ハイチ
■支援物資市民に届かず、多数の遺体…ハイチ地震マグニチュード(M)7・0の地震に襲われたハイチでは、発生から3日たった15日、各国救援隊の活動がようやく本格化した。 ただ、支援物資は大半の市民に届かず、多数の遺体も放置され、救援活動は難航している。 AP通信によると、食料や医薬品を積み、首都ポルトープランスの空港に到着した米仏中など各国の救援機は14日までに約60機に上った。ハイチのプレバル大統領は空港に滞在し、救援受け入れなどの指揮を執っているという。ロイター通信によると、約30か国がハイチ支援を表明した。管制塔が損壊した空港も米軍管理下で再開した。 ただ、道路の寸断などで支援物資の輸送が滞り、空港内は大混雑している模様で、荷をさばけずに、約2時間にわたって上空を旋回する救援機も見られた。同通信は15日、米タイム誌カメラマンの話として、首都の少なくとも2か所で山積みになった遺体で道路が封鎖されていると伝えた。30度近い暑さの中、街では腐臭がたちこめている。 AFP通信によると、国連人道問題調整事務所(OCHA)は15日、今回の地震で首都を中心に約1割の住宅が倒壊し、約30万人が家を失ったとの推計を明らかにした。 (読売新聞記事より抜粋)【YuTube画像】一刻の早い復旧を願っています。地震大国である日本も、日頃の備えが大切なのでは・・・地震発生時の行動や非難場所の確認、防災用非常設備等の準備を見直しましょう。ハイチ共和国って、どんな国?