土佐一人新聞

　私は８月で８０歳になる。　殆どの友人は、色々な薬の世話に成っていると良く聞くが、私はここ数年、薬を飲んだ事が無い。

　４０代の終わり頃から、２年毎に人間ドックに行って、全身を調べて貰ったものだが、別に問題箇所も無いから、５０代の終わりに、人間ドックも止めた。

　こんなに健康に産んで呉れた両親にホント感謝している。だけど何故こんなに元気かと言うと、何となく分かる原因もある。

　その主な理由だが、毎日の生活面で、その一つは食事が大きい。私は玄米食です。白米と比較すると美味しくないが、健康維持には最適だと思っております。

何故なら我々の祖先は玄米を食べて命を数千年命も繋いで来たのです。その遺伝子を当然受け継いでいる。

昔の軍隊だが、白米が美味しいから、徴兵を遣り易くする為に白米にした。その為に日露戦争での死者の半数以上が、実は脚気で死亡した。戦いで死んだのでは無く、白米の偏った栄養で死んだのです。

白米は江戸城の大奥から始まったと言われており、完全に全国に広がったのは戦後です。今は脚気の理由が分かっているから、白米でも脚気に成りません。

そして毎朝４０分位体操を遣っている。もう２０年位になる。足の先から頭まで、色々組み合わせている。これは大きいと思う。

　そして散歩だ。毎朝の散歩は１００ｍの山を登っている。それ以外に、時々の長距離散歩だが、１０～２０キロ位も歩く。だから、竜馬マラソンに出ようかと思ったものだ。

竜馬マラソンは最低７時間が最低限度らしく、それなら時速６キロで歩けば可能だから、出ようと思って練習に入った。

次は３０キロ練習だと思っていた２年前に、コロナで中止となり、３０キロ散歩はまだ経験していない。

そんな事で歩くのが平気だから、道路のゴミ拾いを始めた。この範囲も広く、我が家を中心に、須崎市内まで２０キロ、又は土佐市内まで２０キロ、そして高知市まで２５キロ、とかなりの広範囲を歩いてゴミを集めている。散歩が主力だから、何とかなるのです。

　要するに、かなり体を使って、筋骨の健康を維持しているのです。