ひつじ飼いの遊牧民的日常

2011/10/26(水)08:19

ワン県の地震速報 2

事件・事故・宗教・政治(11)

今日もトルコの新聞は ワン地震でもちきり。 地震の発生から 2日以上がたって 生存者の発見が 難しくなっていくなか 今日、本当に 奇跡のような救出劇が ありました。 日本でも一部メディアで 報道されたようですが 地震発生47時間後に 瓦礫の下から 生後2週間の赤ちゃんが 救出されたんです!! お母さんとおばあちゃんも 一緒に!! 興味のある方は「ヒューリエット紙」へ→http://www.hurriyet.com.tr/gundem/19079342.asp(ただし、トルコ語だよw) 救出劇を写真で→http://fotogaleri.hurriyet.com.tr/galeridetay.aspx?cid=51388&rid=2&p=14 倒壊したマンションで 倒れたソファの わずかな隙間で 生存していた、母娘。 母親は、そんな状況下でも 赤ちゃんに授乳をし 母乳がおわってしまうと 自分の唾液で 赤ん坊を脱水症状から 守ったそうです。 素晴らしい!! 母親の愛ですね!! まじめに、 泣けましたw 現在2人とも アンカラの病院に 搬送されて 手当てを受けていますが 健康状態は良好、とのこと。 実は、54時間後にも 12歳の少年が 救出されたのですが。 彼は、彼を庇った 母親のナキガラに 守られるような形で 倒れたビルの下で 生きていたのです。 でも。 残念ながら。 病院での懸命の治療の甲斐なく 命を落としてしまった…。 この赤ちゃんは 何とか、力強く 生きて欲しいです! 現在、死者459名、 負傷者1352名との 発表がでています。 もっと、もっと 助かってほしいのに!! 時間は 時として、 本当に残酷です。 トルコ政府は本日 正式に 支援要請を申し出た 30カ国に対して テントやプレハブ家屋の 資材の支援要請をしました。 日本も、第一陣の 申し出の中には 入っていなかったもののww 本日やっと 新聞上に、名前がでてきました。 「日本、400万米ドルと緊急物資を支援」 日本は、3月に起こった地震の悲しみから、立ち直ろうとしている、真っ最中だが、 ワン地震の被災者達をも忘れずに、トルコへの、救援物資輸送を、取り決めた。 アンカラの日本大使館の発表によると、日本の国際共同通信を経て、 地震で被害を出したトルコへ、3000万円(約400万ドル)の援助と、テントのような 緊急支援物資の援助にあたる事が、取り決められた。 日本政府は、緊急援助決定は、トルコ政府の支援要請を受けて、被災者への人道的配慮から 取り決められた、と明らかにし、決定された支援の他にも、追って追加支援を検討中であることを、明らかにした。(ヒューリエット紙より抜粋) JAPONYA 400 B?N DOLAR VE AC?L YARDIM MALZEMES? G?NDER?YOR Japonya, mart ay?nda ya?ad??? depremin ac?lar?n? sarmaya ?al???rken, Van'daki depremzedeleri de unutmayarak, T?rkiye'ye yard?m g?nderme karar? ald?. Japonya'n?n Ankara B?y?kel?ili?i'nden yap?lan a??klamada, Japonya'n?n Uluslararas? ??birli?i Ajans? arac?l???yla depremden zarar g?ren T?rkiye'ye 30 milyon Japon yeni (yakla??k 400 bin ABD dolar?) ile ?ad?r gibi acil yard?m malzemeleri sa?lamaya karar verdi?i bildirildi. Japonya h?k?metinin acil yard?m karar?n? T?rk h?k?metinin talebi ?zerine depremzedelere insani bak?? a??s?yla yapt??? belirtilerek, s?z konusu yard?ma ek destek sa?lanmas?n?n da planland??? kaydedildi. 24日には、 支援の決定をし トルコ政府へ通達 していた、日本ですから。 経験を生かして いろいろ役にたってくれる事を 大いに期待しますね。 そうそう。 昨日、ちらりと 刑務所の壁が壊れて 150人の囚人が 脱走した、って 話がありましたが。 このほとんどが 無事な家族を 一目見てから 自分で、刑務所に 帰ってきたんですって。 まだ、帰って来ない 何名かが いるんですがww それでも。 何か、その律儀さが 微笑ましい。 大混乱の中。 逃げちゃえば、 逃げられたかも しれないのにねww でも。 刑務所に帰ってきてから 今度は、 ベットに火をつけたりして 暴動を起こし 自分達を 刑務所の庭にテントを設営して そこに移動させるか もしくは、他県の刑務所に 移送するかしてくれ!と 要求したそうでww 要求を承諾する約束を 取り付けると 暴動は収まったそうですが。 やっぱ。 なんつーか。 アメリカとトルコは 違いますな。 ヘイ!ユー! このチャンスを逃して なるものかー! って。 アメリカなら 絶対、誰も帰って来ないような 気がするww 真面目?です。 トルコの囚人。 何か、エライぞ! そして。 トルコの 非常事態に対する 対応の早さには 本当に、学ぶところが 多いと思いますね。 地震発生後 数時間にして すぐに 首相や副首相 関係大臣達が 現地入りを果たし 必要な指令を どんどん、出していく。 危機管理会が すぐに設置され 各地の救援隊員たちに 指令が出され 飛行機のリレーで すぐに隊員たちも 現地に到着する。 この連帯力と行動力は スゴイです。 やります。 トルコ。 日本も、見習うべき点が 多いにある、と思います。 ワンは、明日から 雪の予報が出ています。 今も、どこかの ビルの下に 生存者がいるかもしれない、 って思うと 本当に 胸が苦しくなります。 どうか、たくさんの命が 救われますように。 助かった命が 尽きてしまう事の ないように。 頑張れ!トルコ!! 本日もお付き合いただいて ありがとうございます。 ぽちっと応援 よろしくお願いします♪ にほんブログ村 にほんブログ村

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