Cross Talk　～うぶろげな現実～

昨日のことなんですが、髪を切ってきました。
地元の美容院で髪を切るようになった理由って書きましたっけ？
ちょっと記憶が微妙なので書きますと。
大学入学当時、わたしの髪はそこそこ長くて、背中まで伸びてました。
もともと天パなので短くするとえらいことになるんです。
でも太朗さんの髪型にはずっとあこがれてて。
でもやるなら縮毛矯正かけないとなぁ。
そうなるとお金かかるなぁ。
ここまで伸ばしてるとちょっと名残惜しいしなぁ。
などと、躊躇してたんです。
でも１回生の９月、一大決心をして大学の近くのちょっとはやってそうな美容院に行ったんです。
一番お気に入りの太朗さんの写真を持って。
「こんな感じにしてください！」
って。
ストパー(縮毛矯正はしてくれなかった)をかけ、ばさっと切りました。
すると……。
なんとただのおかっぱ頭にされてしまったのです。
悲劇。
違う、違うのよ。
こんな髪型じゃない！
と思って、家に帰ってから必死で自分で加工を施しました。
それから数ヵ月後。
もうどこで切っても同じだと思って行った地元の美容院。
ここの美容師さんが見事に太朗さんの髪型を再現してくれたのです！
そのときはもう感動して、家に帰って鏡を見て
「うわ～ぁ」
ってずっと行ってました。
それからずっとそこで切ってもらってます(美容師さんは変わってしまいましたが)。
最近は太朗さんの写真を持ち込んでなかったんですが、今回は持って行こうかな～と思って、まずは本屋さんへ。
今月の音楽雑誌は何も買ってなかったので、一通り物色。
シングルも出たばっかりだし、載ってるだろうと思って探しました。
あ、あったあった！
嬉々としてそのページを開いてがっかり。
太朗さん、帽子かぶってる……。
だめだぁ。
他の雑誌もライブ写真だから分かりづらいし。
仕方ないなぁ。
お風呂で読む小説でも買っとこうかなぁ。
と読みたかった本２冊を買ったら……。
うわ！
髪切るお金がない！！
……また今度にするか。
ととぼとぼと家に帰りました。

それにしても、読みたい本のために髪切るのを諦めるなんて、なんてわたしらしいんだろうと、自分の決断に酔ってました(苦笑)。

結局その後母親に借金して髪を切ったんですけどね……。