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カテゴリ:趣味の木工
結論的には、非常に難しい作品となった。抽斗が旨く動かないのである。綺麗に作れば作る程、抽斗の何処かが詰って動かない。小学生の力で出したり入れたりするのだから、難しいものであった。 大きく隙を開けると動くのだろうが、それでは、抽斗を出した時上下左右に大きく揺れる。 10年以上前だったが、今アメリカに居る長女の子供に抽斗のある本箱を作った。これは作った時は良かったのに、木の乾燥で抽斗が動かなくなり困ったのを思い出したが、当時と今では、腕が違うと言う自信があったし、乾燥を考えて木の縦横を旨く合して作ったのに、今度は最初からスムーズには動かないのだ。 この問題は当たる所を削り、ロウソクのロウを塗ると解決した。 要は木工の腕がそれほど成長していないと言う結果である。やはり腕の良い師匠に付かないと、要領が分からないのだろう。 また、当然ニスを塗ると思ったのに、三女がニスは必要ない。杉の木そのもので良いと言う。まあ始めの頃は木の色でも良いのだが、数年すると光に焼けて色が黒ずんで来るのに、それで良いと言う。 大きさは高さも長さも約1メートル、幅が45cmである。箱モノは結構難しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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