  この本の著者は、以前あるサイトで相談室を開いていらっしゃった。学習関係のその相談室は、ネットで情報を集めようと考える教育熱心なお母さんならきっと目にしたことがあると思う。その相談室にに書き込まれるたくさんの質問に著者さんは迅速に、的確に、あるときは優しく、あるときは厳しく、返答されていた。我が家にはＰＣはずいぶん前から存在していたのだけれど、ダンナの方針でネットに接続できるようになったのは、２～３年前から。最初は、あれやこれや興味のある事柄の検索をしてあちこちのＨＰを読んでいるだけだったのだけれど、そのうち、あるサイトに気が付いた。そのころ私の頭の中は、大部分が子供の受験のことで占められていて、そのサイトも学習関連のそれだった。子供の教育に心を砕く教育熱心なママたちの心情がよく伝わってくる数々の書き込みにこの著者さんは、一つ一つ丁寧に答えを返していらした。書き込みを分析して、問題点を明らかにし、質問に答えていくその分析力、スピード、問題点の切り口の巧みさ、返答の的確さ、それに何よりも、見も知らぬ人の悩みに懇切丁寧に答える誠実さ。ネットの中にはこんな人もいるんだなぁと感心しながら毎日クリックするのを楽しみにしていた。きっと、受験直前ではなく、もっと学習時間に余裕があったなら、この相談室に私も相談の投稿していただろうと思う。子供は成長するから、子供の学習に係わらなくてもよい時期がやってくる。受験が終わり、だんだんとそのサイトからは遠ざかってしまったけど、最初に相談室でこの著者さんの書き込みに出会ったときの驚きを大切にして、著者さんの活動を応援していたいと思っている。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊先日行った近所のツバキ園の椿一輪。まだ盛りには早くて、数は咲いていなかったけれど、「椿が好き」という女の人が多いと去年行った法然院で聞いたことを思い出したくらい気高い「白椿」だった。何百鉢も並んだ椿園のご主人は、見学料を訪ねる私に、「中には見学料は要らないよってところもあっていいんじゃないの」と笑っておっしゃった。一年間、手をかけ続けなければこんな見事な花は咲かないだろうに・・と椿を愛するご主人の気持ちを思いながら見せていただいた。 トガシ白

  2005/01/24

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• 届いた☆

  お気に入りライターさんの本が紀伊国屋から宅配で届いた☆↑の本。ただ今、読書中～♪今日は悲しいことが二つもあった。本を読んでると、忘れることができるから・・（＾＾

  2005/01/17

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• 「湯気の向こう側｝

  「どうして洗濯も食器洗いも俺がやらなきゅいけないんだよ」（怒）帰ると突然ダンナの怒鳴り声。土曜日だけど、仕事が入っていた。朝雨だったから、今日は洗濯やめておこうと思った。食器洗いはあわてて出たのでキッチンの流しに置きっぱなしだった。わかってるって、疲れていること。昨夜遅く、６時間もかかって福島からかえってきたんだもの。やって欲しいって頼んだわけじゃない。（洗濯機と食器洗い機がしてくれるし・・・）このところお互いに余裕がない。自分に余裕がないと相手を思いやる心も小さくなるのだろう。ごめんと言えずに、つい言い返してしまった・・そのまま黙り込んで動かなくなった私。だんだん外が暗くなっていく。と、ダンナが突然出て行ってしまった。どこへ行ったのだろう・・数十分後、帰ってきたダンナはスーパーの袋を提げていた。このままでは晩御飯のしたくもしないつもりかも・・と買い物に行く様子もない私を見て思ったのだろう。「何をつくればいいの？」と聞くと「がじろう鍋」と言う答えが返ってきた。高校、大学、大学院・・単身赴任と一人暮らし暦が２０年に近いダンナには簡単料理のレパートリーがいくつかあって・・その中の一つがこれ。むかぁし、佐藤がじろうと言う人（映画監督だとダンナが言ってたような気がする）がテレビで作っていたのを見たのだそうな。それからずっとダンナのお得意料理らしい・・材料は・・・にんにく、しょうが、豚肉、ほうれん草、長ネギ、人参、豆腐、エノキ土鍋にお湯を沸かして、にんにく、しょうがを放り込み、そのあとに残りの材料を入れて、お醤油で味をつけて出来上がり～♪独身のころのダンナは、生のほうれん草を切っただけで放り込んでいたみたいだけれど、やっぱりシュウ酸が心配だもの、主婦はちゃんと下茹でしてから入れるのです（￣＾￣） にんにく、しょうがの入ったお鍋は身体を温めてくれる。風邪の引きはじめにも家族一同、何度もお世話になりました（＾＾おいしいね～♪と止められない、止まらないでお鍋の湯気の向こう、そのときだけは時間が止まって一戦は一休み☆

  2005/01/15

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• 久々のテニス～♪

  一ヶ月ぶりのテニス☆朝、車がパキパキに凍っていた。テニスコートも同じ。気温が低いから、コートの地面も凍ってるけど、だんだん気温が上がってくるにつれて、溶けてくる。なんだか今日はボールの弾みが悪いねぇ～なんて言いながら、返せないボールはボールの弾みのせいにしてしまおう（＾＾；）みんなお正月の間にたまったストレスをボールにぶつけるもんだから、飛んでくるボールにはこわ～い顔が書いてある（笑）このボールは、ダンナよ。こっちはダンナ母、これは遊びほうけてる子供・・って感じ。休憩には、お正月旅行のお土産をいただきながら、またまたおしゃべりに花が咲く。今日はコーチがいないから、休息時間も長い目に・といきたかったけど、止まると急に冷えてくる。寒いから動いてるしかないね・・とレシーブのポジションに入ると、サーバーがトスをあげてそのまま空を見上げてる。どうしたの？何かいた？ううん・・空があんまりきれいだから・・という言葉にその場のみんなが空を見上げた。凍った空気の中、真っ青な空に端っこのほう、白い雲が浮かんでいた。みんなそれぞれ、いろんなものを抱えているけど・・この平和な時間いつまでもこのままでこうやっていられたらいいなぁ～☆

  2005/01/13

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• 『ハウルの動く城』

  私が宮崎作品に期待するものはほとんど揃っていたから、１０点満点の８．５くらいはあげよう・・美しい野山、花が咲き乱れる野原、水に映る白い雲、ため息の出るような自然描写。レトロな町並み、アンティークなお部屋、街角風景。美しくて逞しくて繊細な心を持つ美少年。優しくて不安定な心がだんだんと成長していく決して美少女じゃないけどかわいい女の子。ストーリーを盛り上げるこれぞ宮崎作品のＢＧＭといった感じの曲の数々。しかし・・今回の作品のテーマは・・なんだったんだろう？平和かな？成長かな？愛かな？全部が少しずつかな？改めて聞いてみると、キムタクってあんな声してたんだ・・ハウルの先生、ハリマンの声が、魔女の宅急便に登場する孫のためにパイを焼くおばあさんの声だった。見ながら、魔女の宅急便のおばあさんが重なっちゃうよ～そう思いながら考えてみると、宮崎駿作品もいい加減マンネリの連続だなぁ～あの場面も、この場面も、あの色も、セリフも、全部前の作品のどこかで見たこと、聞いたことがあるような・・・それでも私は、宮崎駿作品がすき☆次回作も必ず映画館に見に行くだろう・・安心して楽しめる・・これって年配世代の水戸黄門みたいなものかなぁ・・（＾＾；）

  2005/01/11

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• 『なんくるない』

  一番気に入ったのが表紙の絵・・泥んこの女の子が浴槽を覗くと、そこに映るきれいな自分の姿。大きなどんぐり目がかわいいの☆よしもとばなな「なんくるない」には沖縄を舞台にした４篇の小説が収められている。表題の「なんくるない」は３篇目に収められているのだが、その前の２編でもういっちゃってた私だったから「なんくるない」のイメージがあまり残っていない。病院の待合室で読んでいたのだが、途中で「う・・」って涙が声になりそうで、あわてて押し殺した（＾＾；）この小説は泣けますよなんて前評判を知っていて読むと、どこが～？と構えているせいもあってめったに涙は出てこないのだが・・突然、前触れもなく思わず・・・ってことになってしまう。人間，いろんなことを考えすぎるのもよくないなぁ～私みたいに単純なのが一番だなぁ～あんまりいろんなこと複雑に考えすぎると「魂を持っていかれちゃう」から。沖縄で大地と生活にどっしり根を下ろしたおばさんの温かさが主人公とその一家の窮地を救った。そのおばさんが亡くなる場面で、思わず「う・・」となってしまったのだった。主人公「私」に感情移入してしまうと、よしもとばななの綴る言葉の中にすんなり溶け込んで、私も同じ世界の中にいる。*******************************************************************「義経」始まりました。新撰組は最初の数回で、何度も「在りえへん」という言葉を繰り返して見るのを途中で放棄してしまった・・（途中、何回かは見たけれど・・）今度は大丈夫でしょう～☆宮尾登美子だから、時代物としてのストーリー性もちゃんとあるだろうし、突飛な場面もないだろうし・・安心して見られそう～♪三谷さんファンはツマラナイと思うかもしれないけど、もともとの大河ファンも戻ってきそう。滝沢君効果で、新撰組から引き続きの若い子層の視聴率も取れればいいね。それより何より、紅白が低かったように視聴率はＮＨＫの姿勢のほうにかかっているんだろうけど。

  2005/01/09

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• 推薦を断る・・

  終業式の数日前になると、親子連れの中、高校生の姿を電車の中、通学路でよく見かけるようになる。三者面談である。仲良く話しながら歩くその姿を少しうらやましく見るようになったのは何年前からだろうか・・懇談に出かけるときも、帰るときもＲはさっさと一人で行ってしまう、もしくはクラブがあるから、友達と約束があるから・・そんな理由で残ったりする。でも、その日は少し違っていた。懇談の席で先生がおっしゃった言葉に耳を疑った。「スポーツ推薦は考えていらっしゃらないのですか？」確かに以前は上位の成績でトロフィーもメダルも賞状もいただいてはいたが、最近はさっぱり。どうしてそんな言葉が出てくるのだろう？？？「大学との練習試合で、主将と一対一になって、その主将に勝ったんですってね」「いくつかの大学からも練習のお誘いがあると顧問の先生に伺いましたが・・」先生はそうおっしゃった・・え～っ？？？そんな話、母は初耳ですよぉ～と目を白黒させる私の前で，Ｒは一言。「考えていません」（な、何を・・・早まるな，Ｒ）←母の心の中の声（だって、難関大学なんだもん）懇談が終わって、さっさと階段を下りるＲに、そんな話一言も聞いていないよと言うと・・・大学の主将とは確かに一対一で勝ったけど、それは個人戦の話。そのあとにあった団体戦では、個人戦の決勝で集中力を使い果たしたＲに比べ、その主将はまったく変わらない集中力でチームを勝利に導いたのだとのこと。僕が勝ったのは、それは「ほんのたまたま」の偶然の産物で実力からじゃないとＲは言った。わざわざ言うほどのことじゃなかったからと・・・それにスポーツ推薦で大学に言ったら、そればかりしていなきゃいけないからね、からだ壊したら終わりだし・・・と。Ｒ、すごいっ！・・・でも、ちょっと考え方が大人すぎ（＾＾；）って母は思った。そこで、昇降口に到着。じゃあね、友達と待ち合わせているから・・とＲはまたさっさと行ってしまった。あ、でも今日は、廊下と階段、一緒に肩を並べて歩きながら話をしたな・・とふっと思った

  2005/01/08

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  『元日の朝・・」

  『何となく 今年はいいことある如し 元日の朝晴れて風なし』　　啄木おせち料理とお雑煮を食べて初詣に行った。おせち料理の中で、一番好きなのは「ごまめ（田つくり）」パリッと炒れて、からめるたれの味もよくて、その上、適度にくっつかず出来上がった年はご機嫌～♪今年は松かさイカものし鶏もはしょってしまったけど、きんとんに初挑戦。壜入りじゃなくってパックの栗の甘露煮を買ったので、きんとんに入れる蜜が少なくって、ちょっとぱさぱさ。仕方ないなぁ～、それじゃぁと、きんとんの巾着絞りってことにして、一件落着でした。味は、おいしかった☆から、まあいいか（＾＾お雑煮は、人参、大根、サトイモ、鶏肉、それに丸餅で薄口しょうゆ仕立て。年末までは例年にない暖かさだったが、大晦日に雪が降ってやっと冬が来たという気温に戻った。やっぱり、お正月にはピキッと凍った雰囲気の中で初詣をしたい（笑）啄木の歌みたいに「晴れて風なし」が一番だけど、今年はちょっと風が冷たかった。 初詣の途中で見かけた花。初めて見る花だった・・なんて名前なんだろう。ご存知の方がいらしたら教えてくださいね。「今ある自分は、過去の自分がつくり、未来の自分は今の自分が作る」仏教では「因果応報」とはもともとそういう意味だそうだ。よい行いがよい報いを、悪い行いが悪い報いを招くという意味だと思い込んでいたのだが・・「縁起がよいという言葉があるが、その過去と未来を結ぶのが「縁」で「縁」を起こさないと何も始まらない」そんな話も聞いた。『新しき年の初めに祈るかな大願成就の願い叶えと』今ある自分を変えたいと努力する人に「因果応報」の未来がもたらされますように☆と願う。

  2005/01/01

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• あと、３時間・・

  あと、３時間で２００４年も終わり。相変わらずバタバタの毎日が来年も続くのだろうか・・バタバタの今年を締めくくるように、バタバタと大晦日も過ぎようとしている。昨日の夕方、２時間半かかって実家へ。今朝から、おせち料理を作る。そして、今日の夕方、おせち料理を持って帰宅。今、紅白を見ながら、お重に詰めているところ。あとは、海老を焼いて出来上がり～♪毎年、ダンナ実家へ帰省してのお正月で、自宅でお正月を過ごすのは２度目。なんだか貴重なお正月☆近くのお寺から聞こえる除夜の鐘をテレビの音を消して聞こう～♪*********************************************************************************今年一年、「るりりん草子」を訪ねてくださった皆様、書き込みをしてくださった皆様、ありがとうございました。来年もこんな調子でのんびりと続けていきたいと思っています。どうぞ、来年も、よろしくお願い申し上げます。皆様もよいお年をお迎えください(*^_^*)

  2004/12/31

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• ありがとう☆お疲れさま～♪

  １０月１１月・・・私の職場では忙しくなってくるこの時期、アルバイトを頼む。今年は、アルバイトじゃなくて派遣社員を雇ってくれるというので、期待していたのだが・・・う～～～ん・・・派遣社員って経験者ってことじゃないのね。ひとくちに事務作業でも、その行く先々の会社によってやることは違う。けっこう煩雑な事務作業に慣れるまで、ベテランってことで送り込まれてきた派遣社員でも時間はかかる。時給数百円上の派遣社員に仕事を教えながら・・・すいません、間違えちゃったみたい・・との言葉に後始末をしながら・・・定時になるとお先にと帰ってしまう後姿に、お疲れ様の言葉をかけて、残業に入りながら・・・なんか間違ってないかぁ～（怒）、わが勤務先。ランチの後の同僚のブツブツに付き合いながら、でも反対の立場だったら・・・と思う。入社して間もないころ、私だって、先輩に後始末してもらいながら、慣れていったんだよなって。こうやって居心地のいい人間関係が出来上がるのに、数年はかかっているなぁ～って。数ヶ月から一年くらいで、新しい人間関係を構築し続けるって、私には大変なことだ。やっぱり、派遣社員は向いてないみたい(>_

  2004/12/28

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• 新しい図書館へ・・

  先日，Ｒの三者面談があった。やっぱりね（涙）と落ち込みながら、向かった先は図書館。新しく図書館ができたと言う話を聞いていた。どんな図書館だろう？と興味津々で訪ねたのだが・・・本がないっ！ほとんどの棚が空いている。人も少ない・・平日の夕方ということもあるのだろうが、それでもほとんどの椅子、机が空いている。でも、考えてみれば、出来立ての図書館てこんなものかもしれない。私がよく行く図書館だって、数年前にできたときは、本当に本が少なかった。それが今では、棚はほとんど埋まり、人もいっぱい。机は大概空いていないし、椅子は背もたれのない大きな椅子が空いているくらい。でも、行きつけの図書館はリクエストをよく受けてくれる。私のリクエストした本が十数冊は入ってる。こんなにリクエストしていいんですか？と一度聞いてみた。どうぞ(*^_^*)と図書館のお姉さんの笑顔が返ってきた。ただし、全部入れられるとは限りませんけどね・・と言う言葉も付いていたが。さて、この新しい図書館、こんなに棚が空いているということは・・・リクエストしたら入れてくれそう～♪それにこっちは大きな図書館の２つある支所の一つだから、ない本だって取り寄せてもらえそう～♪たくさんある本棚に、ほんの少し並んだ本を、棚を一つ一つ覗きながら歩いた。すると・・・うわぁ～お☆ウソでしょ？行きつけの図書館だと予約しなければ読めない作家、読めない本がたくさん見つかった。人が少ないということは、こんな本が予約も入らずも誰も借りずに並んでるってこと？ということで、借りてきてしまいました☆浅田次郎　　「王妃の館　上・下」清水義範　　「日本語の乱れ」宇江敏勝　　「森の語り部」前から読みたかった本が手に入ってとってもし・あ・わ・せ☆それから、いつもの図書館で借りたよしもとばなな　「なんくるない」年末年始のお休みは、これで満足満足（いや、念のため、もう２～３冊用意しておこうかな・・）

  2004/12/26

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• クリスマスあれこれ

  昨夜、またチキンを食べた。我が家のクリスマス料理ってなんとなく決まっていて、骨付きもも肉のロースト、グラタンにサラダ、あと、スープとかピザは市販のもので。と言うことで、昨日もシーフードグラタンと、スモークサーモンのカルパッチョだったのだが・・メインはちょっと違っていて・・昨日の朝、仕事に出かける用意をしていると、いつもついているテレビ（多分、とくダネ）でクリスマス料理の作り方をやっていた。チキンのちょっと変わった料理法ってことで、出かけなきゃと思いながら、ちょっとだけ見ていると・・・いつも私は、塩コショウをしてオーブンで焼くだけなんだけど、その料理法は、フライパンで焼いて、水を入れて蒸し煮にするというやり方。骨付きもも肉に塩コショウをして、フライパンで５分ほど焼いて、皮に焦げ目をつける。にんにくと玉ねぎと甘栗を炒めて、もも肉を乗せ、水を入れて蒸し煮にする。おいしそうだったので、昨日はこれでやってみた。う～ん☆おいしかった(*^_^*)玉ねぎと栗でかすかに感じる甘みがおいしい！オーブンの天板予熱する時間も要らないし、天板洗うより、フライパン洗うほうが楽ってことで、後かたづけも簡単～♪レシピが一つ増えるってうれしいな～♪私が子供のころ、我が家のクリスマスは、本格的（笑）だった。何が本格的かって言うと・・・クリスマスツリーとローストチキン。庭に父が買ってきた小さなもみの木が植えてあった。クリスマスが近づくと、その木を植木鉢ならぬ大きな火鉢に移し替えて家の中へ。そしてクリスマスの飾り付けをした。クリスマス当日、我が家にローストチキンが届く。近くの農業高校がクリスマスが近づくと、近所に予約を取りに回ってきた。そして、当日に届けてくれるのだ。父は、仕事帰りにクリスマスケーキを買って帰ってくれた。バターケーキのクリスマスケーキ。今思えば・・・だけど、そのころは、クリスマスケーキってみんなそうだったから、それでも十分おいしかった。早く寝ないとサンタがこないよと言われて、早めにお布団に入る。翌朝は、いつも早く目が覚めた。枕元にはプレゼント。私へのプレゼントはいつも本だった。「シートン動物記」「二十四の瞳」「ハイネ詩集」「日本の歴史」・・ぼろぼろになっても捨てられず、まだ実家の本棚の天井近くに並んでいる。小さいころ，Ｒが毎年ねだってサンタさんからのプレゼントにもらった合体ロボはとっくに粗大ゴミになってしまったけど・・・

  2004/12/25

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• 忘年会

  今日は２度目の忘年会だった。イタリアンレストランのクリスマスディナーはおいしかったけど、周り中カップルで、クリスマスのイリュミネーションの中、私たちのグループはちょっと浮いてたような気がしたのは私だけかなぁ～今年は忘年会はこれで終わり。二次会のカラオケもなし。ちょっぴり地味目だけど、仕方ないし・・私もカラオケしばらく行ってないなぁ～と気づく。決して嫌いってわけじゃなく、どちらかと言うと好きなんだけど・・よし、新年会には、カラオケ行くことにしよう（って改めて思うほどのことでもないか・・）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最近、ゲストさんによく来ていただいて・・カウントの５０００も５５５５もゲストさんでした。５５５５踏んでいただいた四日市のゲスト様、ありがと☆之からもどうぞよろしくね～♪

  2004/12/23

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• 連想・妄想

  またまた残業。８時前に帰宅。ただいまぁ～と言うと、Ｒが「どこ行ってたの、遅かった！」とご機嫌斜め。おなか空いてたんだろうな・・・と一休みする間もなく、晩御飯を作り始めた。今日は、カレー。圧力鍋で作るカレーは、材料を切る時間を入れても３０分で出来上がり。その間に、ご飯を炊いて、大根サラダを作る。手は忙しく動きながら、頭の中は違う世界に飛んでいく。先日，あるサイトで読んだ日経に連載中の渡辺淳一の小説。一週間ほど前、ダンナが日経を持って帰ってきた。そうだ、例の小説が載ってるはず☆とさがすと、一番最後のページにあった、あった。前のあらすじは知らないが、「失楽園」の路線らしい。その日は、引き止めたい雰囲気の主人公（だと思う）を残して、ベッドから出た人妻（うふ）が「子供が帰ってくるから」と言って帰り支度をする、その身のこなしがまたいいんだなぁ～というような内容だった。子供がいる女性が、ダンナ以外の男とホテル行くのかなぁ～行かなきゃ、小説にならないか・・・事実は小説より奇なりで、実際、私の周りでもあるんだけど・・友達のダンナが職場の３人の子を持つママと付き合ってたことがあったり・・親戚のおじさんが、やっぱりダンナと子供が二人いる人と付き合ってたことがあったり・・恋は盲目で、いくつになっても恋に落ちたら、周りも子供も見えなくなっちゃうんだろうか・・ステキ★と思ったことはあっても、恋に落ちたことがない私には、わからない世界だなぁ～２０年以上付き合ったダンナは、尊敬できる部分はたくさんあっても、ステキ★ってのとはまた違う。でも、Ｒがいるから・・Ｒにとって、ステキな母じゃなくてもいいけど、恥ずかしくない母ではいたいと思う。あの年寄り好みの楚々とした人妻はこの先どうなるんだろう・・興味がわいてしまったから、単行本になったら読んでみよう。「失楽園」だったら、嫌だなぁ～

  2004/12/22

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• 「いま、会いにゆきます」

  いろんな著者のいろんな作品を読むけれど、基本的に会話文の多い小説はあまり好みではない。情景描写とか心理描写とか・・そういう場面の多い作品が好き。そして、小説自体のあらすじも大切だけど、その作品自体の雰囲気を作っているのはそういった部分だと思うから。「いま、会いにゆきます」を読んだ。映画がヒットして、図書館の予約は数ヶ月待ちになってしまったから、当分読めないと思っていた小説。映画が話題にならなければ、読もうと思わなかっただろう。だって、この作家を知らなかったから・・「泣ける映画」が、「泣ける」という理由で話題になり、ヒットする時代。映画に「泣ける」という要素を求めないから、意識的に避けてしまう。「世界の中心で愛を叫ぶ」も読んだけど、「泣ける」という先入観が素直に感情移入させてくれなかったのかもしれないが、私の気持ちにはフィットしなかった。今度はどうだろう・・・と読み始めたのだが、この小説は私の琴線にふれる部分をたくさん持っている。私の琴線はちょっとやそっとでは説明できないので、省略だけど・・妻、澪と再会する場面の設定。森を抜けた工場跡がその場所なのだが、森の描写、工場跡の描写。息子、祐司と歌う「くもの巣にかかったぞうさんの歌」脚本がセリフとト書きでできているとしたら、この小説は「会話文」とト書きの部分でできているかのよう・・もっともっとト書きの多いこの作家の小説が読んでみたい。でも、この小説が映画になりヒットしてベストセラーになったのは、きっと、あらすじの部分なんだろうと思う。このト書きの部分は、映画では表現できないだろうから。それにしても、最後の場面で、ウソ？と思うような展開だった。こんな展開にする必要あったのかなぁ～。返ってわざとらしい気がしたのだが・・いっぱい出てくる化学物質の影響も、これも必要だったのかなぁ～。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。ダンナ、福島へ出張。今日は，Ｒの懇談。まったくＲときたら、クラブに影響のない時間に設定するんだから・・・（私の都合も聞いてよねっ）その上、成績が・・・（＾＾；）気分転換しに、帰りは新しくできた図書館に寄ってみよう～♪こっちは楽しみ～☆

  2004/12/21

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• 「思い出のアルバム」

  い～つの～こと～だか～思い出してご～らん～♪卒園式の定番。旅立ちに付き物のいろんな歌があるけれど・・・そうねぇ～私的には・・「人ごみに流されて変わって行く私をあなたは時々遠くで叱って～♪」「い～つまでも～絶えることなく～と～もだちでいよう～♪」ってとこかな。思い出に残る歌は・・・「君を乗せて」これも少年の旅立ちの歌。「父さ～んの～残した～熱～い思い～♪母さ～んのくれた～あのまな～ざ～し～♪」口ずさみながら、ジーンとしてしまう。Ｒが小学生のころ、ピアノの発表会でよく弾いていた平吉毅州。珍しいところで、久しぶりに見つけた。聞き覚えのない歌だと思ったら、これは音楽の教科書に載っている歌なのかな？「わが里程標」わが里程標作曲者が平吉毅州だった。久しぶりに昔Ｒが弾いた楽譜を探し出してこよう☆

  2004/12/20

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  「春はまだ遠きにあり」

  ほんの気持ち、本州を離れた。車で数分・・橋を支えているワイヤーの描くラインをきれいだなとぼんやり眺めていた。 と、一週間の仕事の充実感と家で待つ家族へ思いを抱きながら、数ヶ月前、この橋を渡った人のことを思い出した。ちょうど一年前の今日だった。ある掲示板で読んだ詩。『雪　降りて　心に刺さる雪　降りて　心に凍みる雪　降りて　心に積もる春はまだ遠きにあり春はまだ遠きにあり中略じっとたたずみ痛みをこらえ雪　融ける日を　ひたすら待つ 』おぼろげな背景しかわからないが・・・それでも、胸が痛かった。あれから一年、紆余曲折を経て、温かさへの予感を感じていられるのだろうか。次にくる春には、桜の花の下で微笑んでいてほしい。

  2004/12/19

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• テニス＆サッカー

  先々週、五ヶ月ぶりのテニスをした。そして今日。前回はなんとなく重かった身体も、今日はちょっとはまし（＾＾天候と体調と仕事の関係で、５ヶ月もサボってしまったから、みんなに付いていけるかしら・・とちょっと不安だったのだけれど。動き出すと身体が覚えてしまっているのね。鞠にじゃれつく子猫状態。昔のスポーツアニメじゃないけれど・・「ボールが上がると胸が弾むわ～♪」フォールトせずにゲームできたし（低レベル（＾＾；））、先週より足動いてるよってコーチに言われたし・・何より、テニスボールの音を聞いていると、し・あ・わ・せ☆ショットが決まると、もっとし・あ・わ・せ☆スマッシュをネットして、思わず叫んだ声に、フェンスの向こうのコートでプレイしていた人が振り向いた。そして、胸の辺りで小さく手を振った。Ｍちゃんだった。久しぶりだなぁ～♪ん？８ヶ月ぶり・・花見酒飲み過ぎて・・・あれ以来だ。１０年前は毎日一緒だった。Ｍちゃんがテニスに夢中になって、私が仕事始めて、だんだん会わなくなった。一週間に一度が、二週間に一度になり、一ヶ月に一度、半年に一度・・そして八ヵ月かぁ～こんなに会わなかったの、始めてだ。テニス終わって、当然、あのころのように、ランチに出かけた。一週間に７日テニスしているという彼女はまだ夏の日焼けが残っていた。どれだけ会わなくっても、会うとつい昨日別れたかのように時間が流れ始めるそんな関係っていいな☆テニスは楽しかったし、久々にＭちゃんに会えたし・・今日はいい日だったニャア～☆その上、帰り道で見つけた○将の開店○周年の半額ギョーザ。今日は、ギョーザ、豚キムチ、サンマの干物（うふ、簡単～♪）で、手抜きしてしまった。（でも、Ｒは○将のギョーザ好きだから、まぁいいか）＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ドキドキドキドキ・・・・久しぶりのカーン、バラック、クローゼ・・久しぶりの楢崎☆どうなることかとハラハラのの前半始めごろ・・攻めるドイツをかろうじて守っていた。このままではゴール決められてしまいそうで不安・・でも途中からＡ代表、とっても動きがよくなってきた。先取点とれそうだったのになぁ～後半、応援する手に力入りそー☆なんだかイケソウな予感。

  2004/12/16

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  東方浄瑠璃浄土薬師如来

  平安末期、末法思想から生まれた浄土信仰。浄瑠璃寺は、その当時、浄土信仰に基づいて建てられた現存する数少ないお寺の一つである。同じく浄土信仰に基づいて建てられたお寺に、当時の最高権力者藤原頼道の別荘を寺にした宇治の平等院があるのだが・・・浄瑠璃寺は、平等院の規模、豪華さ（見た目はぼろぼろだけど）には及びもつかない。でも私は、静かに優美に山間の里に佇んでいる浄瑠璃寺のほうが好き。さて、三度目の浄瑠璃寺。ついたとたん、人の多さ、車の多さにびっくりした。本当にここは、十数年前に訪れたあの浄瑠璃寺なのだろうか・・・参道手前の店に群がる人、人、人・・参道を歩く人、人、人・・紅葉の季節に訪れたことがなかったけど・・この寺って、紅葉の名所だったかしら・・・？馬酔木の木が続く参道を写真に撮りたかったのだけれど、あきらめた。 浄瑠璃寺山門。馬酔木の参道はこの小さな山門に続く。山門を入ると、目の前に池が広がる。この池を中心にして、東に薬師如来を祀る三重塔が、西に阿弥陀仏を安置する本堂がある。浄瑠璃寺のパンフレットによると・・・薬師仏は東方浄土の教主で、現実の苦悩を救い、阿弥陀仏は西方浄土へ迎えてくれる来迎仏なのだそうだ。現実の苦悩ね・・薬師寺の薬師如来は、薬壷を持ってはるけど、あれは、「ちちんぷいぷい、痛いの飛んでけぇ～」っていう象徴みたいなものなのだろうか・・今度薬師寺へ行ったら、お坊さんに聞いてみよっと☆ 浄瑠璃寺阿弥陀堂九体の阿弥陀仏を祀る阿弥陀堂は、お寺の本堂としてはとても狭い。それは、このお堂がお寺の本堂というのではなく、阿弥陀仏を祀る厨子といった意味合いのもだからだと言う。そして、人々は、この厨子の中の阿弥陀仏を厨子の外、つまり屋外から拝んだのだそうだ。浄土式の庭園はそのためのもの、此岸の三重塔前から、浄土の池越しに、彼岸の阿弥陀堂の阿弥陀仏を参拝した。暖かい初冬の一日とはいえ、お堂の中はかなり冷える。ストッキング一枚の足裏から冷たくなってくるのを感じながら、九体の阿弥陀様を拝観し、うんとお久しぶりの吉祥天女像にも再会。相変わらずなまめかしく極彩色の衣をまとって豊満な天女様は昔と変わらないお姿を、見せてくださいました（＾＾写真が撮れないのがとっても残念・・と思ったところへ・・・観光客はいっぱい・・でも、本堂に上がる人はほとんどいないのですが、バスツアーの団体客がどやどやと・・・阿弥陀堂の中へ。外の庭園と一線を画した静逸な雰囲気は一瞬にして・・・(>_

  2004/12/15

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• 「西方極楽浄土阿弥陀如来」

  「浄瑠璃寺」高校一年の時、国語の教科書で読んだ、堀辰雄「浄瑠璃寺の春」寺の参道に咲く「馬酔木」の花・・どんなふうに描写されていたのかは忘れてしまったが、「浄瑠璃寺＝馬酔木の花」くらいに私の頭にインプットされてしまっている。いかにも山村の寂れた寺の佇まい、住職の留守に寺を案内してくれた素朴な留守番の娘・・小説の内容は記憶のかなたになっても、その部分だけが懐かしく心に留まっている。初めて、浄瑠璃寺を訪れたのは、その翌年、高校２年の遠足だった。京阪と国鉄（ＪＲ）を乗り継いで、加茂駅から歩いてはるばるたどり着いた。当時の記憶といったら、友達と楽しんだ普通の遠足の記憶ばかり・・寺自体の記憶はまったくない。二度目は、「浄瑠璃寺の春」に合わせて出かけたダンナとのデート。馬酔木の花房を手に乗せて、花の白さと冷たさとかすかな重さに、これが馬酔木の花なのねとしみじみ・・。人気のない阿弥陀堂の中で、「浄瑠璃寺の春」のなかに、九体の仏様が祭ってあるから「九体寺」と言われるとあった、その阿弥陀仏と対面。特別公開の美形の仏様「吉祥天女像」も拝観させてもらった。この当時、私がステキと思っていた仏様は、中宮寺「半跏思惟像」とこの「吉祥天女像」憧れのあでやかなふっくら美貌の仏様にうっとり～♪だった。浄瑠璃寺のある里は、「当尾の里」とよばれるが、そこから、奈良へ向かうバスは、一時間か二時間に一本。バス停で待つ５０代くらいの女性二人を車に乗せて駅まで送った。御影から来たというその二人は、お礼に奈良ホテルでお茶でも・・と誘ってくださったのだが・・当時の私たちには、奈良ホテル＝皇室御用達（＾＾；）・・・で丁重にお断りして駅まで送った。そして、三度目の浄瑠璃寺・・*******************************************************ただいまぁ～(*^_^*)帰ってまいりました。留守中にお訪ね下さった皆様、ありがとうございます。これからも、どうぞよろしく～☆

  2004/12/13

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• 12月６日

  しばらく（たぶん、４～５日）留守にします。

  2004/12/06

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• 「間宮兄弟」読了/江國香織

  穏やかな暖かい空間と時間を共有している二人の兄弟。それはそれで居心地のいい場所なんだけれど、やはり人はもっと他のものを求めてしまう。淡い恋とまでもいえない感情を抱き、脆くも壊れては、癒される自分の場所に還る。二人の周りでは、愛憎様々な感情が交差しあう。それに絡まりながら、成就することのない二人の気持ちが哀しい。「これは友情の抱擁」といいながら後ろから弟徹信を抱きしめた夕美の気持ちに共感した。******************************************************今日も仕事だった。毎年、この時期は忙しいのだけれど・・今年はまた特別に・・・(>_

  2004/12/04

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• ノンタイトル・・

  マルタとマリアという二人の姉妹がいて・・たずねていらしたお客様のお話があまりに素敵なので、マリアはお客様の足元にもたれて、そのお話を一生懸命聞いている。マルタは、お客様をおもてなししようと台所で一生懸命料理を作っている。どちらになりたいかと聞かれたら、私はマリアになりたいな☆「真実」も「理由」もどこかに放っておいて、流れ出る言葉をひたすらに聞いていたい。限りない喪失感にぼぉ～っと歩いていたら、並木のトウカエデからひとひらの黄色い葉っぱがパラリと音を立てて足元に落ちた。

  2004/12/03

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• 君が行く・・

  君が行く道の長手を繰り畳ね焼き滅ぼさむ天の火もがも・・

  2004/12/02

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  天平の薫り・・

  今日はほんとうは京都の東福寺に行く予定でした。色とりどりの綾錦にうっとり～の日記を書く予定が・・・風邪ひきで中止。仕方ないから、先日試験勉強中をおさぼりして、閉展３日前にすべり込みで見た「正倉院展」のお話を・・ 正倉院展が開かれた奈良国立博物館正倉院展・・今年は第５６回目でした。パンフレットで見た琵琶の螺鈿の模様の美しさに、試験前ではありましたが、一目☆と思って見に出かけました。正倉院展は毎年、「その年の目玉」みたいな展示品がいくつか出品されるのですが、中でもこの琵琶はため息物でした。「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶」（かえですおうぞめらでんそうのびわ）弦が張られ撥の当たる部分には、白い像、踊る異国の少年・・エキゾチックな絵が描かれています。そして、琵琶の反対側には、一面に螺鈿で宝相華の花が描かれていました。４本の弦、曲がった首は、ペルシャに起源を持つものだということです。見事な細工、そして千数百年がたったとは思えない美しさ☆ガラスのケースを取り囲んだ人たちは、きれいねぇとため息をつきながら、その場を立ち去りがたい様子でした。ちょっと感動したのは、絨毯。ベージュの地にオレンジっぽい模様が入っている花模様の敷物なのですが・・・これが今使ってもぜんぜん違和感ないどころか、おしゃれ～なリビングになりそう～♪この敷物は大陸に生息したヤギの毛をたたき締めて作ってあるそうなのですが、その中から、日本には見られない植物の種が見つかったということなのでした。（国際色豊かですね）も一つは、クッション。正倉院には南倉と北倉があって、南倉には東大寺の法会で使用したものが、北倉には聖武天皇遺愛の品が納められているそうなのですが・・・このクッションは、どうやら生前の天皇ご愛用の品だったらしいのです。「紫地鳳形錦御軾」（むらさきじおおとりがたにしきのおんしょく）紫というよりは、茶色に近い色の生地に、葡萄唐草紋の中に鳳凰が描かれていました。この肘掛型クッションにもたれて、天皇は光明皇后とくつろぎのひとときを過ごしていたのでしょうか・・世界各国の中でも正倉院御物が重要な意味を持つのは、この時代のものが完璧な姿をとどめているのはほかに例を見ないからだということでした。布、木で作られたものは、正倉院で保存されていたからこそ、当時のままの美しい姿を現在の私たちに見せてくれているのでしょう。最近の展覧会では、音声ガイドを貸し出していることがよくありますが、正倉院展にもありました。琵琶の音、竪琴の音を聞きながら、天平時代を楽しむことができました。中でも、「螺鈿槽箜篌（らでんそうくご）」原型はかろうじて残るものの、部品はばらばら・・このあいている穴におそらく弦が張られていたのであろう、その穴は、飾りの房が通されていたのであろうと・・と復元されて、古代アッシリアに起源を持つハープはその音をよみがえらせていました。悠久の時の流れを竪琴の音に感じながら、その中に会津八一の歌が朗詠されるのを聴いていましたｓ。「あはれひと　こころゆたけき　いとなみよ　ここにとどめて　ゆくえしらずも」

  2004/11/30

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