【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

カテゴリ

2005年06月14日
XML
カテゴリ:読書・コミック
最近読んで面白かった本の感想を書こう書こうと思っているうちに次の本を読み出してしまい、結局タイミングをはずして感想を書く気がうせる-このパターンを繰り返しております。(^^ゞ
読書感想を書くのって結構気合と時間が必要なんだもん。

そこでちょこっと面白かった本については感想もちょこっと一言程度にして、備忘録も兼ねる意味でまとめて取り上げることにしました。
面白さのレベルに応じて感想の長さも変わってくるというわけさ。

今回取り上げるのは…

・恩田陸『球体の季節』

まだ恩田作品読んでます。(^^ゞそれどころか図書館で借りながら未読の本がまだ2冊もあるよ。早く読まなきゃ。(汗)
えー、この作品は『6番目の小夜子』から郷愁感と叙情性をそぎ落としてホラー色・ドキドキ感を高めたような印象です。(いつも小夜子と比べて悪いね。私の中では恩田作品中ベストだからさあ)
都市伝説・おまじない・少女民俗学などのタームに反応する人には面白いこと請け合い。

・山田宗樹『嫌われ松子の一生』

タイトルがちょっと昔っぽくて面白い感じで興味を惹かれたのと、映画化記念に読んでみました。
都会の片隅で殺された女性・松子の過去を、甥が辿っていくというお話。主人公のワイドショーを地で行くような転落ぶりが面白いというか哀れというか。
美人で頭も良いのに決定的な場面での選択を誤ってしまうのは、幼児期の屈折した心情からか。切ない。
最後に出てくる犯人像が意外だったけど、現代社会では充分ありえてコワ!(怖)

・入江敦彦『イケズの構造』

もはや京都でぶぶづけを勧められることは都市伝説と化しているきらいがありますが(笑)
それ以外にも日常的に京都人が自由自在に使いこなすのが「イケズ」な物言いです。
京都ネイティブによるイケズの解説はよそさんの私には興味深くて面白おしたえ。
シェイクスピアの戯曲も京都弁で翻訳すると心情がよくわかる、この辺りの記述には爆笑どした。
と、読み終わったあとにエセ京都弁を使ってみたくなりますが、それこそ手痛いイケズを言われそうどすなあ。あ怖。
ひさうちみちお画伯のイラストも華を添えてまっせ。

・ユリイカ5月号「人形愛特集」

んー、私みたいな一般的なドールファン向けの内容では決してありませんでした。さすが、くさってもユリイカという感じ(なんだそりゃ)
基本はやはりベルメール。(今時…)
四谷シモン御大へのインタビューで「萌え」についての感想を聞く大胆さ。(@o@)
(それに対する四谷シモンの回答が穿ってた。萌えって言葉、知ってるんだー)
フツーのドールファンを真ん中に置くとすると、そこから→「イタイ」方面と←「エロ」方面に乖離しすぎな印象です。
「イタイ」方面は金原ひとみのインタビューを入れたことからもわかるように肉体改造とかリスカの方向です。球体人形っていうとそちらを意識した論調になりやすいのは何故だろう。
「エロ」方面はもちろんオタクのフィギュア愛じゃよ。中でもラブドール・菜々タンの記事が一番面白かったかな。でもちょっと違うよね。(^^ゞ


ちなみに全部図書館から借りました。最近、実用書と雑誌以外買ってないかも…





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年06月14日 10時59分17秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書・コミック] カテゴリの最新記事


PR

サイド自由欄

女性向けイベントやブログモニターならトレンダーズ

© Rakuten Group, Inc.