蜜蜂群の内検実施
今日は朝から蜂友のEさんが蜜蜂群の内検にかけつけてくれました。 まずはNJ2群の内検実施。この群は先週、私一人の土曜日の内検時に女王蜂が確認できず、次の日曜日にも連続実施しましたが同じく発見できなかった群。女王蜂の突然死の可能性もあったため、既にその前の週から出来上がっていた王台を1個そのまま残しておいたのです。3/22撮影時点の王台です。巣枠を引き上げるとその王台の底は破られ空き家状態となっていました。周囲の巣蓋も無くなっているものもあり、働蜂が誕生したことも解ります。新女王が誕生したのではないかと思い、他の巣枠を綿密に調査実施したところ、新女王蜂を発見したのです。まだやや小振り、誕生からまもなく未交尾の状態と思われました。そして未だ背中の上部に黒い横縞の線も入っていません。あと数日で交尾飛行を行ってくれるでしょう。巣内には雄蜂の存在も確認できましたので旨く交尾に成功すれば2~3日後には産卵を始めるのです。他の巣枠にも先代の女王蜂の忘れ形見?の子供たちが元気に動き回り、群勢も増えていました。新しい女王蜂を優しい気持ちで受け入れて欲しいのです!!!こん変が人間社会と全く異なる不思議なミツバチワールドなのです。蜜も貯まりつつあり巣枠もあり、朝の太陽に蜂蜜が輝いていました。桜も満開状態ですので、これからの一挙の群生拡大が期待できるNJ2群なのです。続いて2段積のNJ1群の内検を実施。こちらは相変わらず群勢が毎週大きくなっていることを確認できます。下段の巣枠には隙間もないくらいに蜜蜂群が張り付いています。超過密状態と判断し新しい巣碑枠を追加しました。過密状態の中から漸く女王蜂を確認。この女王蜂も相変わらず元気に動き回り産卵を続けてくれているのです。1枚に巣枠は両面とも殆ど巣蓋で覆われた状態です。今後の群勢の更なる拡大が期待されます。真っ黄色に染まった菜の花畑と養蜂場の周囲を囲っている風除け用青ネットです。内検終了後は両群とも落ち付きを取り戻し、暖かさに誘われ,ブンブンと羽音をたてながら頻繁に採蜜の為に飛行を繰り返していました。両脚に黄色い花粉団子をつけ戻ってくるミツバチの数も週毎に多くなっているのです。