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テーマ:小学生ママの日記(28691)
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今日は緊急の母の集まりに午後行って来ました。
終了式を残して夏休みももう間近というのに・・ 家は下の子の入院通院でなんとなく、 小学校は一歩ひいて子供が話すことしか聞いていなかったら、 なんだか大変なことになっていた。 長崎の事件の後、図工の時間に男の子さん2人が 図工につかうカッターナイフでちゃんばらをして、 校長先生にお目玉をくらった という話は上の子がちらっとしていて、 まあこの時期だけに学校側もピリピリしているなー ぐらいにしかその時思わなかった。 その男の子さんは普段から私から見ればやんちゃ坊主。 律儀な上の子から見れば「班長の言うことを聞かないし、 決まりを守らないどうしようもないけど面白い男の子」。 でも先生やお母様にとってはもっと厳しい目を持って見られていたらしい。 そしていつもちょっかいを出される女の子さんもいて、 その女の子さんにとってはそれがとても辛いことだったようだ。 2週間くらいお休みをされていて、 かぜかと思っていたら、どうやらカッターナイフのちゃんばらついでにその女の子さんにおどすようなそぶりを見せてしまったらしい。 それでその男の子さんは1週間校長室で一人勉強&反省文。 そしてその女の子さんか別のお母様(ここのところが今日5分遅刻したので定かでないのです。) ネットで男の子さんの批判文を流した模様。 で母親間でメールのやり取りの中、中傷誹謗が流れたらしい。 先生もかなり以前から注意するというよりは、 目をつけていたといった様子。 そんな事をお母さん同士の話から聞こえてきた。 確かに悪いことの芽を事前につぶすのも良いかもしれないけれど、うーんと思ってしまった。 学校側には確かにニュースを見ていると、かなり重い責任を問われる傾向がある。 果たしてそこまで学校に求めるものなのか。 子供と向き合う親の対応を考えなければいけないのでは、 と思わざるをえないのです。 そして子供のいざこざを子供の様子を見ながら、 方向修正してあげることが大事。 大人が子供を否定してしまうと逃げ場がなくなってしまう。 担任の先生と教頭先生から昨日子供にも 大体の話をしたようだけれど、 はっきり言って上の子はピンと来ていなかった様子。 他のお母様方からも、テレビのニュースを見ていないか、 詳しく説明していない家庭のお子さんは一様に母親に 何か話していったけど、なんのこと? 位にしかとらえていなかったらしい。 逆に深刻に受け止められた家庭のお子さんほど、 その男の子さんを責める立場になっていたようだ。 とするとこの10歳という年齢でそこまで社会の問題を真剣に取り上げ、説明することが必要かと思ってしまう。 そしてまた、大人の対応が即座に子供の態度に反映されてしまうからこそ、親は子供から試され、学ばせてもらっているということを肝に銘じておかないといけないのではなかろうか。 まだまだ親や先生が絶対だし友達を真似る年代。 そして自分の世界と価値観しか分からない年代でもある。 周りの子供達で過剰反応を引き起こさないかと心配になる会であった。 ちかごろようやっとアダルトチルドレンなど心の病が日の目を見るようになってきたけれど、 まだまだきびしいしつけと管理が犯罪を防ぐと思われているのだろうか。 いやアリス・ミラーになどによればADやきびしいしつけしか知らない親は連鎖してゆく。 どこかで止めないと、親が愛情のなんたるかを今一度勉強しなおさないと親の価値観でしか育っていない子供は同じことを繰り返して行く。 他の価値観を知らない、体験していないから。 子供を怒らないのではなくて怒りたくなる自分を過去にまで遡って見つめなおし、目の前の子供に自分なら何をして欲しかったのか思い起こす努力をしなければ自分の受けた傷はまた子供が繰り返し体験してゆくのである。 自分の持っている価値観ははたして本当に子供に伝えてゆきたいものであろうか。 自分のエゴとプライドだけで物事を判断していないだろうか。 それこそが子供に教えられ、学んで行くことだと思っている。 問題なのは今まで子供を怒ってしまった自分を責めて立ち止まること。 失敗したら次に何をするか気がつくことが大事ではないでしょうか。 答えは周りにあるのではなくて、自分がすでに持っているものだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年07月17日 00時46分08秒
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