スペースシャトル ディスカバリーで・・
日本人飛行士野口さんが2回目の宇宙遊泳をしたというニュースを聴きました。私事ではありますが、スペースシャトル関連のニュースを聴く度に思い出す漫画がありまして、それは、「エリア88」を描いた新谷かおる作の「パスカル・シティ」っていう漫画です。 これは、ちょっと先の世界の話で、主人公ヒカル(小学生!)の父親は宇宙飛行士。彼等は旧型シャトル(今、野口さんが乗っているヤツ)で宇宙ステーションまで行き、そこから最新鋭次世代シャトル「サラトガ」に乗り換えて月面基地まで行くという試験的飛行だったのが、「サラトガ」の発進直後にエンジンが暴走、月までの軌道を大きく反れて、太陽に向かってしまった。救出が絶望となった主人公の父親を含む「サラトガ」乗組員を助けるため、乗務員の子供達・ヒカルを含めた7人(みんな小学生!)がヒューストンにある旧型シャトルを乗っ取り、彼等の父親が乗っている暴走した新型シャトルを追いかけ、彼等の父親を救出するって話です。 父親のシャトルに追いつくまで、無重力の船内生活から、果ては船外活動まで子供達だけで乗り切っていく姿が、史上初となる船外活動によるシャトル修復を試みる野口さんとダブってしまいます。ちょっとした映画を見ているような感じになる漫画です。 この漫画、1987年のものですが、今読んでもちっとも古さを感じさせないストーリーで、何度読んでも面白いです! 今回のシャトル打ち上げに興味を持たれてる方に、機会があったら是非とも読んで欲しい漫画です!!