日々の話

この時期になると、年々喪中の葉書の枚数が増えてきます。

今日、届いた葉書はとても寂しいものです。



私は小学生の時の手紙を書く練習の時間に、
先生の知り合いの方にクラス全員で書きました。

そんなご縁で、現在まで続いていた手紙のやり取り。

一度もお会いしたことの無い方です。

以前、教師をなさっていた事もあって、

丁寧にお返事を頂いていました。

子供の頃には家族の話や遊びの話。

思春期には部活の話や友達の話。

社会人になってからは仕事の話。

結婚してからは夫や実家の様子。

時にはお住まいの名物を送って頂いたり、
私から手編みのストールを送ったり。

年賀状や暑中見舞いも含めたら、
ダンボール一杯になるほどのやり取りをしてきました。



去年までは絵手紙を下さっていたのですが、
今年の年賀状はこちらも喪中だったので控えていました。



三月には亡くなっていたそうです。


97歳でした。


長い間本当に有難うございました。