暖かな午下がり
暑さ寒さも彼岸まで。お水取りが終わるまではまた寒さがぶり返す日があるのが普通だけど、なんだかこのまま春になりそうな、そんな暖かさ。庭を見下ろしながらの珈琲タイム。そして贅沢といえば贅沢な戸外を一周見渡す。それにしても山を越えてあっちこっち行ったり来たりの生活は疲れるもんだ。昨夜はとうとう背中の例のところが夢で痛みだして何回も痛さに飛び起きた。私のエネルギーはちょっと人が呆れ果てるくらい凄いもんだが、人間の体だからどこかで限界が来る。今日は一服。そうそう、今朝になって久しぶりにSちゃんのお父さんの店に行こうと思いついてS大前まで行ったらそこに、足をすぼめて自転車をこぐ、やけに縦に長細いのがいる。あれ~、あの自転車はまるでママチャリではないか、あんなのついてたかな?しかし、あの趣味の悪い服はやっぱりプラトン君ではないか。私が通ったあとをプラトン君が横切る。あの頃はよく亀岡に行ったし、明るい日差しの中、鍬も持った。はるかな日の思い出だね。それに、プラトンみたいなのはどこかにいるような気もするけれど、今時の若者に、ソクラテスのようなのを見つけようと思うと多分大変だ。時は過ぎ去る。来月初めまでこの天気が続いてくれたらいのだけど。。。早くしないと去年の暮に買った梨の木が枯れそうだ。