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カテゴリ:養蜂
妻が1月4日(土)の夕刊の記事を持って来てくれました。 海外産蜂蜜(ハチミツ)で中毒症状が発生した記事。 記事は『報告によると、東京都内に住む60歳代の女性が、東南アジアで購入した 蜂蜜をお湯に溶かして飲んだ。30分後、呼吸困難や視覚異常などの状態に陥り、 数時間後には歩けなくなったため、救急車を呼んだ。嘔吐(おうと)や下痢はなかった。』と。 更に記事は『蜂蜜には、ツツジの仲間が持つ中毒物質グラヤノトキシンが入っていること がある。茶さじ数杯程度でめまい、血圧低下、心拍の異常などを起こす。もともと野生の 蜂蜜を食べる習慣があるトルコの黒海沿岸部での発生が多く「マッドハニー病」と呼ばれ ている。患者数の統計はないが、世界中で症例報告があり、トルコなどで生産された 蜂蜜が、流通の国際化によって世界各地に広がっていると考えられている。』と。
先ほどの記事のトルコで購入した蜂蜜を食べ,中毒事故が起きているとの報告がある 植物はツツジ属の花からとった蜂蜜が多く含まれていると。 我が家の蜂蜜 天然のそのままの「ハチミツ」の中にはハチが運んでくると思われるボツリヌス菌が含ま れている可能性があり、日本で生産されるはちみつの5~10%程度にボツリヌス菌が 混在すると言われているのです。これを耐性の低い乳児期の赤ちゃんが摂取すると、 ボツリヌス中毒を起こす危険性があるからです。 昭和62年に当時の厚生省から「1歳未満の乳児にはちみつを与えないように」という勧告 が出されたのです。 よって我がハチミツのラベルにも『1才未満の幼児には与えないでください』と 表記しているのです。 更に記事には『蜂蜜中毒は生命にかかわるほど重症化する恐れはほとんどない。 よく効く拮抗(きっこう)薬があるので、蜂蜜を食べた数時間後に気分が悪くなった場合は、 早めに病院に行き「蜂蜜を食べた」と医師に告げるよう助言する。』と。 我が家の近くにはツツジが大量に自生している山などは全くないため、ほとんど 心配は無いと考えています。 海外からのお土産として、またネット通販でハチミツ購入される方はご注意をお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.07 23:35:10
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