桧山 良秀「クラシックの愉しみ」裏話

2010/02/14(日)00:46

夢と現実

俊輔が帰ってくるらしい。今の日本選手の中でもトップクラスの俊輔にして、スペインリーグでは通用しなかったという結果だ。皆、薄々解ってはいたと思うが、事実が現実だ。年齢や体力のピーク前だったらどうだったろう?とは思うが、それでも彼がイタリアでも通用しなかったことを考えると、やはり日本と世界のサッカーとの距離を感じないわけには行かない。 まして先日の香港戦など観るにつけ、岡田監督は何をもってして、ワールドカップベストフォーと唱えているのか、理解に苦しむ。目標を高く掲げるのは結構だが、自らの監督としての力量を初め、あまりにも現状把握が出来ていないのではなかろうか。アジア予選2位通過がやっとだった現実を、我々は思い起こさなくてはなるまい。今の代表、日本の実力からすれば、本戦の予選トーナメントで、1勝出来るかどうかが精一杯のはず。客観的には、刀折れ矢尽きて帰国する俊輔の労をねぎらい、国内で最善の調整をさせて、本番に100パーセントの状態で臨めるようにして貰いたい。そのためには、どのチームが最適なのだろう?私見だが、代表のFWとして不可欠と思われる、平山のいるFC東京あたりに入って、残りの数ヶ月で平山を使い物になるようにして欲しいと思うが。

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