1979年に、頭と左下肢の骨の手術をした私。
しばらくは左脚に体重をかけてはいけないということで、
松葉杖の使い方を習いました。
杖は病院からのレンタルだったような気がします。
2本の松葉杖なら、両手で持ちますよね。この場合の操作は、比較的簡単です。
患部がある脚を地面につけないようにして、代わりに、両方の松葉杖に体重を乗せます。
では松葉杖が1本で、患部が左脚の場合、どちらの手に杖を持つべきでしょうか?
答えは右なのです。
右側に体重がかかる時は自前の右脚で受け、
左側に体重がかかる時は、
自前の左脚と、右脚を挟んで反対側にある松葉杖で、分散させるのです。
この理屈が、中学の同級生たちには理解されなかったようで。
杖の持ち手が間違っていると思われていたふしがあった、ような気がします。