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2005年08月09日
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今日のお昼にNHK BS2の懐かし映画劇場で石原裕次郎主演の『堂堂たる人生』を放映していて、新聞に書いてあったあらすじにちょっと惹かれて見てみました。

以下、NHK公式サイトからのストーリー引用。
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業績不振のおもちゃ会社に勤める中部周平は、ライバル会社からも注目される優秀なデザイナー。会社を倒産の危機から救うため、同僚・紺屋小助や、入社希望の娘いさみとともに強力な新商品の開発に乗り出した彼が、幾多の苦難を切り抜けて大勝利を得るサクセス・ストーリー。週刊誌に連載された源氏鶏太の同名小説の映画化で、石原裕次郎が長門裕之とコンビを組み堂々たるサラリーマン人生をうたいあげた青春文芸作品。
〔企画〕水の江滝子
〔監督〕牛原陽一
〔原作〕源氏鶏太
〔脚本〕池田一朗
〔撮影〕高村倉太郎
〔音楽〕小杉太一郎
〔出演〕石原裕次郎、長門裕之、芦川いづみ、中原早苗、宇野重吉、東野英治郎、桂小金治、清川虹子  ほか
(1961年)〔カラー〕
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おもちゃ好きな私としてはどんな強力な新商品を開発したのかが気になって。(笑)
ユーモアサラリーマン小説で名高い(読んだことないけど)源氏鶏太の原作だけあってお気楽で呑気なストーリー。フジテレビの金曜エンタテインメントでやりそうな。昔(1961年)頃は映画と言えば、大作というよりこんなテレビドラマ的軽い作りの映画が多かったのでしょうね。

のっけから裕ちゃんの歌う主題歌が炸裂。プロモーションビデオのようです。
玩具協力はツクダ。現在のツクダオリジナルですな。オセロゲームで有名でバンダイのグループ会社になっちゃいました。←マニア

ご都合主義的なストーリー展開もすごいぞ。
浅草寺の境内でなぜかおもちゃの自動車を走らせる裕次郎。そこでトラブった娘が社長(宇野重吉!)いきつけの寿司屋の娘で、BG(ビジネスガール。死語ですな)に憧れて社長に入れてくれるよう頼むが経営難のため断られると、なぜか寿司を握りたがる裕ちゃん(何故…)に協力して、寿司屋のオヤジ(桂小金治)をうならせる寿司を握れたら入社に口ぞえするよう説きつける。変な展開。

それでもダメだと今度は大阪に金策のため出張する裕ちゃんにムリヤリついて行き、そこで手柄を立てて入社を目論む。
行きの列車内で偶然大学時代の友人と出会う裕ちゃん。彼はロケット燃料の画期的な研究をしていた。
そのエネルギーを使った画期的な玩具(もちろん未完成)を担保に借金を目論む彼ら。XYZガスという適当なネーミングが笑えるし、信憑性のカケラもない話にだまされる取引先の社長もトホホだ。

大阪では経費節約の為、飲み屋のねーちゃんの部屋に泊めてもらう裕ちゃん。運悪くパトロンと鉢合わせ、いきなり始まるニラメッコ。パトロン曰く「2分間ワシから目をそらさずにいられれば、やましい事はなかったとみなして許す。」あのー、2分の根拠って何ですか?
一緒にいた長門裕之(3枚目役)が緊張に耐え切れずふら~っと倒れ掛かるのがなんとも…(笑)
しかし我らが裕ちゃんは2分耐え切ったのだ。パトロンの親父に見込まれ、ポンと200万貸してもらえることになる裕ちゃん。見ず知らずの人間に豪気じゃのう。

更にXYZガスの効果で、取引先の社長もお金を貸してくれることになり万々歳。世の中、そんなに甘くないと思うのだがこの頃はのどかでした。

晴れて入社した寿司屋の娘と恋の鞘当で一悶着あり、会社乗っ取りの危機に見舞われ急展開。
しかし我らが裕ちゃんは新開発した「煙をしゅぽしゅぽ吐きながら走る蒸気機関車」を片手に臨時株主総会に乗り込み、会社乗っ取りを阻止してしまうのだった!パチパチパチ

そしてアメリカのバイヤーにその機関車の玩具を見せたところ「ワンダフル!大量に発注シマース」てなことになり、寿司屋の娘とも上手くいって一緒に海外での玩具見本市に出張することになってメデタシメデタシ。

…はあ、なんつーか。見終わった後ドッと疲労感におそわれてしまった。

だいたい裕ちゃん、男にも女にもモテすぎ。女性同士がかち合わせて険悪なムードになってもあくまでも爽やかな裕ちゃん。かっこよすぎ。これをプロモと言わずして何としようか。

私的には、若き長門裕之が3枚目役でトニー谷(知ってる?)みたいなぶっとい黒ブチの眼鏡をかけているにもかかわらず、お肌はツルツルでキュート(笑)だったかなと。

ヒロイン役の女優さんはハッキリ言って知らないけど、重鎮な役者さんの若い姿が垣間見られるのもちょっと面白かった。

しかしこんな映画で人が入ってたんだからのどかな時代でしたなあ。






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最終更新日  2005年08月09日 23時39分22秒
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