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テーマ:タイガース党(8213)
カテゴリ:阪神2010
阪神、打線爆発!22安打13点で大勝
阪神は打線がつながり22安打13点の猛攻で横浜に大勝。ブラゼルが2試合連続となる39号ソロを放つなど4安打3打点の活躍。3連勝で首位をがっちりキープした。 30日ぶりの甲子園。『おかえり』と聖地に漂う温かな雰囲気が心地いい。夏休みも最後の日。まずは、ブラゼルが最高の思い出をちびっ子に届けた。 二回だ。先頭で打席に入ると、カウント1-1からの低めのカーブを強振。浜風を切り裂き右翼席に突き刺した一発は、2戦連発となる39号ソロ。29日のヤクルト戦(神宮)での一発は最終打席で飛び出した。試合またぎの“2打席連発”で先制点をもぎとった。 「しっかり打てたけど、当たりはあまりよくなかったし、風もあるからね。よく届いてくれました」 胸をなで下ろしたB砲。横浜戦には、めっぽう強い。この日の試合前まで60打数22安打、10本塁打、打率・367を誇っていた。 久々に戻ってきたホーム。試合前のミーティングでは、和田打撃コーチが「地の利を生かそう」と選手を鼓舞。使い慣れた施設、決まったルーティーンもこなせる。そして、何より大声援の後押しがある。『利』は、やはり大きい。 勢いは増していく。三回一死一、二塁から新井が右前適時打で追加点。さらに一死一、三塁から、またもブラゼル。初球の真っすぐをとらえ右前適時打で差を広げると、城島も二死一、二塁から左翼線へ適時二塁打。3本のタイムリーで3点を追加した。 さらに、四回。マートン、平野、鳥谷、新井、ブラゼルが5連打。鳥谷は六回にも中前打を放ち8月、43本目の安打。赤星氏の持つ月間最多安打の球団記録(42安打)を更新した。 阪神打線は最後まで止まることなく22安打13点の猛攻。2位巨人がヤクルトに敗れたため、ゲーム差を「1」に広げた。 ブラ弾のろし!猛虎祭や22安打13点や 新ダイナマイト打線が猛爆凱旋や!! 阪神はリーグ初の2戦連続20安打以上で大勝。クレイグ・ブラゼル内野手(30)が先制の39号ソロを含む4安打3打点と大暴れ。3連勝で、2位巨人と1ゲーム差とした。3日にも優勝マジック「22」が点灯。史上最強打線で、このまま一気に首位固めや!! どうや!! これでもか!! 30日ぶりの甲子園で、怒涛の快音が鳴り止まない。新ダイナマイト打線が球史の扉を豪快に突き破る。打てや、騒げの猛虎祭。新井、鳥谷と並んだお立ち台で、ブラゼルが胸を張る。今季最多22安打で13得点の主役は、頼れる助っ人砲だ。 「最高の気分。いい形で打てているから、シーズン最後までずっと続けて、プレーオフに集中したい。本塁打キングを取りたい気持ちはもちろんあるけど、それよりも優勝を大事に思っているよ」 待ちに待った虎党に、破壊力を増して凱旋した猛虎打線を見せつけた。まずは二回。先発・清水のカーブをすくい上げた。「一回に鳥谷の大飛球がアウトになっていたから、アウトかな」と思った打球が、右翼席で弾んだ。強烈な浜風に抗い、2戦連発となる先制の39号ソロ。本塁打を競う巨人・ラミレスと3本差とし、2戦連続の猛打爆発を呼んだ。 三回にも右前適時打し、四回には5者連続安打を締める中前適時打。主軸3人で10打点を挙げる活躍を見せると、トドメは六回だ。チーム20本目のヒットを右前へ。リーグ初となる2試合連続20安打以上を決めた一打で、今季3度目の1試合4安打をマーク。打率も、8月19日の横浜戦(横浜)以来となる3割(・301)に戻した。 「(連続20安打以上は)監督や、打撃コーチの指導の成果だと思うし、打線がチームの勝利に貢献した結果」 厳しい残暑に、激しい首位争い。心と体をすり減らす毎日で、愛する家族が支えだ。休養日だった8月23日には、1人息子のトロット君の、3日早い1歳の誕生日会を開いた。試合に負けても、寝顔を見れば「頑張ろう」とリセット。プレゼントに子供が乗れるおもちゃの車を購入した。 球団スタッフからも、『トロット』と刻まれたスタンプをプレゼントされ、「毎日そこら中にペタペタ押しているよ。お気に入りみたい」。心を癒し、力をくれる家族を励みに、パパは“仕事場”で全力を尽くす。 「これからは甲子園も多くなるし、チームに勢いがついてくる。タイガースの試合ができると思います。とにかく1戦1戦。相手のこと(巨人、中日)も少し意識しながら、戦っていきたいと思います」 最短で3日に優勝マジック「22」が点灯。真弓監督が初めて『優勝争い』を意識すれば、B砲もVの誓いだ。 「みなさんのサポートに支えられながら、優勝トロフィーを持ち帰りたい」。歓喜の秋へ、歴史的快勝も通過点。ブラゼルの驚異のパワーが、頂点への架け橋だ。 虎ダイナマイト兄弟弾!新井、猛打賞や! 今度はカヤの“ど真ん中”だ。2戦連続の20安打超えに貢献した。8月29日のヤクルト戦(神宮)で無安打だった新井が、ダメ押しの17号2ランを含む3安打4打点の大暴れ。計10打点をあげたクリーンアップの中で、4番が存在感をタップリ示した。 「しっかりした仕事ができてよかった。3人で10打点? すごいですね」 6点リードの六回。アニキの一発から幕を開けた6点の猛攻を“弟分”が締めた。4点を追加し、なお二死一塁。5番手・小林太のチェンジアップを弾き返し、左翼席へと突き刺した。 AK神話を継続させるアーチだった。金本&新井のアベック弾は、8月15日のヤクルト戦(京セラD)以来、今季3度目。新井が阪神に入団してからの3年間で6度記録し、無敗を誇る。最強コンビの競演は、やはりチームに勢いをつける。 「甲子園で打つホームランは嬉しいです。ほんとに」 30日ぶりに戻ってきた聖地。試合前のミーティングでは、和田打撃コーチが「地の利を生かそう」と選手をゲキ。移動なし、使い慣れた施設、決まったルーティーンもこなせる。そして、何より大声援の後押しが選手を乗せる。それに、応えることができたとき、喜びは倍増する。 29日のヤクルト戦(神宮)でも打線は20安打と爆発。だがその陰で、4番に座った男は、先発野手の中で唯一無安打に終わった。見事にリベンジを果たし、打線の好調の要因を聞かれると、「みんなでカバーしている感じですね」と、助け合いを強調。三回には右前適時打。四回には中前適時打を放ち、打点も「90」に乗せた。 「残り30戦、優勝目指して全力で頑張ります。夏休みが終わるので、阪神ファンのチビっ子は2学期も頑張って下さい」 鳥谷、ブラゼルに挟まれたお立ち台の真ん中、新井が爆笑で締めた。やはり4番は“中心”がよく似合う。 “飛ぶ鳥勢いや”虎球団新の月間43安打 “赤星超え”だ! 阪神・鳥谷敬内野手(29)が横浜戦で、4打数2安打3打点の活躍。8月の月間安打数を「43」とし、2005年4月に赤星憲広氏(34)=現野球評論家=がマークした球団記録「42」を塗り替えた。聖地帰還で快挙達成。“虎の勲章”を身につけた背番号1が、Vへとけん引する。 勝利への1球、1打が歴史の紐を解いた。鳥谷が、球団新記録となる月間43安打を達成した。猛打爆発の核を担う3番打者は、主砲が並ぶお立ち台で笑みをこぼした。 「1本1本の積み重ねが、43本という結果につながってよかった」 30日ぶりの甲子園で、8-1と突き放した六回。なおも二死二、三塁から2球目の変化球をミートした。中堅へはじき返したライナーは、ダメ押しの2点適時打。この瞬間、前の打席で並んだ赤星憲広氏の42本を塗り替えた。四回無死一、二塁で、初球を中前適時打。2安打3打点だ。「今まで通り、積極的にいこう、というのが結果につながった」。この日の2本はいずれも最初のストライク。果敢な打撃で歴史に名を刻んだ。 「悪いときに辛抱しぬいて、変えずにキャンプからやったことを継続したのがよかったと思う」 シーズン序盤は故障も重なって不調。3番を外れたこともあったが、自分を信じ続けた。交流戦直後には、若干だが足の上げ方を変えることも。だが、それも、打撃を変えたわけではない。試合になれば、相手投手や球種によって変化する右足の動き。「自然にです。昔からそう」。体中にしみこんだ感覚と、地道な毎日だけが支える。和田打撃コーチも「トリの打撃は、この1年とかではなく入団から少しずつ積み重ねてきたもの。簡単には崩れはしない」と信頼して見守る。 打率も・302と大台に乗った。自主トレをともにするロッテ・井口からも「そろそろ3割打てよ」と尻を叩かれる。入団以来、目標にしながら達成できない壁。終盤にペースダウンしやすかったが、昨年は後半に・288まで上昇させた。進化は今年も同じ。8月は102打数43安打、・422。7月末に・268だった数字をじりじりと上げた。 「記録はシーズンが終わってみて振り返るけど、まだまだ試合はある。いい状態を続けて残り30試合に臨みたい」。偉業にも足が止まることはない。鳥谷の一日一日が、目標への道と勝利をつないでいく。 赤星超えた!虎・鳥谷が月間安打の球団新 8月1日以来の本拠地・甲子園。涼しい夜風とは対照的に、球場はヒートアップし続けた。阪神が今季チーム最多となる22安打で13得点。首位を守った真弓監督は「甲子園に帰ってきて地に足をつけて試合ができた」と手応えを口にした。 3試合連続で15安打以上と好調を維持する打線で記録も生まれた。鳥谷がこの日2安打で8月計43安打。2005年4月に赤星がつくった月間の球団記録を更新した。 四回無死一、二塁で初球をミートして中前適時打。3試合連続の打点を挙げ、まずは赤星の記録に並ぶ。五回の第4打席は中飛。六回は2死二、三塁で第5打席が回ってくる。 「(記録は)忘れていた」という背番号1は再び甘い初球をたたいて中前に運び、2点適時打。「積み重ねが結果につながったと思う」。打率3割をキープし、打点は自己最多を更新中と絶好調の男に当然のように結果が付いてきた。 2試合連続20安打以上で、2試合の合計42も球団最多。先発の野手全員が安打を放った試合で、お立ち台に上った選手会長はクールな表情を崩さず「大事な試合は続く。今まで通り一試合一試合を大切にしたい」。迷いのないひと言が頼もしかった。 新井(六回に2ラン) 「甲子園で打つホームランはうれしい。みんながよく打っているのが結果につながっている」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 1, 2010 09:29:59 PM
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