春夏秋冬ﾗﾝﾗﾝﾗﾝ

先月のある朝。
起きて玄関横に居るワンコが居ない。
盗まれたのか？逃げたのか？
リードが付いたままのようだ。
慌てて車で散歩コースを回る。
じっとしていられなくて近辺を探した。
ああ・・・おかしいなあ。リードを外して盗むか？
人なつこいけど初対面の人には吠えるのになあ。
最近、新聞屋さんの担当が代わったからアイツか？
あれこれ考えるだけで解決しない。
食事をする気にもなれず、ため息ばかり・・・

リーーン・リーーン・と電話が。
「はい。。。え？犬？何処？動けない？行きます！」
車で、その場所へ。
リードが付いていたので、引っかかって動けなくなっていたようだ。
汚れまみれになってうずくまっていた。
「少し怪我をしてるみたいですよ」と知らされ、お礼を言って家に。
病院に行くにも、余りにも汚いので洗い流して。
病院へ行き受付で自分の名前と犬の名前を書く。
診察の順番がきて呼ばれ中へ。先生は若くて優しそうだった。
デジカメを持ってきた。
何？私の写真？｢リリーさんの写真を。カルテを作りますから」
「ああ、リリーのね」当たり前か。ハハハ
先生が診察して「この傷が痛いくらいですね。骨折もしてないでしょう」
大した怪我でもないらしい。
注射を一本打ち、「薬を出しますから」と言われホッと一安心。

待合室で色んなパンフレットを見ていると
ペット保険に加入しませんか？
これが、まーー、高い！ふぇーーーー・・・
安心の治療と葬儀を。だって。
ペットも人間も扱いが一緒だ。そうだなあ。
呼ばれて受付へ。
「会計が５０００円と、お薬とこちらは診察券です」
うわ！高いなあ。保険がきかないもんなあ。なんて心で思いながら
飼い主の責任だもの。
診察券には、先ほど撮った写真が貼られていた。
おお！可愛いじゃん！と飼い主バカ発揮。

さすがにリリーも疲れたのか眠っていた。

次の日。傷は少し痛むようでしたが元気いっぱい。
動物って生命力が強いんだね。

あのまま、リリーが帰ってこなかったら、今頃・・・・
笑顔でリリーと散歩出来る喜びをかみしめてる。

しかし！動物病院は高い！