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カテゴリ:音楽
4日の夜、上野の東京文化会館で、モーツアルトのオペラ「魔笛」を見た。私は余りオペラは好きでは無いが、合唱が趣味だから、或る程度は見たい気持ちもあった。 だけど、13000円ものチケットを草加混声合唱団のSさんの知り合いが呉れると言うのだが、それは誰かが負担するのだからと、断ったが、実は只だと言う。 その理由は草加混声合唱団のSさんの知人が、呼び屋と言うのか、海外のアーチストを呼んで日本で講演をする仕事をしているそうだ。 だけど、毎回確実にチケットが売れる訳でもない。そんな時、後ろの方の席が空くのは良いとして、一番良い席に空席があると、演奏者に失礼だから、その席を埋める為、チケットに「招待」と版を押して、絶対に来て呉れる希望者に渡すそうである。だから、そんなチケットは2日前にしか手に入らないそうだ。 そりゃ、そうだろう。1枚でも多く正式に販売しないと、採算に乗らないから、チケットの回収は2日前なのだ。それを貰ったのである。 5~6年前だったか、ウイーンに行った時、ウイーンの一番有名な劇場で、「モーツアルトの一生」と言うオペラを見たが、実はこれが全く面白くなかったのだ。 当然かも知れない。見ていれば大きな粗筋は分かるが、外国語の歌であり、細かい事が分かる筈が無いからだ。しかも知っている曲は開幕時に1曲あっただけで、知らない曲ばかりで、それもドイツ語だから意味はチンプンカンプンで、眠くて困った。 が眠ると、日本人が寝ていると周囲の人に分かり、日本の恥となるから、無理して眠らなかったが、もう2度の見ないと思ったものであった。 まあ、東京講演だから、当然舞台の横に日本語の字幕スーパーが出るから、筋は完全に分かったから、寝る事は無かった。しかも、時々大勢の合唱もあり、これは迫力もあったし、まあ3時間、意外と早く過ぎた。 そう言えば、この会場は、50年程前、私は歌った事があるのだ。会場に入って思い出した。 そして流石日本一の会場に来る聴衆である。マナーは最高だった。高知は田舎都市で、演奏会マナーは酷いものである。演奏途中に平気で入退場をする人が居る。赤ちゃんと来る人も居る。 特に琴の演奏会は最悪で、演奏途中に私語が聞こえる時もある。主催者が始めに注意するべきだろうと思う。 開演前である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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