暮しを慈しむ

2007/05/30(水)14:15

ハチドリのひとしずく

こだわりモノ(25)

山火事が起こる。 動物達が逃げる。 でも、ハチドリは小さなクチバシで水を運び、消火活動をする。 動物達は笑う。「そんなことしても無理だよ。」 ハチドリは言う。「私は私に出来ることをしているだけ。」 とっても短いお話だけど、すごく心に衝撃が走りました。 お話の結末は、それぞれが考えるんです。 山火事は消えたのか? 山火事=地球温暖化 ハチドリ=私達 動物達=? 動物達はハチドリに賛同し、消火活動を手伝ってくれたのでしょうか? それとも…。 この本には、お話の後に、解説や、著名人たちのコメントがあります。 この本の絵を描いたマイケルが、「このお話は、動物=悪という話ではない。怒りや憎しみ、他人批判をするより、自分に出来ることを淡々としていこうよ。」と。 全くその通り!! そして、私たちの小さな行動が、どう影響するのか? 分かりやすく数字にしてあります。 ・日本人1日平均CO2排出量  7000g/日 CO2 100gにつき1ポトリ(ハチドリのひとしずく:1ポトリ)と計算。 引き算をしていきます。 ・レジ袋1枚断る→0.9ポトリ ・エアコンの冷房を27度から28度にする→0.5ポトリ ・テレビを見る時間を1日3時間減らす→1.2ポトリ などなど。 毎日の小さなことで出来ますよね。 私に出来ることって、改めて大切だ~と考えさせられます。 *私も個人的に地球温暖化にアクションを起こすNGOを作り、ブログ係(別のサイトのブログ)として、ささやかに活動し始めました。

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