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カテゴリ:海外旅行
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ビートルズウォーキングツアーの集合場所近くの TOTTENHAM COURT ROSD SATATION・トッテナム・コート・ロード駅出入口に 辿り着く。 ![]() TOTTENHAM COURT ROSD SATATION・トッテナム・コート・ロード駅)周辺にある 大型ビジョン「Outernet London(アウターネット・ロンドン)」。 ![]() Tottenham Court Road 駅のすぐ近く、Charing Cross Road に面した複合施設。 建物の外壁と内部空間に設置された巨大LEDスクリーンが特徴的で、特に1階部分の 「The Now Building」では、四方の壁と天井すべてが高解像度ディスプレイで覆われ、 来訪者を取り囲む360度デジタル映像体験を提供。 2022年にオープン。世界最大級の「没入型メディア空間」と呼ばれる巨大LEDスクリーン。草花の中を裸足で歩くアニメーション。Outernet では定期的にアートプログラムが更新され、 自然・動物・抽象映像など多彩な作品が上映されているとのこと。 The Now Trending & The Now Arcade(外部通路スクリーン) エリア 特徴 サイズ(おおよそ) Now Trending 駅前壁面に設置された大型LED 約12m × 6m Now Arcade 歩行者通路の両壁+天井を覆う3面スクリーン 各面 約10m × 4m(連続) ![]() 草花が咲き乱れる野原に、長い髪の少女が立って空を見上げている姿。 周囲にはミツバチなどの昆虫も飛んでおり、自然の中での静かな一瞬を切り取ったような 演出になっていた。 ![]() 集合場所はこの先の交差点の反対側の角と旅友Yさんから。 ![]() ロンドン中心部の観光用地図案内板。 地図中央下部に “You are here”と示されており、ちょうど Tottenham Court Road 駅の出口付近。 ![]() ここがTottenham Court Road の交差点(集合場所は手前交差点を渡った角)。 交差する道路 1.Tottenham Court Road(北方向へ伸びる通り) 電気街や家具店が多かった歴史があり、現在はオフィス・商業施設が並ぶ通り。 2.Charing Cross Road(南へ伸びる通り) 古書店・楽譜店が有名で、レスター・スクエア方面へとつながります。 3.Oxford Street(東西に走る大通り) ロンドン随一のショッピング街。西はBond Street方面、東はHolbornへ。 ![]() 横断歩道を渡り、集合場所へ。 集合場所からOxford Street(東西に走る大通り)に沿った商店街を見る。 ![]() 集合場所の交差点の対角方向を見る。 ![]() Dominion Theatre(ドミニオン・シアター) の壁前に設置されている巨大なオブジェの 赤いハイヒール。 ・Dominion Theatre 1929年に開業した大型シアター。交差点北西角に位置していた。 過去には 「We Will Rock You」(クイーンの楽曲を使ったミュージカル) が10年以上も 上演され、観光客にも人気を博した。 ・赤いハイヒール像の意味 近年、このシアターで上演されたミュージカル 「Kinky Boots(キンキーブーツ)」 に ちなんで設置された象徴的なモニュメントである と。 ・この作品は、イギリスの靴工場がドラァグクイーン向けのブーツ製造に挑戦するという実話を もとにしたストーリー。 ・赤いハイヒールは作品のシンボルであり、劇場外観にもその象徴が残されているのであった。 ![]() ロンドンのビートルズウォーキングツアーは、ビートルズの歴史や足跡を辿るための 特別なガイド付きツアー。このツアーでは、ビートルズが関わった場所や重要なスポットを 訪れ、彼らの音楽や文化に対する影響を学ぶことができるのであった。 このウォーキングツアー参加者が受付を。 ![]() このオジサンがこの日のツアーガイド。 BEATLESと書かれたTシャツとキャップで迎えてくれた。 参加者は20数名と。 ![]() そして定刻になり、ウォーキングツアーのスタート。 最初に訪ねたのがSoho Square Gardens(ソーホー・スクエア・ガーデンズ)。 ![]() Soho Square(ソーホー・スクエア) の標識。 ビートルズの歴史とつながる場所で、ビートルズが設立した「Apple Corps」の 本社があった地域。 場所を明示する看板を目にすると、「ここがビートルズの歴史とつながる場所なのだ」と実感が 湧いてくる瞬間なのであった。 ![]() Soho Square Gardens(ソーホー・スクエア・ガーデンズ)の中央部分。 ロンドンの賑やかなソーホー地区の中にある緑豊かな小公園で、周囲を18〜19世紀の タウンハウスが囲んでいた。 現在は市民やオフィスワーカーの憩いの場となっているようであった。 特徴的な二つのランドマークが見えた。 1.前景の白い像 作者:Caius Gabriel Cibber(カイアス・ガブリエル・シバー) 制作年:1681年頃 材質:ポートランド石 概要: ・ソーホー・スクエアが「King’s Square」と呼ばれていた時代、 国王チャールズ2世を称えて中央に設置されたもの。 ・王はローブをまとい、手に王笏(sceptre)を持ち、足元にはイルカや貝の装飾がある。 ・長らく風雨で損傷していましたが、1938年に修復された。 2.像の背後の建物:Tudor-style Hut(チューダー様式の小屋) ・建設年:1920年代(第一次世界大戦後) ・外観:黒と白のハーフティンバー(木骨)風デザイン ・機能:地下に公園管理事務室および防空壕(旧時代のシェルター)があり、 上部は道具小屋・監視所として使用されてきた。 ・補足:現在も公園維持の設備として残されていますが、一般立入はできない と。 ![]() 説明を始めたガイドのオジサン。 名前はRichard Porter(リチャード・ポーター)👈️リンクさん。 BBCや新聞、ドキュメンタリーなどにも出演しており、 国際的にも「ビートルズのロンドン案内人」として知られているとのこと。 ![]() ポール・マッカートニーと若かりし頃のRichard Porter(リチャード・ポーター)さんの 写真をネットから。 ![]() Soho Square Gardens(ソーホー・スクエア・ガーデンズ)から向かいの茶色の建物の 説明をするRichard Porter(リチャード・ポーター)さん。 ・27 Soho Square(ソーホー・スクエア27番地)、つまり ビートルズの会社 「Apple Corps」本社があった場所と。 ・時期:1968年にビートルズが設立した Apple Corps Ltd. の本社として使用。 ・役割 ・Apple Records(レコードレーベル) ・ Apple Publishing(音楽出版) ・Apple Electronics(発明・ガジェット系の事業) ・Apple Films など ビートルズのクリエイティブとビジネスを一手に担う拠点。 ・ビートルズの出入り メンバーも頻繁に訪れ、会議やレコーディング関連の打ち合わせをしていた。 ただし経営面では混乱が多く、「お金にルーズすぎてアップルがアップルを食べる」と 揶揄されたこともある。 ・ファンにとっての意味 一見、普通の赤レンガのビルにしか見えませんが、ここでビートルズ後期の重要な決断が 数多くなされたのだと。 現在も「ビートルズ・ウォーキングツアー」の定番スポット。 ![]() Apple Corps Ltd.(アップル・コア本社)跡の建物。 ![]() 正面から。 ![]() ガイドが手に持っている写真に写っているのは ポール・マッカートニーとファン?。 ![]() こちらは共に若き日のポール・マッカートニーとRichard Porterさんが一緒に写った写真。 特に Soho や Savile Row 周辺 では、1980年代以降もポールが音楽活動や仕事で訪れており、 偶然ファンと撮られた写真がいくつも残っているのだと。 この写真には ポールのサイン が入っているのが見えたのであった。 ![]() Soho Square Gardens(ソーホー・スクエア・ガーデンズ)を公園南側から北方向を振り返って。 先ほどの像とチューダー様式の小屋(黒白の建物)が、ここからでももはっきりと。 ビートルズのウォーキングツアー(Richard Porter氏の Beatles in London Tour)でもよく 通過・休憩地点として使われているのだと。 特にMPL本社(ポールの事務所)がこの公園の北側にあるため、ツアーでは必ず立ち寄る名所 である と。 ![]() Soho Square から角を曲がった「Carlisle Street(カーライル・ストリート)」 。 写真中央の赤レンガの建物が、Soho Square(Apple Corps 本社跡) の横顔。 Google Mapにはこの建物には「MPL Music Publishing」とあり、これは ポール・マッカートニーが1970年代に設立した音楽出版会社であるが、正式な住所は Soho Square(ソーホー・スクエア1番地)とのこと。 ![]() 「Soho Square W1」の通り名標識(Street Name Sign)が煉瓦造の壁に。 この標識「SOHO SQUARE W1」が掲げられている通りこそ、 ポール・マッカートニーが拠点を構えた場所そのもの。 MPLビルはソーホー・スクエア北側の赤レンガの建物(写真に似た外観)で、 彼自身が1970年代に取得して以来、長年にわたってビートルズ後の創作・出版活動の中心と なって来たのだとガイドから。 ![]() MPL Communications(エムピーエル・コミュニケーションズ) の本社ビルを正面から。 ・名称:MPL Communications Ltd. ・所在地:1 Soho Square, London W1D 3BQ, United Kingdom ・設立者:Paul McCartney(ポール・マッカートニー) ・設立年:1971年 ・用途:音楽著作権管理・出版・制作会社(マッカートニー家のプライベート企業) ・外観特徴: ・赤レンガ造のヴィクトリアン建築(19世紀後半建設) ・玄関上部に控えめに “mpl” のロゴが刻まれています(写真中央の焦げ茶色の木製フレーム部) ・建物前はソーホー・スクエアの緑地を望む絶好の立地 MPL Communicationsとは ・“MPL” は「McCartney Productions Ltd.」の略。 ・1970年、ビートルズ解散後にポール・マッカートニーが設立した 音楽出版・著作権管理会社 で、彼のすべてのソロ活動とウイングス時代の作品を管理。 ・現在はマッカートニー家の所有する多数の楽曲(他作曲家の作品も含む)を管理し、 世界的に有名な音楽出版会社のひとつとなっているのだ と。 ![]() 「mpl」の銘板(ロゴプレート)は、マッカートニーの会社を象徴する非常に有名なデザイン。 ・表記:小文字の mpl(Music Publishing Limited の略) ・書体:やわらかな丸みを帯びたサンセリフ体 ・デザイン要素: ・文字の上にアーチ(曲線)が描かれている。 ・このアーチは「音楽の波」または「五線譜の一部」を象徴すると解釈されている。 ・ロゴ全体はシンプルながら上品で、外壁の木製フレームと調和している と。 ![]() Soho Square・ソーホースクェアーを進む。 ![]() そして次に訪ねたのがTrident Studios(トライデント・スタジオ)跡。 ![]() Trident Studios(ロンドン・ソーホー、1968〜1981頃) ビートルズとの関わり ・「Hey Jude」👈️リンク 録音(1968年) ・ビートルズがこのスタジオで録音した代表曲。 ・Abbey Road Studios より最新鋭の8トラック機材が導入されていたため選ばれた。 ・オーケストラを使った壮大なセッションが行われた。 その他の録音 ・「Dear Prudence」👈️リンク ・「Savoy Truffle」👈️リンク ・「Martha My Dear」👈️リンク など『The White Album』収録曲の一部もここで制作。 「ビートルズはAbbey Roadだけではなく、Hey JudeやDear Prudenceをこのスタジオで 録音した」と。 ![]() ズームして。 スタジオは閉鎖され、現在は別用途(事務所など)ですが、外壁に記念プレートが 設置されており、音楽史的な聖地として保存されている と。 正面には青い記念プレート(Blue Plaque)が掲げられていた。 ![]() このブルー・プラーク(記念プレート)は トライデント・スタジオ(Trident Studios)跡 の 建物に掲げられていた。 「BBC Music Day DAVID BOWIE 1947 - 2016 His albums Hunky Dory and The Rise & Fall of Ziggy Stardust, and the iconic single Space Oddity were recorded here at Trident Studios Awarded by BBC Radio London British Plaque Trust」【BBC ミュージック・デイ デヴィッド・ボウイ 1947 - 2016 彼のアルバム『ハンキー・ドリー』と 『ジギー・スターダストの興亡』、 そして象徴的なシングル『スペイス・オディティ』は ここトライデント・スタジオで録音された。 BBCラジオ・ロンドンより顕彰 ブリティッシュ・プラーク・トラスト】![]() 説明するツアーガイド・Richard Porter(リチャード・ポーター) さん。 歴史的意義 トライデント・スタジオは1960〜70年代のロンドンで最も重要な録音スタジオの一つ。 ビートルズをはじめ、世界的アーティストの名曲がここで生まれているのだ。 主な録音アーティストと作品 アーティスト 主な作品・録音年 ・The Beatles : “Hey Jude”(1968年録音。アビイ・ロード・スタジオが満室のため ここで録音) ・David Bowie : “Space Oddity”(1969)、“Hunky Dory”、“Ziggy Stardust” ・Queen : デビューアルバム “Queen”(1973)、および “Bohemian Rhapsody” の一部 ・Elton John : 初期作品 “Your Song” など ・Carly Simon : “You’re So Vain” ・Genesis, T. Rex, Lou Reed : 1970年代ロンドン・ロックを代表する録音の多くがここで制作 ![]() ビートルズがレコーディング中の様子を写した写真。 「Hey Jude」のレコーディング風景写真を示しながら、「ここで実際に彼らが演奏して いたのです」と。 ![]() ネットから上記写真を。 1968年、トライデント・スタジオ(Trident Studios)で「Hey Jude」録音時のセッション風景。 ・手前左:ポール・マッカートニー(ヘッドフォンをつけ、マイクに向かって歌っている) ・手前右:ジョージ・ハリスン(ギターを弾いている) ・中央・後方:ブラス・セクション(トロンボーン、トランペットなど) ・仕切り板で区切られた録音ブースが確認でき、当時の録音環境がリアルにわかる。 「Hey Jude」👉️リンク録音について ・日付:1968年7月31日 ・場所:ロンドン・ソーホーのトライデント・スタジオ ・理由:当時のAbbey Road Studiosはまだ4トラックしかなく、トライデントは最新鋭の 8トラック・レコーダーを導入していたため。 ・特徴: ・長大な7分超えのシングル。 ・オーケストラや合唱が加わり、壮大なスケール感に。 ・後半の「na-na-na…」のコーラス部分は、オーケストラ奏者や付き添い人までが合唱に 加わったと言われている。 ![]() Broadwick Street(ブロードウィック・ストリート)を歩く。 ガイドはここで「これからカーナビー・ストリートに向かいます」と案内し、 60年代当時のロンドン文化(ファッション、音楽シーン、若者文化)とビートルズの関わりを 説明してくれた。 ![]() Broadwick Street(ブロードウィック・ストリート)はCarnaby Street につながる通り レコード店やスタジオが点在していた。 ![]() カラフルでインパクトのある、ロンドン・ソーホー地区(Soho)にある 5つ星のホテル「Broadwick Soho(ブロードウィック・ソーホー)」の入口。 ![]() 正面から。 「カラフルな発泡スティック(プールヌードル)」で、ホテルのエントランスをアート的に 囲むようにデザインされていた。 ![]() Broadwick Street(ブロードウィック・ストリート)にあったのがロンドンの音楽史ツアーで 定番の立ち寄り場所、旧マーキークラブ(The Marquee Club)跡(Wardour Street) の 入口跡??。 この場所は Wardour Street のマーキークラブ跡そのものではなく、現在は マーキーに 関連付けられて紹介される地下スペースの入口 であるようだ。 ネットによると ここはBroadwick Street の地下トイレ跡(現在は閉鎖中)であったようだ。 また、Tottenham Court Road駅近くの旧地下鉄口(鉄柵の階段)を 「映画に登場する“リンゴが降りた階段”に似ている場所」として紹介することがあるのだ とも。 ![]() マーキークラブとは ロンドン・ソーホー、Wardour Street 90番地 にあった有名なライブハウス。 1960年代から70年代にかけて、数え切れないほどの有名バンドが出演。 ローリング・ストーンズ、ザ・フー、ピンク・フロイド、デヴィッド・ボウイ… ビートルズ自身は出演していませんが、アップル・レコードと繋がりのあるアーティストが ここで演奏。 Badfinger(ビートルズの弟分バンド) などもステージに立った。 ガイドさん(オレンジのビートルズ帽子の方)が掲げているのは、リンゴ・スターの写真。 ![]() ズームして。 この写真の背景には「GENTLEMEN」「MEMBERS ONLY」という看板付きの鉄柵が見えた。 リンゴ・スターがシルクハットをかぶり、片手を挙げてポーズをとっている。 ![]() ・この地下トイレはヴィクトリア時代に設置された公衆便所で、ソーホー地区では有名な ランドマークのひとつ。 ・近年は閉鎖されていて、鉄の門に南京錠がかけられていた。 ・2010年代以降、ロンドンでは多くの歴史的地下トイレが閉鎖または再利用され、 バーやカフェに改装されるケースもあり、この場所もその候補に挙げられたことがある と。 ![]() リンゴ・スターが出演した映画や当時の写真を示しながら解説してくれた。 リンゴ・スターが帽子姿で立ち、隣に別の人物がいるシーン。 映画『A Hard Day’s Night(ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!)』(1964)の リンゴ・スターのワンシーン。 この映画の撮影場所がここだったのであろう。 ![]() 覗き込んで。 ![]() ・・・もどる・・・ ・・・つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.10.13 12:30:01
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