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少女時代に憧れた職業のひとつがバレリーナでした。 小学校の時に、近所のクラシックバレエ教室に通いたいと思いましたが、 自分の財力では不可能でした。 そこで、バレエの入門書をおこづかいで買って、 自室で第1~第5ポジションの練習をしたり、 教室などの広い場所で、ピルエット(回転しながらの移動)の練習をしたりしていました。 その後、ジャズダンスや、ISD(今で言うヒップホップでしょうか)にも興味が出て、 ダンスへの情熱は非常に長続きしました。 社会人になって、財力ができたのでスクールに行きましたが、 小さい頃からバレエをやっている人にはできることが、 私にはできませんでした。 大人になってからのスタートでも、非常に体が柔軟で、素質があって、 成功する例もまれにはあるようですが、 私はそのタイプではありませんでした。 20代前半のある日、プロのダンサーの、 ミュージカルの有名なダンスを集めたステージを観て、 「自分はもう、プロのダンサーにはなれない」と悟りました。 その時は打ちのめされましたが、 幸運なことに、私には「あきらめ」がやってきました。 その後は、プロのパフォーマンスを、 嫉妬ではなく、賞賛の気持ちで観ることができるようになりました。 ゼルダ・フィッツジェラルドには 「あきらめ」も「成功」も訪れなかったことを想うと、 私は幸せ者なのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年03月16日 01時29分11秒
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