JINさんの陽蜂農遠日記

2017/06/15(木)20:56

ジャガイモの収穫と長ネギの植え付け

JINさんの農園(2081)

この日はじゃがいもの収穫をおこないました。まずは『インカのめざめ』の収穫です。 揚げジャガ、茹でじゃが、サラダなどにジャガイモの糖度は一般的に5度程度なのに対して、インカのめざめは6~8度と糖度が高く、甘みと濃厚な味わいが特徴で、ねっとりした口当たりとさつまいものような食感があるのです。表皮は、普通のジャガイモとあまり変わらない色ですが、ひと回りほど小さめで、大きさに大小があるのです。ジャガイモはナス科の野菜で、原産地は南アメリカのチリだと。栄養価の点でも、ビタミンCの含有量が多く加熱しても壊れにくい。ビタミンB1、カリウム、ナイアシンなど栄養価の高いアルカリ性食品。「インカのめざめ」の黄色はカロチノイド系色素ゼアキサンチンで、活性酸素を消し去るなどの機能性があるのだと。 そしてこちらは男爵系じゃがいも『シンシア』。 フランス生まれの品種を北海道で育んだじゃがいも『シンシア』目が浅く、たまご型でつるりとキレイなかたち。煮くずれしにくく、どんな料理にもよくあうのだと。風味は他の品種にくらべて“濃厚”、粘性も強め。『シンシア』は香りが高く、豊かな味わいにつけ加え、粘質できめが細かいため、煮くずれしにくく、どんな料理にもよく合うのです。蒸かしじゃがバターはもちろん、カレーやシチュー、コロッケ、ポテトサラダなどお好みの料理で楽しめる品種なのです。 そしてたくさんのネギの苗を義兄から頂きましたのでこれを定植しました。 まずは根っこの鬚根を写真右の如く切り取りました。葱苗に限ったことでなく、花木を植え替えるときにも根と枝葉のバランスをとるために根を短くしたり枝を切り詰めたりします。葱苗は、葉を切るわけには行かないので根だけを切ると言うより短くして植えたほうがよく育つのだと以前に農家の方から。 幅20センチ、深さ30センチ程の植え溝を堀り、植え溝を作りました。そして堆肥と化成肥料を混ぜたものを軽く溝の底に敷きました。 ネギは寄せ植えした方が、お互いに助け合うために生育がよくなるので、株と株の間は狭めて密植にしました。 根が隠れ、株が倒れない程度に覆土しました。(浅植えにする)植え溝の中にワラを敷きつめるのが良いのですが、ワラがなかったのでこの日に収穫したジャガイモの茎葉を代わりに敷き詰めました。ネギの根は酸素要求量が大きいため、植え溝にワラ他を入れて、土の通気性を良くするのです。併せてこれによりネギの根っこの乾燥も防げるのです。1ヶ月後に最初の土寄せをするまで、植え溝はこの状態のままにしておくのです(埋め戻さない)。 今度の土、日に孫がジャガイモ堀に来るとのことですので、我が家の横のジャガイモはその日のためにそのままにしています。 

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