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カテゴリ:趣味の木工
新聞を見ていると、徳島県の那賀町に森林美術館が掲載されていた。地図を見ると香川県の私の故郷に行く時の高速道路の近くではなく、時間は倍ぐらい掛る所であった。
だけど丁度、瀬戸内寂聴の講演を聞きに行く日でもあり、回り途になるが、其処に寄る事にした。私は木工が好きだし、森林美術館と言う名前だし、何か自分に為になるモノがあるだろうと寄ったのだが、全く名前と内容がズレテいた。広重と北斎の浮世絵展を遣っていたからだ。 結局は全国各地にある税のムダ使いの見本でしかなかった。全国にこのような馬鹿な施設が2000も3000もあるが、国家が借金していないのなら、作っても良いが、借金しているのだから、作るべき施設ではない。 国家があっての市町村であり、国家にオンブに抱っこの市町村が、ドンドン湯水のように税金を使っても良いとは言えないのは誰でも感じる大きな問題である。親が多額の借金をしているのに、その子供が無駄な出費をしているのと同じだからだ。 その上、地方自治体も赤字まみれなのだし、どうしてこのような不必要なモノを全国何処にでも作って行くのだろうか。やはり為政者と住民が「我良し」と「無責任」な精神になって、それぞれが自分中心しか考えず、全体を慮る気持ちが無くなってしまったのだろう。 中にこのようなモニュメントがあった。杉の大木を「つ」の形にしたものである。大木がこんなに曲がる筈がないので、良く見ると、分からないように杉の皮を張り付けていた。つまり中身は数か所で切断して繋ぎあわし、このよに曲げたのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.14 07:37:09
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