ひよきちわーるど

2015/02/26(木)07:41

誰かのために

I love family(132)

このたびの検査続きの日々。 改めて気付いた多くのこと。 自分が入院手術になるかも知れないとなったとき 確かに怖いという気持ちもあったのだけれど それ以上に、パパと娘のことが心配だった。 しんどい検査の続く中でも 今のうちに私がどんな準備をすれば一番、家族に迷惑をかけずにすむか、 運転する車の中で、家事をする中で そのことばかりを考えていた。 人間は・・・自分のためだけではなく 誰か他の人のために生きるとき 最も力を発揮するのではないか、と。 最も充実した生き方が出来るのではないかと。 40代も過ぎる頃ともなれば 自分がしたいこと、やってみたいこと・・・ そんなことに時間とエネルギーをかけるよりも もっと、(上手く言えないけれど)やるべき事はあるのだと思う。 今日は、娘の通う高校のPTA総会。 このたびも役員を仰せつかり (3年間ずっとだ) おまけに超多忙と言われる広報部になってしまった。 ただでさえ体調不良、慢性の腹痛を抱え いつ入院となるか分からぬ身なのに もっと時間的、体力的に余裕のある人がいるのではないかと そう思うときもあるのだけれど それに(ちょっと愚痴をこぼしてもよろしい?) 今年から最低でも6年間の、民生委員としての仕事。 巣立っていない子どもを抱え、介護の必要な親をも抱え ここに移ってきてさほど時間も経たぬ新参者が何故に民生を? 毎日毎日道端にて井戸端会議をなさっている方々が たくさんいらっしゃるではないか。 皆さん、お子さまも巣立ち、介護するべき親御もおられず 私などよりも遙かに体力も時間も、そして経験もある。 何より、この土地に何十年も住んでいらっしゃる。 ・・・本当に、本当に、何だかなあ・・・と 思う日がないでもない。 これが、正直な気持ちでもある。 でも、それでも、心のどこか 頑張ろうという自分もいる。 自分自身、楽しみを追うだけの人生など 何と淋しいものだろう。 この世を去るときに おそらくは 悔いが残る。 この世で、何十年という時間を頂いたというのに 私はその大切な時間を自分のためだけに使ったのかと おそらくは・・虚しさでいっぱいになるだろう。 これからも、この楽天の空間で 愚痴をこぼすことと思う(笑)。 時には怒るかもしれない。 でも、上手く言えないけれど 自分のいのちの底の部分では 誰か他の人のために生きる、そんな人間になっていたいと思う。  

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る