HIRO.F's Scrawl

2009/08/01(土)07:55

弔辞水谷豊、カオリちゃんとの出会いは宝物

Music(536)

弔辞水谷豊、カオリちゃんとの出会いは宝物 28日にがんで亡くなった歌手、川村カオリさん(享年38)の埋葬式(ロシア正教会の葬儀・告別式)が7月31日、東京・お茶の水のニコライ堂で営まれた。弔辞を読んだ俳優、水谷豊(57)は「カオリちゃんと出会ったことが宝物。みんな、カオリちゃんを愛してます」と優しく語りかけ、女優の黒柳徹子(75)ら約500人の弔問客の涙を誘った。  国の重要文化財に指定されている教会に、優しい語り口が静かに響いた。棺に納まった川村さんの顔をそっと見つめ、弔辞を読み上げたのは水谷だった。  「僕は冷静に受け止めようとしてきました。そして、できる限り、君の笑顔だけを浮かべようとしていました。でも、時間が過ぎるにつれて、何かがこみ上げてきます」  親族と友人以外は会場に入れなかったが、川村さんの所属事務所が弔辞のコメントを発表。水谷はたまにメモ用紙に目を落とすだけで、ほぼアドリブで話したという。  関係者によると、川村さんと水谷は約3年前からの付き合い。川村さんががん再発と転移を公表した昨年、水谷は11月6日に「励ます会」を開くなど支援。メールのやりとりも繰り返していた。  心強い励ましに奮い立ち、川村さんは満身創痍の身ながら5月5日に東京・渋谷C.C.Lemonホール公演を成功させた。水谷は弔辞で「あれは奇跡。カオリちゃんに神様からのご褒美だったと思います」と称えた。  最後の別れを惜しんだのは、今年3月にテレビ朝日系「徹子の部屋」で初対面した黒柳も同じ。「(棺での)お顔がびっくりするくらいキレイでした」としんみり。川村さんの一人娘、るちあちゃん(7)とともに親交を深めており、「最後の方までメールをもらっていました。『頑張れ(黒柳の愛称の)トットちゃん』と(逆に)励ましてくれました。3人で世界一のピザ屋さんを探しに行こうと約束していたのに」と振り返った。  正午から2時間弱にわたって営まれた埋葬式。るちあちゃが棺の扉を閉め、遺体は町屋斎場で荼毘に付された。「カオリちゃんと出会ったことは宝物です。本当の宝物は光を失うことはありません」。水谷が弔辞で伝えた言葉が、参列者の思いを代弁した。

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