2015/06/04(木)12:58
ひとつひとつ
明日は 午後1時から私のお茶のお稽古、
そして夕方4時からは娘のお稽古です。
お茶を習い始めましてから
娘も私もお茶碗や香合、和菓子などに目がいくようになりました。
お茶碗は 野点用の桜のお茶碗を新たにひとつ購入致しました。
ふっくらとした愛らしいお茶碗です。
季節をあらわすお茶碗を
これからも少しずつ揃えていけたら嬉しいなと思います。
玄関に香合を置いたら素敵かな・・と思い
今、探している途中でもあります。
丁度今の季節でしたら花菖蒲、藤、竹を思わせるものが佳いと思うのですが
なかなか見つけることができません。
例えば夫と娘がこれから学校だ!というときに 玄関先で香合を目にし
何となく気持ちがほっとするといいますか、和やかな気持ちになれたらいいなと思うのです。
・・・お干菓子って素敵だとお思いになりませんか?
今もこうしてパソコンに向かう私の傍らには
青楓のお干菓子が♪
和菓子屋さんに行きますと 娘はまずお干菓子のコーナーに突進するのですね。
(彼女もお干菓子が大好きなのです。)
そしてとろけるような笑顔で「やっぱりええなぁ・・・」と(笑)。
そんな娘のもうひとつのお気に入りは「蓋置」です。
そう、お点前をするとき、釜の蓋を預けるものですね。
娘がネットを検索しておりまして
一目で気に入ったものがガラス製の蓋置だったのです。
緑のガラスで出来ていまして、表面には涼しげな鉄線の絵が。
そして私はその素敵な写真に驚きますとともに
その価格にも驚いたわけです(笑)。
いえ、驚くとは申しましても万単位のものではなく
それでも、11歳の女の子が購入しますにはやはり高額であると。
それで、彼女と約束を致しました。
今日からおうちのお手伝いをたくさんすること。
そして、ひとつのお手伝いをするごとに10円のお給料が支給されるというものです。
1日ひとつのお手伝いをすると仮定しまして
・・・そうしますと彼女が目出度くその蓋置を購入できるようになりますまで
何と2年半の月日が必要となるわけです。
何の努力をすること無しに手に入れるものではない、との義父の教えを守り
彼女にとりましては最長2年半という、誠に気の遠くなる思いではあるでしょうけれど
娘には最後までがんばり通してほしいと思います。
私も、和室にて炉を切りたいな・・・と思っておりまして
その費用を捻出すべく努力致しております。
毎月の新聞集金の仕事を一体何年(!)続ければ叶うのか それは分かりませんけれど
私も娘とともにがんばっていきたいと思います。
みいちゃん、2人で頑張ろうね。
そしてこのお茶の世界で
ひとつひとつの階段を一緒にのぼっていこうね。