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カテゴリ:蜜蜂
この冬は、11箱もの蜜蜂が越冬を終えたから、今年は分蜂で凄い数に増えると、ワクワクと期待していたのに、天候が悪いのか、私の管理能力が無いのか、全く増えない。 4箱は増えたが、4箱が消滅したので、トータルでは全く増えて居ない。その大きな理由は、私の腰痛がある。 つまり3箱の内、2箱が巣虫で消滅したのです。毎月粉状の巣粕が底板に落ち、それに巣虫が発生するから、網なら、巣粕が通過して、下に落ちるから、良いと思って、テストしたのに、網の上に巣粕でなく、巣その物が落ちて、網の上に溜まって居たのだ。重いから持ち上げないので、その状態が分からずに、それに巣虫が発生したのです。 その私のミスを除いたとしても、お年寄り女王の群れが3分の1は有るし、つまり女王の寿命が3年だから、自然死もあり、消滅する群れも多々あり、このような結果になっているが、どっちにしても分蜂が少なく、異様なのです。
そして下記の写真は、この冬は何度も底板を清掃して居たのに、巣虫が上の巣にウジャウジャ発生して、消滅しそうな箱が1つあり、それを何とか助けようとしているのです。 先ず、その箱を少々斜めにして、中を見上げると、無残な様に巣虫に食い荒らされ、殆どの巣は落ちてしまっていて、巣虫の大群がウヨウヨ湧いていた。それでも、蜜蜂は新しい巣をその横に作り直して、建て直しの努力をしているが、もうどうにも成らない状態だった。 其処で、最近知り合いに成った蜂仲間に電話した。どうしたら良いかである。そしたら、その箱を逆にして置き、その上に、別の空箱を被せると、蜜蜂は上に上にと行く性質があるので、上の空箱に移り変わる可能性が有るとの事。 其処で、箱を逆さにして、その上に空箱を置いた。 其処で、ではどうするかである。蜂仲間は、先ず空箱を、その横の道の上に逆さに置き直し、群れの居る箱の中に手を突っ込み、巣を壊しながら、サッとその箱をひっくり返して、群れと巣を空箱に落とし込んだ。 そしてその箱を正常な置き方に置き直した。所が、飛び交う蜂達の一部が、その直ぐ上の木の小枝に集まって小さな塊に成って行く。「もしかしたら、この塊の中に女王が居るかも知れない」と言って、その枝を、固まった群れが飛び散らない様に、ユックリと小枝を折り取って、空箱の中に入れた。 要は女王の居る所に群れは集まるのだ。これから住んで欲しい箱の中に納まって欲しいのだが、何処に女王が居るのか、分からないと言う状態なのです。だけど、多分この空箱の中だろうと、推測できた。 そして、その夕方、箱を見て、間違いなく新しい空箱に蜜蜂が住み着いて呉れたようだと、確信できた。そして2日後に、箱を持ち上げて、壊れた巣とか、投げ入れた小枝を取り除いた。これで巣虫の居ない空箱で、1から新しい巣を作って行くだろう。 万歳!! 早く巣を作って、卵を産んで、それが孵化すれば、群れは維持できる。
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Last updated
2017.05.14 06:50:51
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