カテゴリ:地元の話
今日で26歳になりました。
頼んだわけでもないのにお休みです。 ひとりぼっちで誕生日を過ごすぐらいなら、仕事してるほうがまだマシ。 周りの人に 「わたし今日が誕生日ですねん」 って言いまくってやるのに。 さて。 去年の誕生日に、妹が家族のことを書いていたので、わたしも何か語ってみようと思います。 わたしは性格がひん曲がっているのですが。 気難しいし、偏屈だし。 そんな娘を土器川の橋の下に捨てなかった両親を尊敬しております。 わたしが親なら、きっと今頃新聞に載って刑務所の中でしょう。 ひん曲がっているのは父方の家系だと思います。 こんなことを言うと、父に 「何でも人のせいにして」 と怒られますが、本当のことです。 現実を見てください。 妹もわたしほどではありませんが、歪み気味。 そんな3人に囲まれて、真っ直ぐな母は27年よく耐えていると思います。 普通なら鬱です('A`) きっと母がいるから、わたしも明るい家庭で育つことができたのです。 こう書くと父が悪者のようですが、そうではありません。 確かにわたしの父なので、大いに気難しいときがあります。 ですが機嫌がいいときは、とてもいいお父さんです。 タイミングさえ誤らなければ。 空気を読めないわたしが、よく怒らせてしまうだけで。 仕事で帰ってくるのが遅かったので、小さい頃は寂しい思いもしましたが。 そうやってがんばってくれたからこそ、大学に5.5年も通えたんです。 父はよくお土産を買って帰ってくれるんですけども。 まだ幼かったある日。 父が帰ってきたので玄関まで迎えに行きました。 その日はお土産なし。 わたしはそんなつもりなかったんですが、残念な顔をしていたらしく 「ごめんな」 と言われました。 本当にそんなつもりはなかったので、無意識にそんな顔をしていた自分が申し訳なく思ったのを憶えています。 いつもたくさん薬を飲んでいるのできっと大変なんだと思いますが、お願いですから長生きしてください。 母はさっき書いた通り、真っ直ぐな人です。 意地悪なことも言わないし、ちょっと天然で、いくつになっても娘さん。 ひとつだけ難点を挙げるとすれば。 太った……。 昔は我が家で肥満といえば父と妹で。 母とわたしは中肉だったんです。 しかし父は胆のうの手術以降肥満のイメージは薄れ、妹はわたしより痩せました。 それを吸収したかのごとく、母の重量が増していったのです。 既に父と母の足音を聞き分けることは難しく、2階から聞こえてくるのは母のいびき。 以前の母を知る身としては、とても哀しいものがあります。 「どしたん!?ひとみんのお母さんやのに綺麗やん!!」 とまで言われたことがあるのに。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン 母にはとにかく痩せてほしい。 見た目の問題ではありません。 このままではきっと肥満が原因で病気になってしまう。 痩せたらシワは増えるかもしれないけど、早死にされるよりマシ。 でも、もし母が急激に痩せたりしたら、ひょっとして重大な病気なのかもってかえって心配になるなぁ。 あー、でも痩せてほしい。 長生きしてもらうために、お願いだから痩せてください。 妹とわたしは、とてつもなく仲が悪かったんです。 一応過去形にしておきます。 妹が産まれてくるときは楽しみで仕方なかったのに。 いざ現れると家庭内最大の敵になってしまった。 離れて暮らすようになってからは落ち着きましたけどね。 それまでは毎日生傷の絶えない生活でしたよ。 妹の方が力が強かったし。 でもキレるのはわたしの方が早い。 もしわたしが実家に戻って一緒に暮らすようになったら、また元のように仲悪くなるんだろうか。 もともと好きなものも性格も合わないし、見た目も全く似ていない。 似ているとすれば、父譲りの歪んだ根性。 でももう2人ともいい大人なんだから、そんなことはないと信じたい。 妹は昔アクターズスクールみたいなのに通っていました。 高松祭りのステージで歌ったりもして。 わたしはそのステージを見に行くのが、何気に楽しみでした。 どれだけその前日に喧嘩していたとしてもね。 いつか妹のバンドのライブも見に行きたいと思っています。 きっと今年の夏は帰らないけど、みんな元気でいてください。 わたしがここまで生きてこられたのは、みなさんのお陰です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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