土佐一人新聞

2020/02/12(水)06:14

四万十川の長距離散歩   5回目と6回目

生活(3584)

   5回目は2月6日だった。今回も大きく右に左にと蛇行している所ばかりを歩いた。そして土佐町の大野見を終えて、四万十町(昔の窪川)に入った。  川を下って居ると、左側の道より10メーター程上の斜面に1.5メーター角位の水路が現れた。  農業用水とすると結構大きいものだ。だけど地図を確認しても、下流に広い水田は無い。この水路だと100町歩以上の水田が広がっている筈なのに、山と川だけで、広い水田は無いのだ。  不思議だと思いながら下って居ると、小さな水力発電所があった。此処に水を落とす為の水路だったのだ。やっと水路の意味が解かった。   こんな大きな水路だった。  そして民家の並んでいる所で、子供達3人が遊んでいた。子供をみるのは、5日目にして初めてなのだ。  過疎地ではドンドンと空き家ばかりが増え、子供が減って、将来はどうなるのだろうか?  源流から5回目だが、今までの感じでは、3軒に1軒位が空き家だ。しかも古い家の空き家はある程度理解もするが、真新しい綺麗な新築でも、無住の空き家が増えている。  そして、大きな道路橋1つが現れ、上下200メーター位の所に、沈下橋を2があったから、8の字で歩いて、元の車の所に引き返した。  こんな知らない風景を見ながらの散歩は、結構面白いモノです。          2月9日は、四万十町の窪川まで降りて来た。結構平野も広くなり、恐らく四万十の中流域に入った様な感じだ。  そして今回は4時間歩いたから、20キロは歩いただろう。私の歩速は1時間5.5キロだから、結構早い。 向うの遠くに見える山が、始は薄く霞んで青白く見えるが、その山に向かって30分も歩くと、結構その山の色も緑に変わって行く。    川は蛇行をしているから、何とも言えないが、次回から、川の流れが全体的に西に向く。源流から今回までは南の方に流れて来たが、次からは、西に向く。  そして西土佐まで、約40キロ西に行く。其処から川は南に向いて、約30キロで太平洋に入る。  色々な風車を回している家もあった。こんな風車を作るのも面白いかも知れない。 そして家を高い塀で囲って、中が見えない様にしていて、写真は撮れなかったが、犬を沢山飼っている所があった。  ワンワンと色々な声で五月蠅く鳴く。恐らく10匹以上は居る。幾ら田舎とは言え、一番の近所は50メーター位しか離れて居なかった。  これでは五月蠅くて眠れないだろう。もしかしたら、この一番近い近所の人が飼って居るのかもしれない。

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