土佐一人新聞

田島栄など知らない人だが、新聞に出て居たので、３月１７日、見に行った。彼の作品写真が記事に載っていたので、その作品には記憶が有ったのです。

知らない人の絵を見に行く事等、普通はない。だけど、私は最近に成って、絵を始めたが、昨年とその前の県展に行って、印象のある絵だったから覚えて居たのです。

当然ながら名前等記憶に無いが、珍しい作品なので思えていたのです。人物を描いているのに、何時も２重の絵を描いて居たからです。

昨年だったか、「モナリザの微笑み」の、誰もが知って居るあの世界的に有名な婦人の顔を、そのまま完全な模写をし、１０ｃｍ程少々ズレた感じで、別の表情の、つまり何かを馬鹿にした様な表情のモナリザの横顔を描いていた。

新聞に寄ると、この画家は矢張り学校の絵画の先生だったらしいが、もう既に８３歳にもなるそうで、数年振りに個展を開いたのだ。

その新聞の絵を見た瞬間に、私は「あの、顔が移動している感じの絵」だと分かったので、見に行った。顔を描かせると凄い。しかも二重に描いて、動きを出すし、表情の動きを表現しているのです。



これが新聞記事で、中の絵に見覚えがあったのです。





　お分かりでしょうか？この先生は１枚の絵なのに、２つの表情の絵を、動きを見せて描くのです。
　やはり、写真もOKと言われたので、映しました。どうして普通の展覧会では写真がダメなのだろうね。
　写真を嫌がる作家は居ないと思う。嫌なら展覧会等に出展しないからね。