土佐一人新聞

　船の操縦にも、自動車と同じように免許証が必要である。私はこんな制度は必要ないと思っているが、日本の常識では必要だと感じる人が多いのだろう。

　先進国の外国でも全く自由な国が多い。日本だけが、自動車と同じように面倒な事をしなければ、運転ができない規制をしている。

　例えばオーストラリアに行くと、ヨットだろうとボートだろうと、全く自由に操縦し、自由に何処にでも無料で停泊できる。もし事故が起きれば全て本人の責任であり、船を保有しても、行政に１円も払う必要は無い。

　日本もそうするのが理想と思うが、そのような声は一切出ない。船を持っても、免許証を持っても、海に係留しても、日本ではお金が必要だ。このコストで、船関係の公務員がのうのうと飯を食っている。

　自動車は陸上であり、人も多いし、スピードも出るから、免許証は当然だが、水の上に人は居ないのだ。海水浴場に船が入るのだけ、厳重に規制するだけで、後は自由で良いと思っている。

　要は全ての面で、日本は高コスト社会になってしまった。

　　宇佐と言う小さな漁港の部落で、１２日に講習があった。９０００円も取られた。

　　丁度３０名が更新講習を受けた。世界中が同じようなコストを掛けているなら良いのだが。