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カテゴリ:蜜蜂
今年は越冬した蜜蜂が10箱あり、そしてイヨイヨ春となった。それらの蜂が分蜂するので、持っている29の空箱(段重ね箱)を3月に自宅の近くでセットした。
沢山入って呉れる事を願っているが、これが中々難しい。越冬したのが10群だから、最低でも、倍に増えて20箱位にはなるだろうか。 旨く行くと、1.5倍位に増えるだろうから、合計で25箱位に成るかも知れないが、お年寄り女王も結構沢山が越冬したようだから、死んで消滅もするし、巣虫が湧いて、消滅するのも多々有り、恐らく秋には15~17箱位になるのではなかろうか。 それでも、蜜を絞れる箱が10箱位になるだろうと計算すると、1箱5キロとして、50キロ位の蜜が採れる可能性がある。 取らぬ狸の皮算用だが、これだけ採れると、子や孫が食べるのを除いても、30キロ位は販売に回せるかも知れないと、安易にホクホク考えている。 そして、4月になってから、遣っているのは、昔やっていた洋蜂の箱を潰して、その板で、また地蜂用の重箱作りに取り掛かった。 この高知の過疎地に入植した時、或る人に養蜂を薦められた。蜂は刺すから怖いので、恐る恐る始めたのだが、その時は洋蜂だった。 その理由は、近所に洋蜂のプロが居たから、困った時に聞けるからだった。だけど数年で、そのプロは老齢で亡く成り、私も養蜂が疎かになって、殆ど止めた様になった。 そしてその後、数年経ってから、今度は地蜂(日本蜜蜂)の養蜂に取り掛かる様に、蜂を変えて、再スタートした。 蜜蜂は、洋蜂と地蜂に分かれており、性質も蜂の大きさも、全く違う。だから養蜂の遣り方が全く違う。 地蜂の箱を、見よう見真似で作り、遣り始め、今やっと、地蜂の遣り方がある程度分かった程度である。 だから昔作った洋蜂の箱を潰して居るのだが、昔、自分で精巧に作って居たのを見て、自分で驚いている。 洋蜂は体も多きく、1つの群で、20キロ位も蜜が採れるが、地蜂は5キロが限度だ。洋蜂は、世界中で研究され尽くし、蜂の言葉、つまり蜂ダンスなのだが、言葉まで読める研究がされております。 洋蜂は巣の枠を中に入れ、その中に巣を作らせるから、巣を取り出し、遠心分離機で蜜を絞り、空になった巣をまた箱に戻せる。つまり蜂は巣を作る作業は無く、常に蜜を集める作業に特化できるのです。 地蜂は勝手気儘に空箱に入って巣を作る。つまり巣枠を入れてもその中に作らないから、蜜を絞るには、巣の一部を切り取って、それを家賃として貰い、その巣を潰して蜜を貰うから、切り取った部分はまた巣を作る必要があり、巣作りに時間が掛かるのでです。 昔、私が作った洋蜂の箱です。 壊していて、板をこの様に幅を広くしていた。精巧な細工を遣ったものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.04.05 07:05:04
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