2008/05/27(火)13:34
見ると体験は、大違いでした。
父が大腿骨を折って、手術して、リハビリ病院
にお世話になってる今の状態に至るまでは、
同じ境遇の方たちの話を聞いても、人ごとで
よそごとでした。
それが、実際、大切な家族の一員が同じように
なると、ぜんぜん自分たちの想いがこうも変わる
のかと自分自身であきれます。
以前は、ご老人を○○施設に預けておられるんだ
ってと聞くと、なんと冷たい家族だろうと批判的
な目で見ていました。
でも現在、90歳の父を介護していくのに、見るのと
聞くのとは大違いでした。2週間ほどまえに風邪
をひき熱が2~3日続き、それから、やっと歩いて
たのが、もう車椅子を使わないと動けなくなって
しまいました。
よく大宰府から見舞いに訪れてくれる姉も「歩く
こともできない父を家で見るのは無理よ、共倒れ
するよ」と言ってくれました。
でも共倒れするまでやってみないとわからないと
考えながら、いろんな人たちに尋ねますと、
無理しても、無理よ。それよりも専門家にお願いした
方がお父さんも幸せだと思うよ、とアドバイスして
くれます。
大分悩みました。結果、主人に判断はゆだねました。
やはり無理だろうということで、施設にお預けする
ことにしました。
父は要支援2ですが、体は大分おぼつかなくなって
います。でも頭はしっかりしていて、そういう人は
介護○○になることは、ないそうです。
あと10日あまりで家に帰れると楽しみにしていた父
ですが、有料施設に行くことを姉から聞き、ちょっと
さびしそうでした。つれてこれるときは、なるべく
休日は、家に帰ってきてもらおうと主人が言ってました。
もちろん私も賛成です。できる限りの親孝行をさせて
いただきたいと思っています。
美味しい椎茸食べましょう