土佐一人新聞

　４日の朝、ミカンの出荷作業をしていると女房から電話があった。「今日、白内障で入れたレンズがグラグラしているのを直す手術をする事になった」と言って来た。網膜剥離の手術から３日目に、白内障の再手術を遣るようだ。

　入院日数を、考えての事だろうか。網膜剥離手術の傷が癒えるのが、２週間と言っていたが、それが終わってから、また手術となると、また入院日数がプラスされるからだろうと推測した。

　そんなに続けて左目を開いても良いのだろうか？少々気にはなるが、医者が言うのだから、任せる以外に道は無い。その電話が終わって、数分したら、今度は娘から電話があった。

　娘が「今、お母さんから聞いたけど、今日再手術をするのやね。お父さんは当然、病院へ行くのでしょう？」と言うから、「イヤ、ミカンの注文が来ているし、その収穫や出荷があるから、今日は行けない」と言うと、「ええ？」と明らかに非難のアクセントの含まれる声が聞こえて来た。

　まあ、行って横に居るのが当然だろうが、忙しい時は仕方ないし、女房も私が来ても同じだし、ミカンを収穫している方を望むタイプでもある。そして、６ケットーのミカンを収穫して山から下した。

　　このようにミカンを収穫してきた。これを良い、悪いに、そして大、中、小に分類して、出荷する。