伊豆の紅葉、イルミネーションを愛でに(その20):大観山展望台
湯河原の「不動滝」を後にして、静岡県道75号線・椿ラインの山道をひたすら進み、源頼朝が隠れた「しとどの窟」への入口横を通過して、次の目的地の「大観山展望台」に向かう。神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋の尾根の上に球形レーダーアンテナが2基。『東京航空局 箱根航空路監視レーダー(ARSR)局』。ルート上の航空機の位置を探知し、航空機の誘導及び航空機相互間の間隔設定等レーダーを用いた航空路管制業務に使用している とネットから。そして「大観山展望台」駐車場に到着し散策開始。正面に「芦ノ湖」と「富士山」の勇姿が。標高1,011m。箱根ターンパイクの「大観山展望台」からは、芦ノ湖と富士山、駒ヶ岳などの中央火口丘、金時山などの外輪山、そして遠くには南アルプス、三浦半島、房総半島、大島までも眺望でき、まさに360度の絶景を楽しむことが出来るのであった。ジワジワとズームして。富士山は高さ3,776m、日本の最高峰として知られている。2014年時点の富士山の最高地点は、剣ヶ峰にある二等三角点「富士山」の位置から北へ約12 m のところにある岩の頂上であり、二等三角点との比高は0.61 m である。したがって、この岩の標高は、3776.12 mとなり、これが富士山、及び日本の最高標高であると。はじめから今の形をしていたのではなく、大昔から何度も繰り返された噴火によって今の形になったもので、小御岳火山の麓に約10万年前に誕生し、古富士火山、新富士火山の2世代にわたる噴火活動によって現在のような円錐型を形づくって来たと。富士山の最後の噴火の記録は、今から約300年前の宝永4年(1707)におきた、宝永大噴火。富士山麓には火山の噴火の跡がたくさんみられるのだ。地質学上の富士山は典型的な成層火山であり、この種の火山特有の美しい山体を持つ。 現在の富士山の山体は、大きく分けて下記の4段階の火山活動によって形成されたものだと考えられている。・先小御岳(せんこみたけ)火山・古富士(こふじ)火山・新富士(しんふじ)火山この中で先小御岳が最古であり、数十万年前の更新世にできた火山である。東京大学地震研究所が2004年4月に行ったボーリング調査によって、小御岳の下にさらに古い山体があることが判明した。安山岩を主体とするこの第4の山体は「先小御岳」と名付けられたとネットから。南アルプスの白き山々の姿が見えた。一番左に「聖岳・3,013m」その右に「明石岳・3,121m」、「荒川岳・3,141 m」、「悪沢岳・3,141m」であろうか。南アルプス案内板。「宝永山」の姿も確認できた。「宝永山」には東京タワーの如き積雪の白い姿が。その上部には、登山道のジグザグ模様が。御殿場ルートの登山道であろう。「駒ケ岳」その右に「上二子山」TV中継基地と「下二子山」。「駒ケ岳」をズームして。「富士山」の裾野の白い場所は人工スキー場「スノーパーク イエティ」。再び「富士山」と「芦ノ湖」。「アネスト岩田 スカイラウンジ」を振り返る。「日本景勝百巡地 箱根大観山」と。「箱根ジオパーク 大観山」案内ボード。「箱根火山の成り立ちを風景から読み取ろう!大観山のダイナミックな風景からは、箱根火山の成り立ちを学ぶことができます。芦ノ湖の背後に連なる三国山などの山々は、箱根火山の活動のはじめの頃に活動した火山です。①・・・約40 ~ 23万年前の間に、金時山や明神ヶ岳など外輪山と呼ばれる成層火山群が 形成されました。②・・・約23 ~ 13万年前には、火山の噴出物が地面を這うように流れる火砕流を伴う大きな 噴火が起こり、箱根の山の中央部が陥没してカルデラがつくられました。 目の前に広がる風景で外輪山に囲まれた場所が、カルデラの内側です。③・・・約13 ~ 8万年前にかけてカルデラの中に大量の溶岩が噴出し、形成されたのが屏風山や 浅間山などの中央火口丘のはじめの活動でできた火山(前期中央火口丘)です。④・・・約8 ~ 4万年前には、再び火砕流を噴出する激しい噴火が起こりました。⑤・・・約4万年前以降から現在にかけて、カルデラの中での溶岩の噴出で形成されたのが 駒ヶ岳やニ子山などの中央火口丘のうち後の活動でできた火山(後期中央火口丘)です。大観山では、この箱根火山の形成宅デルに出てくる外輪山と中央火口丘の全ての山々を観察することができ、箱根火山がどのようにできたのか観察することができます。」雲海の上の「蛭ヶ岳・1673m」であっただろうか。再び富士山👈リンク富士山は、「コニーデ式火山」と呼ばれ、円すい型の姿が特徴。溶岩は流れにくく、厚くたまっている。岩石はアンザン岩が主とのこと。代表的な日本の山は「富士山」や「鳥海山」など。「富士山」、「南アルプス」の山々。「丹沢山地」。近づいて。絶景かな!!絶景かな!!「大観山」の山頂。携帯電話会社の通信中継局になっているようだ。そしてこの歩道橋を渡り、「アネスト岩田 スカイラウンジ」を訪ねた。内部に祀られていた「天照山神社」。「スカイラウンジ」からも。再び丹沢の山々を。右に「蛭ヶ岳・1,673m」~雲海~「丹沢山・1,567m」であろうか?ラーメンを楽しみました。 ・・・もどる・・・ ・・・つづく・・・