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カテゴリ:花
我が家の近くを走る県道403号線・菖蒲沢戸塚線の街路樹の紅白の「ハナミズキ」が
開花しています。 以前は、交互に植えてある赤と白の「ハナミズキ」が開花し、楽しませてくれていましたが、 次第に赤の「ハナミズキ」が枯れてしまい、現在は白の「ハナミズキ」がほとんどと なっています。 ハナミズキは、ミズキ科の落葉花木で高さは10mほど。 北アメリカ原産でアメリカを代表する花の一つ。 ハナミズキが日本へ入ってきたのは明治時代。ワシントンにソメイヨシノを送った返礼として やって来たのだ。白や赤のハナミズキの花は4月から5月にかけてが開花時期なのです。 ハナミズキの花に見えているのは、実は苞(ほう)という葉の一種。 中心にあるめしべのように見えるものが、花序(かじょ)という4mm程の小さな花が 集合しているもの。ハナミズキの花びらに見える大きな苞は、ここに花があることを虫や鳥に 教えるための役割があるのだと。 まるで雪をかぶった樹の如し。 ハナミズキは英語では「犬の木」を意味する「dogwoodドッグウッド」と呼ばれる。 この語の語源には諸説あるが、一説には17世紀頃に樹皮の煮汁がイヌの皮膚病治療に 使用されたためと言われ、他には、木製の串を意味する英古語の「dag」「dog」を作る材料に 使われる堅い木であったことからとも言われる。ただし、イヌの皮膚病治療に使ったとされる「dogwood」は、同じミズキ科の植物でもセイヨウサンシュユと考えられており、 ハナミズキとは異なるのだと。 ハナミズキの花言葉には、「返礼」、「私の想いを受けとめてください」、 そしてこの県道沿いでは少なくなってしまった赤の「ハナミズキ」。 ハナミズキは白花が基本であり、当初は薄紅色の花が咲く品種を「ベニバナハナミズキ」と 呼んで区別していたが、現在ではピンク花が主流になっており「ベニバナハナミズキ」という 言い方はあまり聞かなくなって来たのだと。 花が上向きに咲くことから、2階から見える位置に庭木として配置するのが良いとされていると。 桜が終わった頃に咲いているのが長く楽しめるのがハナミズキの魅力なのです。 街路樹で人気なのもそうしたことにも理由があるのです。 一青窈の代表曲「ハナミズキ」👈リンク には誕生には秘話があると。 アメリカ同時多発テロ事件時にアメリカにいた友人からもらったメールをきっかけにして 一青窈は「ハナミズキ」の詩を書きあげたと。 歌詞にはテロによって愛する人を亡くした人の思いを伝える意味もこめられているのだと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.12 13:10:14
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