カテゴリ:学生生活(の、ようなもの)
さて、次は川之江インターで下りて、高知県の大豊町方面を目指す。
プチ四国一周をしようという魂胆。 山道をくねくねと進む。 愛媛県の新宮村を走っているとき。 うわ、ガソリンがないっ! こんな山の中で止まってしまったら目も当てられない。 必死で走る。 と、しばらく行ったところでちょこっとした街(山と比べたら)に出る。 あ、GS発見! しかし、お値段が書かれていない。 のんだくれさんが恐る恐る 「ここリッター何円ですか?」 するとおばちゃんは 「146円です」 高っ! そしてラーミアにご飯を飲ませてまた進む。 ってか新宮村広すぎ。 山の中の村ってこういうもんなのか。 そういえば、財田も琴南もそうやっけ。 あぁっ、財田は三豊市で琴南はもうまんのう町やったっけ!? もう香川のことはさっぱりわからへん。 まぁ香川にはだいぶ前から村なんてないからねぇ。 ここで母から電話。 今新宮村。 と答えてふと思う。 こんな山の中でもFOMA通じてるやん。 大したもんだ。 プラスエリアかな? でも3人とも携帯が902iなので、判断できず。 901i以前の人がいたら分かったのに。 それとも道沿いだからでしょうか。 そのまま山道を走っているうちに、ナビがバグってきた。 いや、いつもちょくちょくバグるわけやけどもね。 森林の中を突っ切ったかと思うと、いつの間にか高速乗っちゃったよ、この子。 ナビたん、君はインターチェンジって知ってる? 勝手にナビたんをドジっ娘メイドキャラに仕立て上げ、 「はわわ~、もうここがどこなのか分からないです~」 などど、後部座席から声をあててみる。 もうナビは半分無視。 標識と勘を頼りに走る。 道中、なにやら謂れがあるような湧き水を発見。 立て札によると、飲むには一応煮沸しないといけないみたいだけど、いい水らしい。 ちょっとぱちゃぱちゃ触ってみた後、何故か儀式が始まる。 わたしたちは水辺に来ると、何か祈らずにはいられないみたいです。 空のペットボトルに水を入れ、思いっきり周りに振り撒く。 イメージは、『being』のKOTOKOたん。 いや、自分にかけたりはしないけど。 とりあえず3人で祈る。 のんだくれさんの願いは 「クフ王の願いはキャンセルで!!」 だったそうなので、まともにお祈りできたのはわたしだけみたいね。 そしてさらにしばらく走ると、やっと高知県大豊に突入。 まだまだ先は長そうやなぁ。 っていうか、大豊町も広すぎ。 おっ、国道32号や! 見慣れた国道の数字が出てきて、一気に帰ってきたような気分になる。 でもまだ高知県。 大歩危小歩危を通過。 気が付いたら、外はすっかり真っ暗に。 明るいうちに通れたら、大ボケ大会が開かれたのに。 残念。 そして徳島に突入。 何かこの辺の道が綺麗になった気がする。 まぁ記憶も曖昧やけど。 池田町も合併されて三好市になったっぽい。 へぇ。 他の2県に比べると、徳島はちらっとだけ通った感じがする。 結構さっさと香川県に帰還。 明日入る予定の温泉の横を通って、晩ご飯の一鶴を目指す。 一鶴って、心斎橋にも出来たんやってね。 ザキさん、今度食べに行こうや。 今度はのんだくれさんが親鳥に挑戦。 この前はK-U1さんがあまりにもさらっと食べたので、親でも意外といけるのかと思ったら、のんだくれさんは結構苦戦。 「ひな鳥にしとけばよかったわ」 ご愁傷様。 心斎橋でひなの食べなおししようか。 その後は、本日の締めくくり。 都会育ちの2人に綺麗な星空を見せてあげようと思って。 満濃池の付近はどうかなって思って空を見上げたけど、街灯なんかも結構多いので大して綺麗じゃない。 もっと奥地に行かないと。 というわけで、仲南町の山奥まで走ってもらいました。 こら、そこで『まんのう町だろ』とか言わない! ほとんど街灯もない道にちょこっと車を停めてもよさそうなスペースがあったので、試しに降りて空を見ると。 おぉ~。 さすがにここまで来るとすごく綺麗に見える。 ラーミアに積んであったブルーシートを敷いて、3人でごろ寝。 3人で感動。 それぞれ夏の大三角やら、流れ星やらを探す。 ここまで星が綺麗なところなら、流星群が来ていなくても流れ星は降ってくるのだ。 しかし。 なかなか3人揃って流れ星を見つけることが出来ない。 A「あっ、流れ星!」 B「何っ、見逃した!腹立つわ~」 C「あ、流れた!お祈りしな」 B「今の願い、キャンセルで!」 みたいな、ロマンチックさの欠片もないような会話が繰り返される。 それでも、何か青春映画みたいで美しい想い出になりました。 気が済むまで星を探して、帰宅。 今日もハードやったし、きちんと休みましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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