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『忘れられない人』感想文

    『忘れられない人』感想文



無事に、行って帰ってきました。
今までにないくらい、いろんなものに脅かされることなく、
おとーちゃんも休みを取れて、
家族が病気やケガをすることもなく、
何のハプニングもなく、
ほんとに、ほんとに、ありがとう、
って、カタチあるもの、命あるもの、
見えるもの見えないもの、すべてに感謝しながら・・・。

やっと席に着いたとき、
どんだけカンゲキするかと思ってたら、
意外と静かな気持ちで、眠くなるほどでした。

今までのいろんな大変なことがすべて終わる、っていうか、
疲れが取れた安堵感というか。
やっと、ほっとした瞬間でした。

そしてしみじみ・・・。
いろんなこと、あったなぁ。
ここまでやっと、来れたなぁ。
よかったな。

そんな安らかな気持ちで、
薄暗い、舞台のセットを見てました。
何度も、穏やかな深呼吸しながら・・・。




ストーリーの感想は、
もう映画版の感想文を書いたので
なんか自分の中では終わったカンジです。

感動するけど、
メッセージはあるけど、
とにかく、人の死をもってメッセージを送るのは、
自分的にはあんまりスキなタイプではないので、
どうこう言うつもりはないです。

ぜったい泣けるし、感動するし、
悲しいし、セツナイし。

うん、いい物語ではあります。
死が見えるから、目をつぶる。
そういう人生を選んだ。
そっちの道を選ぶしかなかった。
そんな青年が、
ほんのわずかな時間だったけど、
フツーの人間が体験するフツーの幸せを
体験することができた。
明日を、次の楽しみを待ちわびる、
そんな気持ちになることができた。

そして残された人たちも、
いろんな想いを抱きながら、生きていく。


結果ハッピーエンドだよね。
不幸なお話ではないもん。


絶望が重なっていくお話ではなくって、
絶望のどん底にいた青年が、
だんだんあったかいものに触れて、
陽の当たる場所に出てこれて、
戸惑いながらも感情を爆発させたり、
嬉しさを身体で表現できるようになる。
そして幸せな気持ちで永遠の眠りにつく。

すっごい、ハッピーエンドじゃん。

残された人たちも、
別れは悲しいけど、達成感やら安心感やらを感じてる。

燕に比べると、ハッピーエンドですよ(笑)


私は、カーテンコール、すっごい嬉しくって、
すがすがしい気分で拍手を送りました。

やっぱ、泣かなかった。
今回も(笑)

あいだ、じ~んとくることはあったけど、
涙が流れるほどじゃなかった。

カーテンコールのときは、
ただひたすら嬉しくって、しあわせで、
ありがとう、とか、がんばったね、とか、
なんか「イェ~~~イ♪」ってカンジ(笑)でした。

ホント、やっぱひと言でいうと、
『すがすがしい』気分でしたね。
自然と笑顔になってて、ずっと笑顔でいれて、
うくくく~♪って笑ってました。

そしてつぶやいたよ。

 「あ~、次が観たい。」って。


やっぱ舞台はいい。

くら~い、じみ~な、舞台はいいね。

暗めのセットとか、だーいすき♪


そして今回も、
相葉くんはおっきかった。
すっごくおっきかった。

背が高かった。
足、長かった。
肩、しっかりしてた。

ロングコートに負けてなかった。

なっが~いロングコートにアタマはフード被ってても、
すっごいバランスよくって、
そんなとこにポ~~ッとなってしもーたよ(笑)

燕のときも、すっごいおっきく見えたなぁ。
舞台栄え、するっていうの?


それから、お顔のデキも良かった。
これまた燕に比べると(笑)


今回、イチバン興味があったのは、
彼の表情でした。
セリフ少ないし、雰囲気とか、どんなんかな?って。

イチバン「おぉ~~~・・・っ。」ってなったのは、
やっぱ髪切ってもらうシーンで、
そこはやっぱ見せどころで、
そりゃあチカラを入れてるとこでしょうけど、

今まで縁のなかったぬくもり、
いろんな意味でのあったかさに
恐る恐る近づき、受け入れてもらった瞬間の表情。

それまで硬い、こわばったカンジの表情がイッキに崩れるとこ。

どどーっと崩れるんじゃなくって、
眉間にしわが寄るようなぎゅーっとした崩れ方ではなくて、
眉が八の字に下がるめっちゃ切ない表情。
(くぁーー!表現難しいよっ!うまくいかん!)
「うゎ~~ん!」って爆発しない。


“ずっとさびしかった、さびしかった、さびしかったよ・・・”

って聞こえるような、
抑えた感情が、切ない表情で出たような、
ほんとに、かなしげな表情。

そこんとこで、初めてじーーん、ときました。
胸が痛んだ。

さびしい、って気持ちを封印してた青年が
愛する、愛される気持ちと引き換えに
さびしいって感情に気づいた瞬間の悲しみ?
それとも、抑えてたさびしさが静かに溢れた悲しみ?


それから逆に、優しい表情も。
キャロラインを見守る、
素であったかい、優しい、穏やかな表情。

で、心臓移植の話が出ると、急に険しい表情になる瞬間とか。

表情で魅せていただきたかったので、
うん、堪能できました。


時間が許せば、もっと楽しいシーン多いほうがよかった~。
だいぶ削ったってのがもったいないね。
休憩時間挟んでもいいから長いの観たい。

アイスホッケーの会場での楽しそうな表情、
「またいつか来ようね♪」の笑顔。
ホントによかったね。
かわいかったよ。




素材としてのストーリーは、
う~~ん、やっぱ、厚みがないっていうか、
燕に比べると(笑)

相葉くん萌え~~~♪舞台っていうか(爆)

ホント、お友だちと話したことだけど、
「燕がおっきすぎた。」

余韻とか、ずしーんとココロに残るとことか、
何日も引きずるとことか、
何日か経ってまた感情が動き始めるとか、
ずっと影響あり、だったからね。

モチロンまったく主題が違うんで、比べるのはアホですけど(^_^;)


なんかね、社会派?がいいかもしんない。
彼のキャラクターには。

小劇場とかでやってるような、
そーいう重いやつとか、
安保反対の学生運動とか、
明治維新とか、宗教弾圧とか、
戦前の水面下のいろいろごたごたとか・・・?


・・・・・どーせナマちゅ~ないなら・・・・(>_<)


あーっはっはっはっはっはっはっは!!!
そーだよっ!!!
根に持ってるんだよっ!!!!!!!(壊)


もーナマちゅ~ないんなら、ラブストーリーとか要らんっ!!!!!

そーだよ! その程度のファンだよっ!!!(開きなおり)


あのねあのね、かえって不自然っっっ!!!!!

何があるのか?
何を守ってるのか?
なんで守らないかんのかっ!?!?!?!?

いや、特別な事情があるんでしょう。

演出のおねえさまが、ラブラブシーン苦手とか
(だから代わって!って言ったのに~)
ジャニ側のキャラクター設定に反するからとか
(今さらなんだよっ!! 子どものアイドルかっ!?)
夏希ちゃんサイドからダメ出しされたとか
(・・・・・ちょっとわかるかも。(爆))
カノジョに反対くらったとか
(・・・・・やっとけ・・・)


あのですね、シタゴコロ(爆)抜きで、
ちゅ~がないのが、あ・り・え・ん・・・。

いろんな場面で挿入できたはず。

髪切ってもらうシーンとか、
病院抜け出して抱き合うシーンとか、
もー死んだあとでもいいっ!!!
お別れのチューでもいいやん。
もー受身でもいいよ!最低でも!!!

・・・・・まーじーあーりーえーーーーん・・・(T_T)


フツーなら、自然な流れでは、あるよ。

はぁ~~~、疲れた(爆)

このこと考えると、心拍数2倍にあっぷします。

切なくなったり、興奮したり、忙しいな。(爆)
そんな意味で、いろんな影響あるな、実は。


あの表情での横顔、サイコーなのにな。
すっげーキレイなキスシーン、できあがるのにな。

あ~~~、もったいない・・・。

相葉のよさを、まだわかってないよ。

なんで封印するかな・・・。


あ、まだ引きずってるよ(爆)


くっそー、自分なら、観客全員の息を2分は止めてみせるよ。
もーありとあらゆる感情を引き出させて、
サイコーの美しい表情で、
溜めて、溜めて、こらえてこらえて、
ふたりの感情を絡ませ、引き離し、
ためらわせ、想いを重ね合わせる。

・・・って妄想でガマンしよ(笑)


っというわけで、
舞台鑑賞後の『オ・ト・ナ・の、オフ会』は
『相葉主演舞台次回作選定会議』
となりました次第でごじゃります。


私はね、ちゅ~ないなら(爆)
硬派なテーマで行ってほしい。
舞台上での相葉カラーはそれでもいいよ。
普段が自由奔放なキャラなので、
舞台は抑え気味なカンジが新鮮でいい。

そんななか、ヒロインの女の子とは
胸に秘めた恋心とか、許されざる恋とか
そーいうストイックなのがいい。

どーせちゅ~ないなら(ホンマに根に持ってる)

めっちゃハードな社会派希望っ!!!

どーせ・・・、ないなら・・・(涙)



さて、次の舞台は?
来年はムリだな。
2年後、あって御の字ですね。

ホントに、次の舞台が観たい。
って思ったのは、
ちょっと不完全燃焼ぎみなとこあったからかも。

だからね、
もう2億つぎ込むよ。(3億あればね♪)

2億あったら、自主制作できるかな・・・?

というわけで、
『思いっきり社会派で、ストイックな恋愛感情あり。』

ってなのをやるよ(断言!)


相葉くんの魅力はまだまだ引き出されてない。
もう時間はない。
舞台役者としては、年齢はカンケーないけどね
今の、反社会の硬派な青年を演じるには

もうあんまり時間がないよ。

お金は出すから(爆)
誰か賛同して~~~~~っ!!!



もう開き直りで、
なんのこっちゃの舞台レポ・・・じゃなくて感想文でした(笑)



                     おしまい。  18,Nov.2007




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