奈良の常識?
奈良を走っているとびっくりすることがよくある。制限速度を十分上回っているというのに、それを更に追い抜く車の多いこと。見れば大抵軽四。そして大体が女性。車が少ないからか、一車線でも道幅にゆとりがあるからか。ピューっと一瞬で追い抜く。スポーツカーにでも乗ってる気分なんだろうかとか、奈良人の特徴なのかしらんとかよく思う。交通量のわりにはスポーツカーや外車は随分多いが、そういう目立つ車は結構マナーがよい。時にゆったりすぎるくらいゆったりのアメ車なんかが隣にいると、早く通り過ぎて欲しいと思ったりするくらいゆったり走ってるものも多い。こちらは多くの人に見てもらいたくてゆっくり走ってるのかとも思う。ところで一番びっくっりするのは右折したい人がフラッシュしてくることである。大阪に限らないだろうが、右折したいのになかなか右折できない車を見た時、親切心からか、渋滞を助ける為にか、まっすぐ走っている人がフラッシュして先に右折させてあげる、これが大阪の常識である。が、奈良は違う。走ってるといきなり眩しくライトに照らされる時があるので、なんだろうと思っていると、自分が先に右折するという合図をして突っ走ってくるのだと知った。知ってみればなんと、そういう車は結構多い、奈良の?日本の?常識かと思うほどである。右折レーンがある所でも、渋滞していない所でも、頻繁にそういうことがあるのである。世間では「お先にどうぞ」のはずが、ここでは先に行かせろ」なのだから、最初はうっかりしていれば衝突しかねなかった。今日も斑鳩でバスが先に行かせろとライトを点けた。これはバスだからま優先させてあげたらいいとは思うが、バスだからこそ、あまり慌てないほうがいいかもとも思う。せまい日本。そんなに急いでどこへ行く。奈良は古都である。中心部からほんの少し行けば緑の多く残る田園地帯である。ゆったりゆたゆたが似合うような気がするのだが。。。。。